1/21に冥王星が山羊から水瓶へ移動しました。
サイン移動して印象は何か変化ありました?
一番動きが遅く、一番影響力のある天体とされていますが、影響を感じるのはかなりゆっくりではないかと思います。
年運鑑定で、影響を受けたのではないかと思った方には「水瓶座に冥王星が入った昨年の春は、何か変化がありました?」と聞いてみたのですが、「そういえばこの時から〇〇始めました」みたいなことをおっしゃった方は確かおふたりだけ。
そのほかは「特に印象にない…」というようなお返事でした。
うーん、残念。そんなものですね。
冥王星は鈍さも持ってくるので、渦中にいるときは逆に気づかないのかも。
数年経って、ああ、あの時は、集中してた/過剰になってた/リセットされたなどと気づくものかもしれません。
射手から山羊に移動したのは2008年で、この年は両サインをいったりきたりしているのですが今振り返ってみるとなかなかしんどい年でした。
人から見てわかりやすい何かがあったわけではないのですが、結果的に「趣味に決別して仕事にシフト」しました。
仕事って言っても占いですけどねぇ。
この頃はなんだか漠然と失踪願望みたいなのがあったのか、よく失踪してしまった人を探す番組を見てました。
今思うとかなりおかしいのですが、当時は気付いてませんでしたね…
占いの仕事始めてそういうのもなくなりました。
でもどういうタイミングでいなくなっちゃうの? というのは、しばらくホロスコープ検証してました😅
私はネイタルの月が牡牛座の最終度数にあるので、射手座冥王星の「全部リセットしてここではないどこかへ」という影響を受けていたのかもしれません。
月が牡牛としては、全てを捨てていなくなるというのは理解しがたい気持ちもあるし、でも牡羊的にはフレッシュさがなくなったら終わりという感じもよくわかるし、という葛藤があったのかなと、振り返ればそう感じます。
物理的に失踪しなかったけど、射手冥王星の影響で占いという概念の世界に旅立ったといったところでしょうか。
月日は経って、とうとう山羊から水瓶に移動します。
すると今度はネイタル月にトラインです。
先月、今月と過密スケジュールになったのは、これの影響が大きいですね。
スケジュールを自分で詰め込んでおきながら、「なんでこんなことやってるんだろう。全部ぶち壊したい」みたいなのがどうしてもありました。
占いの知識がなかったらやってることと気持ちの落差に自分でびっくりしそうですが、冥王星はリセット欲や穴が空くような感覚はあるよな、しょうがないよな、と思えるのはいいところですね。
トラインでもやるよ。ナチュラルにリセットする。
初夢あたりを皮切りに、先週くらいまで似た感じの夢を見続けました。
初夢はどこか地方で占いイベントをやって終わったので、荷物を家に送ろうと郵便局を探すのですが、田舎なので民家でやってる個人商店のようなところで出すしかないのだけど、なぜか閉まってる。
店先に巨大な猫が2匹いて、なつかれる。
喧嘩を始めたので仲裁する。
送れないからまだ帰れないなーと海辺を歩いてると波を被ってしまい、バッグに海水が入ってしまいます。
バッグは黒のトートで(現実では持ってない)、中にはスマホだけしか入っておらず、「濡れちゃったけど防水なので大丈夫!水をかけて潮だけ流しておこう」とスマホに水道水をじゃばじゃばかけていました。
風のツールに水をかけるなよなー。
また別の日には、占いイベントに出演しているのですが、午前の部に出た後に誰かに引き留められて邪魔が入り、午後の部に出られないというもの。
不完全燃焼でもやもやしている部分と、まあしょうがないかと思ってる部分がありました。
さらに別の日には、雑居ビルの2階にあるカフェで占いをしているのですが、中2階にあるインチキな別の占いのお店に大行列ができていて、辟易しているというもの。
もう帰りたいと思っているのですが、カフェの店主が占って欲しいけど、また後で!と言っていて、帰るに帰れない、みたいな状況で、別のお客さんを占っているというもの。
4階にはもっと老舗の占いショップがあるという看板が出ていて、自分の位置を「2階ぐらい」って思ってるんですね…
インチキ中2階と大差ないとも。
起きてから自分で苦笑しました。
こんな感じの夢を立て続けに見て、何か区切りをつけて終わらせなくては、と思う部分と、でもやり残してることもあるよね、という部分の葛藤があるのかなと感じました。
ここのところずっと鑑定してたので占いをしてる夢ばっかり見てますけど、占いには限らないかもしれません。
秋にもう一度山羊に戻ってネイタルの月にあと2回ヒットするので、そこでまだやりきれてなかったことをやり切るのもいいかもと思いました。
月へのヒットなので、気持ちの満足の追求とか生活スタイルのリセットになります。
なので、外向きにわかりやすく出るのかはわかりませんけども。
昨年の春に入った時は、まじめなことというか、社会的なこと、事務的なことをやる気力がゼロになってしまって、ちょっとまずかったです。
山羊冥王星は私をまともな人間でいさせてくれたんだなーと😂
月に対してサインはスクエア、アスペクトはトラインという形になるので、チグハグな方向にナチュラルに進んでしまいがちです。
魚土星も初期度数にあって影響を受けていたので、それもあったかも。
こちらは月に対してサインはセクスタイル、アスペクトはスクエアで、向かう方向はそんなにおかしくないけど、過剰に突き進んでしまったり、逆になにもしなかったりとなります。
魚土星、ちょっと厭世的な気持ちになって、ぼーっと過ごしてしまった気がします。
それでも、冥王星が水瓶へ移動するということで思うのは、「もうヤギヤギしなくていいんだ!」ということですかね。
牡牛にとってプラスが多かった山羊冥王星だとは思うけども、スピード大事、成果大事、体裁大事なのはもうお腹いっぱいという気持ちもあります。
この15年で山羊のいいところもわるいところも目一杯味わいましたよね、ほんと。
スクエアで入る水瓶冥王星は、牡牛が望む現世利益的なものは持ってこなさそうだけど、好きなことを思い存分、集中してやるには良さそうです。
変な見栄張ったりしなくていいし、マイペースにできるし。
でももう牡牛が満足するような感覚は味わえないのかもなぁ。
年末くらいに最後の山羊冥王星どうだった? という検証をまたしましょう。
おまけの夢の話
またさらに別の日に見た夢が印象的だったので、記録として残します。
友達夫婦の妻の方が亡くなり、残された夫となぜか結婚することになったというもの。
夢の中では自分に対して激しい憤りを感じていました。
浅ましいとか友に対する裏切りだ! とか。
起きてからしばらくなんだろう? と思っていたのですが、しばらくして解釈を思いつきました。
この友達夫婦、妻の方は私と同じ己の日、夫の方は甲の日生まれなんですよ。
今年は甲の年だし、自分の己成分が死んで甲成分に屈する感じがしてたんじゃないかなと思ったのですが、どうでしょうね。
(友達夫婦は元気だと思います)