こんばんは。
ビジネス系のブログなのですが、面白いな〜と思ったのでご紹介します。

詳しくはリンク先をお読みいただければと思いますが、

もとのお話からは微妙にニュアンスがずれるのですが、Web上のミームとしての「ごん、お前だったのか」は、「縁の下の力持ちが人知れずやってくれていた仕事が、その人がいなくった為に回らなくなる」「結果、その人の大事さにみんなが気付く(けれど後の祭り)」という意味合いで使われることがしばしばあります。

〜中略〜

この筋立て、社会人を中心に刺さる人が多いためなのか、なろうみたいなWeb小説でも一時期大流行していました。

していました、というか、現在でも一大勢力を保っていまして、例えば「もう遅い」のタグで検索すると物凄い量の作品が出てきます。(参照:「小説家になろう」検索)

つまり、「組織内で、誰にも気付かれていなかったけれど、実は大事な仕事をしていた主人公を追放してしまう」「それを後悔して呼び戻そうとするけれどもう遅い」「主人公はその組織を出て大活躍」みたいなテンプレートですね。

ライトノベルをほとんど読んだことないですが、「〜と思ってももう遅い」というフレーズが流行っているらしいというのは知っていました。

うんうん、気持ちはわかる!
組織にいた若い頃はそう思ってたな〜。
ぶっちゃけクビになったふたつめの会社のときまではそう思ってました。
明らかに辞めた方がいい状況なのに「今辞めたら、他の子達に迷惑かかる」「こんなに毎日残業で仕事抱えてるのに、ひとりでもいなくなったらこの部署どうなっちゃうの?」。

あれから25年、その部署も会社もなくなってないですね。
私が辞めた年に、7人いたうち6人も辞めたのだけど、なくなってないです。すごいよね。笑
体壊したりさんざんだったけど、もっと早くに辞めてもよかった。

時代が変わってもこんなご相談はやまほどありますが、居続けると拗らせちゃう人もいます。

こんなにがんばっているのに認めてもらえない。

辞めてしまいたい。

辞めたら、私のありがたみがわかるはず。

こんな感じですね。

しかし上に書いたように、そうそう組織は潰れたりしないし、ブラックなところほど人を人とも思ってないから、次の犠牲者を探すだけなのです。

上の記事はマネジメントについての記事なので、こんなことも書かれています。

ただ。飽くまで個人の観測の範囲内では、という話なのですが、マネージャーや経営者など、偉い人たちが「ごん、お前だったのか」となっている場面を見ません。マジで見かけません。

これは私もそう思います。
上に書いた私の体験談も後日談があり、詳しくは書けませんが、何年も経ってから人づてに「ああ、全然ダメージ受けてなかったんだな」というエピソードを聞きました。
私も当時の同僚たちも「もう遅い」って言わせたくて辞めたわけではありませんが、ダメージの受けてなさ加減に驚いたものです。(あ、私は辞めさせられたんだったw)

また健全な組織であれば、このブログに書かれているように、マネジメント不備として処理されて当たり前。
拗らせる前に冷静に主張なり交渉なりをしたほうがいいし、通じなければ早めに辞めるべきということになります。

実際はそんなにビジネスライクに進まないこともあるかと思いますが、周りの人の気持ちを想像しすぎて拗らせてしまってる人もわりと多いです。
タロットで見るとそんなに周りに悪く思われてないのに、「評価されてない」って思い込んでたりとか。

「辞めたら、私のありがたみがわかるはず。」というのも割と聞くけど、ありがたかったって思ったかどうかは確認のとりようがないですよね。

おすすめは

こんなにがんばっているのに認めてもらえない。

辞めてしまいたい。

辞めてもいいと思ったなら、ダメ元で要望をがっつりぶつけてみる。

というルートでしょうか。
要望を受け入れられても続けられないというなら、さすがにそれは辞めどきかなと思います。
こんなご時世なので勢いで辞めずに、ご自身の将来ややりたいことなどをしっかり見据えた転職活動をした上で、辞表を出しましょう。
もうすぐおさらばする環境に復讐するより、これからの自分のことを考えた方が楽しいし、有意義です。
もっと自己中でいきましょ!と思います。
マネジメントは上司さんなり、他の人の仕事なんです。

私自身、交渉は大の苦手で、そんなんなら辞めちゃうってなりがちなので、面倒さはよくわかります。
どんなふうに交渉するかはそれこそ占いを使ってください。
一緒に作戦を練りましょう。

Image by artoxana from Pixabay

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