今回の旅は、あまり計画らしい計画がなかったのですが、数少ないプランのうちの一つがこれ、「ナポリの地下鉄駅を見る」でした。
というのも、駅ごとにデザインが違っているらしいのですよね。
Yuminaが「見てみたいんだけど、お客様ご案内中はできないから」というので、ピッツァを食べがてら地下鉄駅を見に行こう! となりました。
ナポリはローマより南に200kmほど南下したところにあります。東京から考えると静岡あたりでしょうか?
Itaro(イタロ)という私鉄かな、新幹線みたいな特急列車で、1時間半弱くらいでした。
イタリアの鉄道は事前に買うと値引き率が高く、往復で25ユーロ(3000円)くらい。
指定席でローマーナポリ間はノンストップでしたので、かなりお得です。
ナポリは20年ぶり2回目。
実際には前回、9年前にアマルフィコーストに来た時に、ナポリのガリバルディ駅(ナポリの中心の駅)は使っているのですが、街中は歩きませんでした。
旅の終盤だったのと、翌日はストが予定されていたので、私は全部荷物を持っての移動。
駅前のUNA HOTELに宿泊しました。ひと部屋2万円ほどでしたが、快適でしたよ〜
さて、ホテルに荷物を預けたら、まずはPizza。Yuminaが前回食べて美味しかったというPizzeriaに行ってみました。
Antonio e Gigi Sorbillo(アントニオ・エ・ジジ・ソルビッロ)
(どういう意味かなと思って調べたら、アントニオとジジがちびちび飲む、なのかな?)
地元の人オススメというpizzeriaですが、着いたのが13時を回っていたので、狭い路地なのにもう長蛇の列…
向こうのお昼は13〜15時(16時のところも)なので、観光客だけでなく地元の人も一番集まる時間。
あいにくの小雨で狭い路地で待つのもしんどいねということで、今回は諦めました。
ここに限らずイタリアで人気のお店に入りたい時は、開店前から並ぶといいですよ。
せめて12時に着いてれば、そこまで待たなかったんじゃないかなぁ〜
でもその隣に、同じ経営のテイクアウトのお店がありました。
道を歩いているとお昼時だったためか、雨にもめげず食べながら歩いている地元民多し。
こちらも買いに来ている人はたくさんでしたが、さほど待たずに買えました。
実はお店の奥にはイートインスペースもあったので、そこで食べましたよ〜
頼んだのは、Pizza Margherita(マルゲリータ)と、名前はなんだったのか、中にチーズやベーコンが入った揚げパン。
この揚げパン、長さ30センチくらいあります。
揚げた後、丁寧に余分な脂分を拭き取ってから渡してくれます。
それでもカロリーは恐ろしいことになっているじゃろうて…(-_-;;)
向こうではpizzaはナイフとフォークで食して、ひとり一枚ノルマみたいな感じですが、こういう気軽な食べ方の方があってる気がします。
両方あわせて5.5ユーロ!(700円程度)安すぎる…
ナポリのpizzaはやっぱり、生地ですね。まず生地がうまい。
たぶん、水が特別なんだと思います。
イタリアは塩もうまいと思ってるので、やっぱり素材の違いかな〜
日本で同じ味を再現しようと思っても、その辺がうまくいかないのではないでしょうかね。
食べ終わったらコーヒーでもということで、カフェへ。
向こうではカフェは生活と切っても切り離せません。
旅行者にとっても必須。どうしてかというと、気軽にお手洗いを借りられる場所だからです。
カフェは1ユーロ前後です。カッフェお願いしますというともれなくエスプレッソが出てくるので、いわゆる普通のコーヒーが欲しい人は、カッフェ・ルンゴ(ルンゴは長いの意。長く抽出したコーヒーという意味)か、カッフェ・アメリカーノ(エスプレッソをお湯で薄めたもの)をお願いしましょう。
んで、基本は立ち飲みで、座る場合は料金が変わることがあります。
ナポリでは、必ず水がついてくるようです。
Yuminaのナポリのコーヒーの記事をどうぞ!
ちゃんと口を清めてから味わえよってことみたいですね。
水は下手するとカフェやワインより高かったりする中で、珍しいことです。
ナポリのコーヒーは、ドルチェ(デザート)だなと思いました。
ふだんブラックが好きな私でも、ここのはブラックで飲むのはちょっときついです。
砂糖をこってり入れて、あま〜くして飲むとより深い味わいになります。
だから飲んだ後もお水が欲しくなるので、この形式は正解だな! と思いました。
Yuminaが書いたナポリのピッツァ記事もぜひ見てね!
地下鉄の話は次の記事で!