12:00〜17:00 天海玉紀  ⇒★
16:00〜20:00 まるごと食堂maru  ⇒★

昨夜からの雨も止みました。きょうのたまき空き時間は13時以降。maruさんともども、準備万端でみなさまのご来店をお待ちしております。最新空き状況はお電話でご確認くださいませ。03-3387-4355

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6月は吉方位取り月間!カレンダーと地図を眺めながら、旅の妄想にふけるだけでも楽しい今日この頃です。私にとって今回は「南」なんですが、海外はちと無理ぽ。横浜〜三浦半島〜伊豆諸島あたりをぐるぐるしたいです。 九星気学は中野トナカイのメニューにほとんど載っていませんが、吉方位と日付くらいだったらさくっと観てくださる先生は多いはず。ぜひお気軽に問い合わせてみてくださいね。(私も承りますっ)

昔の「旅」はいまよりずっとずっと危険な非日常への冒険であり、特別な時間と体験だったことでしょう。江戸時代の庶民は自分の生まれた土地を遠く離れることはほとんどなく、旅は「一生に一度は!」と願うような憧れでした。ただし、寺社へのお参りと湯治だけは例外的に認められたとのこと。熊野詣やお伊勢参りなんて、時間もお金も労力も相当な負担だったでしょうけれど、だからこそ行きたい!行くぞ!という熱意は、現代の我々の旅行の比ではないはずです。

現代のようにすべて計画通りにきちんとパッケージされた旅行ではなく、よくわからない未来や行く先にぽん!と飛び込んで行くような旅。いちおう計画はあったとしても、安全の保証なんてないし、途中でなにがあるかわからない。日々決まりきった日常のルーティンから思い切って出て、違った環境や空気に触れて、そこでなにか化学反応が起こるからこそ、その人の人生に何らかの影響や変化がもたらされます。

ふと思い出すのは、友人の体験談。旅先で恋愛成就にご利益があるといわれる有名なお寺に立ち寄り、そのときちょっと素敵だな〜♪と気になっていた○○くんのことを思い出し、「○○くんみたいな人と結婚したいです」とお願いしたところ、数年後になんとその○○くんと結婚することになったんだ!とのこと。凄いっ。なんど思い出しても良い話だな〜♪  これぞ願い事の極意だな〜!と感心します。

このエピソードのだいじなキモは「絶対に○○くんと結婚する!」とテンパって具体的にご指名したんじゃなくって「○○くん “みたいな” 人」と願い事のストライクゾーンを広くとって、なおかつ欲深くがつがつしてなかった、というところだとおもうのです。なにごとにも、そういう余裕やゆるみを持たせておくって大切です。なにせそういう余白のスペースがなかったら、新しいご縁もモノも入ってくるスキがありませんから。

ですから、吉方位に行くにも「ご利益ご利益!」と生真面目になるよりも、「な〜んかいいことありそ〜♪」とうきうきと、ちょっと日常から離れてぼんやりするお楽しみ程度の気分で出かけたらいいんじゃないでしょうか。もちろん泊まりがけでしっかり遠出できたら最高だけど、近場だってじゅうぶんでしょう。決まりきった日常の繰り返しに風穴をあけるつもりで。

あさっては双子新月です。ぐるぐるまわってこその柔軟宮。近場をうろうろしてこその双子座でございますよ。え?結論?なにそれ?ってことで、その場その場にあわせて、風の向くまま気の向くまま飛び回るのが双子座的極意です。私はきょうも、スケジュール帳と地図と時刻表を眺めます。ただそれだけで至福。(天海玉紀)