旧ブログより転載・2010/12/14の記事です。
・その後、原作も読みました。
・原作者のほったゆみさんはその後、お誕生日がわかりましたので、下に少し追記しました。
これは実はコミックはまだ読んだことなくて
数年前にたまたまスカパーでやっていたのを見て、はまった作品です。
進藤ヒカル君は小学生。
ある日、おじいちゃんの蔵の中で血のシミがついた碁盤を見つけたところ
その日から、藤原佐為(ふじわらのさい)という平安時代の棋士に
取り憑かれてしまう。
佐為の碁が打ちたいという要求に根負けし
碁会所に打ちにいくと、そこには
ヒカルと同い年の天才少年、塔矢(とうや)アキラがいた。
何も知らないヒカルと佐為は勝ってしまい、
その後、アキラにストーカーのように追われることになる。
やがてヒカルも碁の面白さに目覚め
逆にアキラに追いつくべく、碁の勉強を始めるのだが…?
というお話。
適当な感じですみません。
囲碁がわからなくても楽しめる作りになっていますが
本当の棋譜(囲碁の勝負を記録したもの)を作中に使っているそうなので
わかればもっと面白いのだと思います。
作品自体は、蠍ちっくです。
もう、アナタもストーカーですかって言うくらい
みんなひつこく、誰かを追い求めています。
(全国の蠍座のみなさん、ごめんなさい)
神の一手を極めたい佐為。
物事の深い部分に迫りたいと考えるのは、蠍です。
ヒカル(本当は佐為)と再び戦いたいアキラも
アキラに追いつきたいヒカルも
競争と言う意味では射手なのですが
物語的には、なんというか、半身を求めている感じが蠍っぽいのです。
ちはやふるのときに書いたかな?
囲碁とか将棋って、私の感覚では乙女と射手の世界なんですけど、
しかし、終局まで見極めるという能力が必要なことを考えると
固定宮がないとできないゲームなのかなという気がしてきました。
戦っている最中は、確かにいろいろな手を考えなくてはいけないけど
終局図をイメージする力もなくてはいけない…
それが蠍っぽいのかなと。
最近またスカパーでやってて
もう何回も見たのにまた見ちゃって
また佐為が成仏しちゃうシーンでまた泣いちゃって
きっとまた、別れを悲しんでいるヒカルが
「佐為は自分の中にいるんだ…」と気づくシーンで
また泣くと思います。
ほんっと、バカだなぁ~…
しかし、この作品は、私の唯一の水である蠍の海王星が
癒される作品なんだろうなと思ってます。
ヒカルの中の佐為は、別人格がいたというより
物事の本質は必ず自分の内側に存在しているよ
ということなのかもしれません。
さて、本来ならここで、作者のチャートを出すところなんですけど…
原作者は、ほったゆみさんですが、生年月日がわかりません。残念…
実は、取り上げようと思ったら、生年月日がわからなかった方は結構います。
これも書くのはやめようかなと思ったんですけど
好きなので書いてしまいました。
あ、ちなみに、キャラクターのヒカルは太陽乙女、
アキラは射手という設定です。
わかってて決めたのかな?
面白いですよね。
ただ、ヒカル自身は、牡羊っぽいかなぁ?
後半、成長するにつれ、確かに乙女っぽくなってきますけどね。
キャラクターの成長が丁寧に描かれているところも
この作品が好きな理由の一つです。
かわりにと言っては何ですが、監修者としてついている
女流棋士の梅沢由香里さんを取り上げてみます。
番組の最後に「Go Go 囲碁」という
囲碁の基礎解説をするミニコーナーがありまして
そこに出演しています。
この方、お顔が獅子だぁ(笑)
アセン獅子じゃないかなぁ…違うかな?
太陽に冥王星土星のスクエアが絡んでいて
お父様は厳しい方でしょうという感じです。
しかし木星がトラインで支えているので、
よき理解者でもありますよね。
お父様の影響で囲碁を始めたと聞いています。
いろいろな手段を考えるのには、やはり天秤太陽でしょうか。
しかし、水星は蠍で対抗の牡牛に火星、蟹の土星がトラインで支えていて
やっぱりこれが物事の本質に深く入り込んでいく力を
持っているのではと思います。
今年1月、女流棋聖のタイトル防衛に失敗してしまいました。
活動宮の初期度数に、冥王星、土星、月があるので
カーディナルクライマックスを乗り越えられず
自分の持つステイタスを一旦壊したようです。
今ブログをチェックしたら、ご懐妊されているそうで
出産時、山羊の月の上に冥王星が乗るのでしょうね。
もともと、太陽と月がスクエアで対立しているので
今後、棋士生活と子育てとをどう両立させていくかが
テーマとなっていくのでしょう。
太陽が天秤の10度なので、t冥王星がスクエアとなるのは
再来年くらい。
まだまだひと山もふた山もありそうですが
壊して組み立てるを繰り返して頑張っていける人です。
今後のご活躍を期待しています。
それにしても、私も囲碁を理解できるようになりたいです。
理解できたら、この作品がもっと面白いに違いないのに…
子供の頃、父が教えてくれたのですが
さっっっぱりわかりませんでした。
水星射手の人に教わってもわかるわけないし(笑)
水星乙女の弟に聞いた方がわかりそうでしたが
ヤツは水星土星スクエアオトコで、教えてくれないし(笑)
ふたりで楽しそうに打ってましたよ…
最近再度チャレンジしてみましたが
やっぱり何かが無理でした。
牡牛の視野は半径1mだもんね。
いつか機会があったら原作もぜひ読んでみたいです。
その後、ほったゆみさんはお誕生日が判明しました。
ただ、ヒカルの碁は、基本的なプロットをほったゆみさんが作り、10話目以降は漫画家であるご主人と共作なのだそうです。
上で囲碁は乙女や射手の世界だと思うと書いてますけど、そこはあまり変わってません。
相手によって打つ手は変わってくるのはやっぱり柔軟宮の世界。
しかし、いろいろな状況をシミュレートするというのは風サインですかね。
乙女の冥王星と、射手土星、金星のスクエアが囲碁という趣味を楽しんでいるのかなと感じます。
塔矢アキラのストイックさとかこのイメージ。
また、射手の金星(子供や主人公キャラ)に憑依しているのが、乙女冥王星(将棋のカ神様)という形にも見えます。
ヒカル自身はどうかな〜…
月が蟹か双子か不明ですが、活動宮っぽさが強いので蟹っぽく見えますが、メインキャラ二人というのは柔軟宮っぽいんですよね。
佐為が天秤かな。天秤の木星火星合は、イケメンゆるキャラといった感じです。
この方は固定サインは蠍海王星しかないのですが、ドラゴンヘッドも入っていて、蠍っぽい「憑依キャラ」を描くことがヒットに繋がったのではないかなと感じました。
久しぶりにアニメが見たくなりました。