１１時～１６時半　向真希　１２時～１５時当日枠です！

１２月２０日１９時～２１時　「ホロスコープ基本読み練習講座」残席４！

１７時～２１時　桜田ケイ　「不連続タロット講座」の日！後半空きあり！ 

当日のお問い合わせは電話：03-3220-9477 にてお問い合わせください！

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最近、個包装のお菓子を絶やさないようにしています。
ガラス製の器に、個包装のお菓子を入れておいてます。
それは、クランチチョコだったり、シンプルなチョコだったり。
飴玉やラムネ、キャラメル、クッキー、羊羹などなど。
個包装であるが故に、手軽に、甘味欲を満たしてくれます。
大きな袋入りのお菓子は、存在そのものが喜びです。
しかし、一度開けてしまうと一気に消費しなければいけません。
個包装であれば、個包装だからこそ、長く楽しめます。
個々の菓子は独立した存在であると同時に、つながっています。
ひとつの大袋に収められた各個包装のお菓子達。
袋の中にある段階で、それは群体として成立しています。
それが一度野に放たれると、個としての生が始まります。
大きな器の中という世界に、彩が生まれます。
消費され、継ぎ足され、また消費され、追加される。
器の中にある個包装のお菓子。
常にその中身は変動を続ける。
減ろうが増えようが、お菓子のメタファーは在り続ける。
ひとつ、チョコをつまみ、お茶を飲む。
減ったお菓子を、補充する。
「器の中に、お菓子が、入っています」
その事実は不変であり、間違いなく正しい。
しかし、器の中にあるお菓子は一度として同一ではない。
それも事実であり、間違いなく正しい。
それは日々変化する人の営みとも重なる真実のひとつ。
変わるものを、変わらないものを、大切に。
美味しいお菓子を、手に届く場所に。

（桜田ケイ）