先日の記事に書いたとおり、今月は鳳閣星大運の鳳閣星の年の鳳閣星の月を過ごしています。こんばんは!
ぜんぜん働く気が起きねぇ!ってことで、ここ数ヶ月漫画ばっかり読んでいます。やばい。
最初はお休み中だから。とか言い訳していましたが、そろそろ社会復帰しないとやばい。
せっかくなのでブログを書いて、仕事のふりをしようと思います。これで漫画代も経費で落ちるはず!

最初はジャンル問わず無料お試しを読んでいて、そのうちに学園ラブコメをファンタジーとして読み漁りました。
学園ラブコメって私が学生の頃からファンタジーと思っていたけど、今もなおファンタジーだよね。どこから出てきた世界観なんだろうね、あれは。いや、現実逃避には良かったのですが。

そのうちティーンズラブ(TL)に走り(TLとは18禁まではいかないけどがっつりエロ描写がある男女ものの恋愛ジャンルのことみたいです)、せっかく(?)だから研究のためにBLも結構読みました。
読んでわかったのは自分は「ジャンル」にはハマれないんだなってことですかね。

以前、まつい先生が「蟹は悪食。まるっと飲み込んで消化できないものはぺっと吐き出す」みたいなことをおっしゃったのですが、牡羊もたいがい悪食ですわ。胸焼けするほど雑食であると自覚しました。絨毯爆撃かよっていうような読み方しました。つまりお試し読みできそうなのは片っ端から読みました。

TLにせよBLにせよ個別で好きな作品には出会えたのですが、ジャンルごと好きって感じでもないな〜と。
ジャンルが好きってやっぱり山羊蟹の世界ですかね?箱推しみたいな感じ?

エロ描写がきついTLやBLを読んでて好きな作品とそうでないものの差ってどこからくるんだろうか?と考えてみたけど、いわゆる「性癖にささるかどうか」ですよね。
ささらなくても楽しい作品はたくさんあるのですが、そういう作品はキャラに惚れると言うよりストーリーのほうを好ましく感じてたり。
エロ描写がきついほど「性癖に刺さらない」作品はぜんぜん面白くないのがわかったのは、面白かったです。
ややこしい書き方。笑

性癖とは何かって話になりますが、西洋占星術ならまず火星で、金星、リリスあたりも影響するでしょうか?
BLはぜんぜん興味ないな〜とか思ってたんですが、好きな作品にめぐりあったときに、それが結構えぐみのあるやつで「こんなのが好きなんだ私」とショックを受けるとともに、
「これ自分の火星と金星だわ…。自分の火星も金星もえぐくって、どちらかのキャラに自分をうっかり投影して自分で受け止めたくないわ。初めて壁になって見守りたいって気持ちわかったわ!」
ってなりました。ヘレンケラーのウォーター!みたいな感じになりましたよ。何書いてんだ私は。
(余談:リリスはどうなのかというと、私は火星・リリス合なので区別つきません。ごめん)

ここからいろんな物語のキャラを「自分の金星や火星に当てはめられる?」とか「サインならどれ?」とか思いながら読んでいたのですが、恋愛描写があって「攻め」とか「受け」とか役割がはっきりしてるなら陰陽五行の相剋の関係の方がわかりやすそうです。
西洋占星術はサイン(星座)では力関係があまりはっきりしないんですよね。ないわけではないのですけど。
力関係を表すなら天体だけど、「自分の」火星っぽいとか「自分の」土星っぽいとかで、汎用性がいまいち。

ということで、ここまでが長い前置きで陰陽五行のカップリング、「攻め」と「受け」を考えてみましたのがこの図です。
厳密には陰陽でキャラの動き方が違うとは思うんだけど、ざっくりまとめてみました。
矢印は「剋す」方向です。

「剋す」っていうんだから、剋す側が攻めなのかなと漠然と思っていたんですけど、受けなんですよね。
BLだけでなく、TL、男女のものでも同じです。
これは西洋占星術でいうところの、土星と火星のアスペクトみたいな感じでしょうか。
土星と火星なら火星の方が弱いのですが、火星を持っている側の方が、土星のキャラに攻めて行きます。

