朝のうちに告知を…と思っていたのですが、思っていただけでした。先ほど最後のお客様を送り出し、残り5分で記録を残す。
おかげさまで、今日もたくさんのお客さまに来ていただき、はぁはぁはぁという閉店時です。
今日も今後も、日曜日の昼は有元祥子さんがいるわけですが、背が高いので予約のお客様の合間を縫って、蛍光灯をとり替えてもらいました。いいね!背が高いは七難隠すね!
ところで今日、おかあさんに手を引かれ、中学生の引きこもりのお子さんがいらっしゃった。やはりというか、同級生より大人っぽくて、クリエイタータイプの星を持っているの。昔の大勢ごたくさにまぎれているような中学ならともかく、今みたいなことなかれ主義の同調圧力にみちた中学だと、この手の子はなじめないだろうなあと思う。タロットが好きで自分でも占うということでタロット学習下敷きをおかあさんに買ってもらっていました。タロットはひとつの完成された世界なので、組み合わせですべての物語が網羅されています。学校と家にしか居場所がない、どうしても小さい世界しか与えられていない子ども時代は、本やマンガや映画やゲームが必要。人の脳は、現実が厳しいとき、自分の現実の外側に仮想空間を作り、この世界との折り合い方を少しずつ縮めていくんですよね。大人だって、過去の思い出に浸ったり、アイドルにときめいたりします。タロットは1枚1枚物語がバラバラなので、それを扱えているということは、本やマンガより少し自分という中心を意識できていて、世界に対してクリェイティブなやる気をもっているお子さんなんだと思います。
全く問題ないなーと思いました。自分もそうなんですが、親は心配するんですよね。学校に行ってないくらい、まったく問題ないのにね。それこそ親は、生きていればいいとだけ考える。生きているだけじゃいやなんだ!というのは本人が思い至って考えることだから、親が横取りしないように気をつけなきゃね。道筋もひとつじゃなくて、いくつもあるんだということ、14歳で、これだ!この道だと選んで、失敗をしないようにガイドしてあげる必要は全然ないんです。何にでもなれるよ、生きていれば。そして有利な武器や戦い方についてのヒントをささやくだけで十分だし、失敗しても別の方法や目的地はいくらでもあると伝える。自分もそういうふうに生きてきたし、できればそういうふうにやりたかったでしょ?それを思い出そうよーと思いました。生きづらいのは本人のせいじゃないですもん。(店長・まつい)写真 (3)