チャートにドラマ性を見ないほうがいいですよって話

有元祥子　の出演でお送りいたします。

〇15:00～16:00　ご予約済み

※本日、予約は15:00〜16:00以外はとくになく、鑑定をご希望の方は、いつでもどうぞ。突然、お越しいただいても問題はありませんが、もし、お待たせしてはお申し訳ないので事前にお電話をくださいませ。

9/24（土）10:00～12:00

トナカイノニカイにて【ハートチャクラを刺激する～天秤座金星のアロマワークショップ】をおこないます。詳細は ☆こちら☆ をご覧ください。

みなさん、自分のホロスコープをみて『私のチャートのどこかにドラマチックな部分、隠れていないかしら？』と思ったこと、ありますよね。

正直にいいます。私はある。自分のホロスコープの中に『ドラマチックな部分』を探したことがあります。

これかな？　ここかな？　これじゃないかな？

…そして、落胆して終わりました。典型的なトライン型の安定した、いたって普通のネイタルなもんでね。

今まで、何千枚ものホロスコープを見ましたが、まぁ、時々いますよ、ユニークだなぁって思うチャートの方。ですがね、それを見てもそこにドラマは見出さないのが現場の鉄則だと思っています。

それがプロってもんです。

↑いつになく強気な発言。

通常の鑑定のほかに、なにかのイベントとか、原稿書きとか重なると、1か月で100枚近くのチャートを拝見することもあるので、んなもん、いちいち驚いてたら私の寿命が縮まっちゃうじゃんってなもんです。

占いの現場にいる人間ならば、お客様のチャートから読み取るのは、

【ドラマ性】ではなく【現実的な部分】だと思うんですよ。

チャートってネイタルだけじゃないしね。ネイタルにドラマがなくっても、トランシットでいくつもの星が重なった時、なんじゃこりゃってドラマが生まれること、それこそよくあるから。

だいたいね、チャートって読もうと思えば何時間でも読めるの。もー、延々読める。

ってことはですよ、それぞれの方のチャートの中にはドラマチックな要素がいっぱいいっぱい詰まっているってことです。ですが、それを延々と読んだところで、今の問題が解決するかっていったら、それは別の問題。

ネイタルチャートだけ見て、そんなちっちゃいところで劇的なことを探しても、それは面積に比例して大きくない。

もっと大きな部分を見ることができたら、小さい部分はたいして気にならないと思います。

ちっちゃいところを棒で突いて、いたって普通のドラマをドラマチックに見ようと躍起になるくらいならば

自分の平和的武器（ドラマを見ようと躍起になるのって、たいていトライン型の方だから武器も平和的に）を使って、そのエネルギーを自分や誰かの役に立つことに使った方がいいと思います。

って、トライン型の人間がいっても

『それはあんたがトライン型チャートの人間だから、そんなのんきなこと、いえるんだよ！　ふざけんな』

とスクエア型の方々に怒られるんですけどね。あの方々、いつもいつも何かと闘わざるを得ないので、気が立っているのかもしれませんね。大変だと思います。

でも、トライン型だって闘うこと、あるんですけど…　それを認めてくれるスクエア型の方ってほんと少ないなぁっていつも思う。

それに、ユニークなチャートをお持ちの方って、あんまり騒がないの。ユニークが普通なので、普通の概念が違うからかもしれないですね。ま、あくまでも当社比なんですけれども。

ドラマって、テレビで見るようなことばかりではなく、日常でも普通に起こっています。それを「おもしれー」って思えるか「わたしって最悪」って思うかで、毎日の生活が変わってくるのかもしれないですね。ドラマはチャートの中で起こっているんじゃない。現場（日常生活）で起こっているんだ。（有元祥子）