木が土を剋す
俺様キャラヒーローや鈍い美人なヒロイン(木・受け)の気を引こうと尽くしてしまう、または駆け引きするヒロインまたはヒーロー(土・攻め)。

火が金を剋す
ノーテンキなダダ漏れキャラや、ツンデレキャラ(火・受け)に、ついダメ出ししたり尽くしたりするキャラ(金・攻め)。
禄存司禄系の尽くし方とは違うと思うんですよ。身を犠牲にするやり方というか。

追記:鳳閣星の杏子先生のコメントを見て、「のだめカンタービレ」ののだめちゃん(鳳閣調舒キャラ)と千秋先輩(車騎牽牛キャラ)を思い出しました。
このふたりのどっちが攻めなのかって話はありますけど、千秋先輩のスパルタ軍曹的な愛がまさに金性です。
作者の二ノ宮知子さんは中心が車騎、西が調舒。東が石門で、石門的俺様も入ってるんでしょうね。

土が水を剋す
人気者やスパダリタイプのモテキャラ(土・受け)に、受け身なキャラ(水・攻め)が陰ながら見守る。もしくは妄想やそれに類似した方法で攻める。フィクションならではの技法なんだけど、龍高・玉堂のある作家さんは多い気がします。

金が木を剋す
TLによくある、真面目で頑張り屋な女子(金・受け)に俺様の愛を受け取れとか、俺のいう通りにしてればいいんだ(木・攻め)みたいな構図。
部下と上司のオフィスラブに多い。

水が火を剋す
反応の鈍い、受け身でもじもじした感じのキャラ(水・受け)に、ダダ漏れキャラ(火・攻め)がぐいぐいいく形。わかりやすいやつだとヤンキーと優等生とか、ヤクザと真面目で貧乏なOL(リーマン)とかそういう組み合わせかな。

最近、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」が面白かったので、ドラマの再放送を見ているのですが、あのふたりはこれではないでしょうか。表面上は安達くんが鈍い木ー黒沢くんが世話好き人気者で土という感じなのですが、安達くんがテレパス(妄想モノローグキャラ)で水、黒沢くんが愛情ダダ漏れぐいぐい押す系で火という組み合わせにも見える。
こんなふうに物語が進んでいくと、キャラがそれぞれ変化したり、隠れた性格が出てきたりして、中心と東の組み合わせかな?とか、日干と中心星との組み合わせとして読んでもいいのではないだろうか?なんて思ったりとか。
いろいろ考えられて面白いです。

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」はBLですが、TLなら「地味系真面目女子がイケメン同期に溺愛されちゃって困る」みたいな話です。
30歳になった途端に触った人の考えが伝わってきてしまうようになり、同期の自分への恋心に気付いてしまいます。
エロ描写は後半までほとんど出てこないので、安心して読めるかなと思います。ドラマではさすがにエロは出てこないと思う。ドラマは今、Tverで再放送してます。

相剋はわかりやすいパターンだけど、もちろん相生もいっぱいあると思います。
比和もたまに見かけるけど、ツッコミ役の第三者が必要ですかね…
「俺物語!!」のたけおと大和ちゃんカップルがどっちも鳳閣系の感情ダダ漏れキャラに見えるのですが、幼なじみの砂川くんがクールに突っ込んでくれたりフォローしてくれたりするので、話が進んでいきます。
原作者の河原和音さんは中心は禄存、まわりに鳳閣3つ、調舒1つです。
そうしてみると、砂川くんは禄存キャラなんですかね。めんどくさいと言いつつ、気が利く男。

エロい作品ほど、作家さんのお誕生日がわからないので、「答え合わせ」ができなくてつまらないです。
続けて算命学ネタで書いてしまいましたが、次は西洋占星術かタロットに戻ると思います。すみません。

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