映画レディスデー2本めはこちら、「翔んで埼玉」です。

まつい先生に「元千葉県民のゆみこさんも見るといいよ」と言われたので、珍しく映画のはしごです。
*これもネタバレは含みます…が、わかってて見ても面白いからオススメ!

http://www.tondesaitama.com/

こちらは魔夜峰央さん作のコミックの実写化です。
冒頭に御本人も出演されてましたw
(調べたところ、ご家族で出演だそうです)

監督はテルマエ・ロマエの監督さんです。
千葉出身の方だそうで、

千葉県民としては『埼玉だけこんなにいじられて、悔しい!』と思った」と大きな笑顔。

https://movie.walkerplus.com/news/article/180486/

とのこと。

これは原作は読んだことありません。
けど、予備知識はいらない作品です。
まあ強いて言うなら、埼玉と千葉について1時間くらい学習するとよかろう(ウソです)。

東京都にパラサイトしている関東県民あるあるなネタ満載で、リアル千葉都民(千葉に住んでいるが東京に通っているやつらのことじゃ)としてはツボに入りまくりです。

例えば、埼玉との目くそ鼻くそなディスりあいとか。
(埼玉なんか海がないくせにー! とか、定番です)
でも実は千葉には新幹線が通らない…地球最後の日まで絶対通ることはない…とかね!
鉄道が通らん街は発展が弱いのじゃ…無念じゃ…

↓チバラギと言われて切れる麻生久美子さんカッコいい!www

ストーリーとしては、埼玉に住むとあるファミリーがカーラジオを聞いていると(もちろんNACK5)、埼玉にまつわるとある都市伝説が流れ始めた…
それは埼玉県民が迫害されていた歴史。
東京では都会指数で人々にはランク付けがなされており、東京都民以外には通行手形がないと都内に入れないしきたり。
都内の名門校・白鵬堂学院では、都知事の息子が生徒会長として君臨していた。そんな中、帰国子女の
麻実麗が転校してきたのだったーー。

↓武器が…ドライヤー!!

魔夜峰央さんの美麗な世界観が余すところなく実写化されていて、また主役のGACKTさんと二階堂ふみさんがはまり役!
GACKTさんは、さすがGACKTさんとしかいいようのない怪演っぷりで、唯一無二の存在ですよね…だれも真似できません。
虚構のエロさっていうんでしょうか…それを具現化して表現できるのはGACKTさん以外にだれがいるでしょうって感じです。

二階堂ふみさんの演技は私は初めてしっかり拝見したのですが、10センチヒールのロングブーツでさっそうと走り回る姿に惚れましたw
この人は台詞回しもすごく良かった。
かわいらしいだけじゃなく、演技力にも定評がある方なんですね。

それ以外にも役者さんたちはみんな濃くって、加藤諒さんが出てましたが次にパタリロをやるみたいですよね。
絶対見に行くわー、と思いました。

びっくりしたのが京本政樹さん。
おいくつでしたっけ??? 変わってなさすぎじゃない???
そっくりさんかと思いましたよ。
GACKTさんと親子設定になってましたけど、お化粧してるとはいえ兄弟でも通用する外見だよ…

キャストの濃さにいちいち笑えるし、ディスりをテーマにした小ネタもいちいち面白いです。
レディスデーの夜ということで場内はほぼ満席でしたけど、みなさん大笑いしてました。
シリアスを笑うものって感じですかね?

占いのことを全く書いてないのでちょっと書くかな?

魔夜峰央さんの描く美麗な世界と、美青年、美少年は、天秤の海王星、土星、月の合と、牡羊の金星火星の合のオポジション。そこに獅子冥王星が調停で入って過剰な華美さになります。蟹の天王星はスクエアで入っててドメスティックにはない個性もプラスされます。
金星に土星がアスペクト取ってるとキャラクターが女性より男性が多くなるイメージがあるのと、火星に土星がアスペクト取ってると、マッチョな男性になるか、いっそ女性的になるかの極端さが出る気がします。(書き手が女性だとまた変わってくると思います)

太陽魚は、不条理を笑いに変える力ではないでしょうか。
以前、まつい先生に「お笑いは柔軟宮」と聞きました。
あー、わかる。私は柔軟宮弱いので、お笑いするのは論外だし、実はあんまりお笑い自体が好きじゃない…不条理が好きじゃないのかも。

監督の武内英樹さんは太陽天秤、月蟹の活動宮の方です。
魔夜峰央さんの強烈な活動宮のTスクエアに絡み取られちゃった感じでしょうか。
木星は魚なので、魚太陽の作品を手がけるのは当たりですよね。

ということで柔軟宮いっぱいの日に、魚太陽の方の原作の作品を2品堪能してきました。
今年は射手木星なので、映画は当たり年になりそうな気がします。

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