さて今日は、占星術の勉強におすすめの本のご紹介です。
先日、講座にいらしてくださった方から何かオススメないですかと聞かれたので、過去記事掘り起こしてみました。
2011年12月12日に旧ブログに書いたものです。
なので、内容は2011年現在のものです。
今現在の話は、下の方に少し追記しました。


書籍は相性もあると思いますので、あくまで「自分が好きなもの」を挙げてみますね。

まずは、まついなつき先生の著書はどれもお勧めです。
身贔屓というよりか、好きだからこそトナカイにいます。

初歩の初歩ですが、これから始めたいと思ってる方に!
そしてすでに習得済みの方も、基礎は何度確認しても良いと思います。
(とは言え残念ながら、新品はなし。中古も高騰していますね…)

漫画も入ってますが、くすっと笑っちゃう描写もあって面白いです。
今、ぱらぱら見返していたのですが、太陽の説明の「生まれてきただけで、疲れているヤツ」という絵に思わず笑ってしまいました。
(いろいろな太陽があります…という説明のひとつね)

月と水星のサインの理解を深めるのに役立ちます。

これはもちろん、土星の理解を深めるのに最適。
ハウスからのアプローチがされています。

それから、ルル・ラブア先生の著書も好きです。


2冊は重複している部分があります。
後者のほうが、基礎的内容です。
アスペクト占星術は、コラムも含めて、今回の講座でもかなり参考にしました。
大好きな一冊です。
この本の影響で、アスペクト講座をやろうと思いました。

次は、鏡リュウジ先生のもの。

これは、サインの理解を深めるのに最適です。
サインどうしの相性についても丁寧に書かれています。

そして、松村潔先生のもの。


前者の方が必要事項がコンパクトにまとまっていて好きですが、後者は辞書的に繰り返し読んだものです。
前者は「入門」とありますが、中級向けだと思います。

松村先生の著書は好き嫌い分かれると思います。
私は好きなのですが、残念ながら、水瓶語で書かれている気がしてどうしても脳みそにインプットできず、「理解した後で、確認のために読む」という使い方になっています。

また、後半に載っている「読み方練習」も練習に非常に役立ちます。

最後に、神谷充彦先生のもの。

これも辞書的な使い方をしています。
タイトルどおり、月についての解説が詳しく載っています。
ボイドや月蝕、プログレスの月について、ヘッドとテイル、そして月相についても詳しいです。

またそれだけでなく、それ以外の基本的な事項がすべて載っていると言ってもいいでしょう。
比較的新しい書物なので、今までの書籍がうまく網羅されています。

特に、ハウスのカスプの支配星がどのハウスに飛んだら、どのような作用があるかというのも載っていて、これもとても勉強になります。
(同様の内容は、上記の松村先生の「最新占星術入門」にもあります)

中古しか手に入らないものは、中野トナカイの並びにある「大予言」という古書店に出ているときがたまにあります。

また、読もうと思って読んでいないものも多いので、ご自分にあった一冊を見つけてみてくださいね。

アマゾン見てたら、私もいろいろ読んでみたいものがたくさんありました。
いっぱい買っても、積ん読になっちゃうんですけどね(^.^;)


以下は、2017年現在の追記です。

まつい先生のしあわせ占星術は改訂され、ハウスの解釈が加わってより充実した一冊となって売られております。

ムーンチャイルド占星術は少し高騰しているようですが、月と水星の解釈にはとても良い一冊です。

土星占いはハウスの解釈にはとても良い一冊。
中古が安く出ているようなので、おすすめ。

書籍は相性があると思います。
例えば私は、石井ゆかり先生の表現がふんわりしてて、わかりにくく感じてダメです…
(石井先生およびファンの方、ごめん!)

ただ、これは勉強するのにいいんじゃないかなーと思うんですよね。
読んでないのですけど、形式が理想的。
アマゾンでは中身見られるようなので、石井先生お好きな方はご覧になられては。

上に挙げたルル・ラヴァ先生は、以前、講座にいらした方が、「価値観が古臭い」とおっしゃってました。
古い本なので、どうしても解釈とか表現が、その次代の雰囲気を反映してしまってるんですよね。

初心者向けなら、いけだ笑み先生のきほんの「き」目からウロコの西洋占星術入門と、その続編がおすすめです。
私はこれを拝見して、「そうか、初心者向けってそこからか。そうだよね」と妙に納得しました。
一冊目が、基本的な解説と太陽と月の組み合わせの説明、続編が惑星×サイン、惑星×ハウス、アスペクトの説明で、セット購入が良いです。
お店でも扱っています。

ワークブック形式でオススメなのはこちら。
基本的な用語は理解した上で使ったほうがいいかなと思うので、中級向けかもしれません。

もうちょっと初心者向けワークブックならこちら。
鏡先生のです。CD-ROMがついていて、それですぐチャートが作れるようです。相性編もある様子。

最後にこちら、説話社さんの超オトクな占い選書シリーズの「12星座占い」

12サインごとに、金運や勉強運、仕事運など12項目が書かれていますが、これはハウスごとの運勢です。
なので、実はハウスの解釈の勉強に良いです。
かなり裏技ですけどね…

コラムとして挿入されている芳垣先生の占いの歴史も興味深く、これ1000円でいいの!?という代物。
こちらもお店においてありますので、ご来店の際にはご覧になってください。

ちょっと最近のものはリサーチが足りないかな〜という感じですが、上にも書いたように同じこと書いてあっても相性があると思うので、読みやすい著書を探してみてくださいね。

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