向真希 12時半~17時 ご予約枠満席です!本日は当日枠はありません。
6月11日10時半~12時半ホロスコープ読み基本練習講座:満席です!ありがとうございます。
桜田ケイ 15時~20時 わりとのんびり座っています。
6月4日不連続タロット講座、17時以降空いております。
当日枠に関してはお電話→03-3387-4355←いただけると確実です!
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ドーナツには穴があるのか。これはとても難しくてデリケートな問題です。
そもそもドーナツはリング状の揚げ菓子であり、輪の内側を穴と呼んでいいものなのでしょうか。フラフープの輪の中を穴と呼ぶ人はいません。
また、ドーナツに穴があると仮定するのであれば、ドーナツを食べた時にその穴はいったいどこに行ってしまうのでしょうか。穴に何も手を触れていないのに、ドーナツの消滅と共に穴も消滅してしまうのです。
とはいえ、そもそもドーナツとは中心に穴のあいた揚げ菓子のことであると言い切ってしまうこともできるのではないでしょうか。
ドーナツには穴が開いている。ドーナツには穴など開いてない。どちらの主張も理解できるのですが、結局のところ答えは未だ見つかっていません。
ドーナツに穴があるのかどうか。もう20年ほど昔、大学生のころに友人と夜通し議論したことがあります。自分は穴なし派、友人Mは穴あり派。
議論は白熱し、夜が明けるまで続きました。話の途中で「コップの内側とはどこか」など話がそれたこともありましたが、最終的な結論はここでも出ませんでした。
ミスタードーナツというドーナツチェーンではD-ポップという商品が売られていました。現在はミスドビッツと名前を変えリニューアルされて販売しています。
これは本来穴のないドーナツの穴部分をくりぬいて作られているのではないか。という憶測のもと調査したところ、それ専用に丸めて作られていたという事実が判明。日本一のドーナツチェーンにおいても、穴に対する明確な回答を得ることはできません。
美味しいドーナツ。甘いドーナツ。牛乳と共に。珈琲と共に。紅茶と共に。軽いおやつに、朝食にランチにディナーの後に。
どんな時に食べても幸せを感じられるドーナツ。世界中で愛されている素晴らしいお菓子、ドーナッツ。
いろいろな形があるけれど、ドーナツといえば大多数の人が思い浮かべるのはリング状のドーナツだと思います。
その中心には言いようもないほど深くて答えの見えない謎が潜んでいます。一度気になると、あの中心から目を離すことができなくなってしまうでしょう。
あなたがドーナツを手に取り中心部分を見つめる時、ドーナツもあなたをじっと覗きこんでいるのかもしれません。
あなたにとってのドーナツには、穴はありますか?
(桜田ケイ)