昨日、甘夏弦さんの「カルミックインプリント 恐れの因子のワーク」というセッションを受けてきました。

インナーチャイルドカードの創始者、イーシャ・ラーナー氏が創作したパワーマッピングという占星術の技法を用いたセッションです。

詳細はこちらをどうぞ。
カルミックインプリントモニターセッション

恐れや制限を開放するセッションだそうで、土星に焦点を当てたものになります。

私のネイタル土星は4ハウス牡羊18度(数えで19度)。
一昨年あたりにトランシット天王星が通過したあと、射手土星がトラインになって、現状は山羊の冥王星がスクエアです。
今年はずっと影響が続いて、11月あたりがクライマックス。
いろいろ考えてはいるものの、いまひとつ何をすればいいのかわからない状態。
もともと土星がヘッドと合のみで、ノンアスなんですよね。迷子になりがちです。
なので、このセッションは何かヒントになるかもと思い、受けてみました。

セッション前に宿題が出ます。
内容は人によって違うのではないかと思いますが、おそらく共通している質問であろうものとして、「昔からある漠然とした恐れはなんですか」というのがありました。
恐れを開放するわけなので、当然の質問です。

しかし、初っ端からさっぱり思いつかなくて、最初は「特になし」としたんですよね。
いやいや、それではいかん。何かあったはず。今そんなに気にしてなくても以前は感じていたこととか。
そこで無理やりひねり出したものが、
・閉じ込められる恐怖?
・楽しさが続かない恐怖?
だったのですが、なんだか自分で疑問符つけちゃってるし、違うよなぁと思いながら待ち合わせの場所に向かいました。

うーん、気が狂う、とか、正気を失う、というのが怖いかも…
死ぬのは怖くない。いっそ清々しい。死んだあともどうでもいい。
しかし、自分が自分でなくなるのは怖い。
ただ、今はそこまでそれに恐怖は感じてないな…と思いました。

以前、リゾートの島で周りの人がどんどん殺されていって犯人がわからず、自分だけ生き残るとか、周りの人が何か地球外生物だかに意識を乗っ取られて最後まで正気なのが自分だとか、アガサ・クリスティーの小説のような、限定空間で追い詰められていく感じの夢をよく見ていました。
この夢の最後は絶望感につつまれて終わります。
ときにはエンドロールが流れていたり、一人残った自分をいつの間にかテレビの画面で見ていたりしています。最後にすうっと客観的な視点になるのも毎回同じです。

狂気と正気の境目で踏ん張ってる自分とでもいいましょうか。
それが土星の制限だったようなんですよね。

現実生活では、例えば私はお酒に強い体質ですが、お酒での失敗はしたことありません。
というか、記憶をなくしたとかもない。コントロールできる範囲でしか飲みません。
飲めませんのほうが正しいかな。途中で止まっちゃうので。

父親についても聞かれたのですが、うちの父はとんでもない酒飲みです。毎日欠かさず、大量に飲んでました。
社会に出て30年近く経ちますが、父以上に飲む人にはまだ出会ってない気がしますw
その辺もリンクしていたようなんですよね。
若い頃はお酒に呑まれる人も大嫌いでした。介抱とかもいっさいしなかったし。
父に対しては、酔って暴力とかもなかったし、今特にどういう気持もないのですが(そもそももうじいさんなので、さすがに酒量も減りましたし)しこりとして残っていたんだなぁと気付かされました。

ただ、今はそこまでそのことに恐怖は感じてないんですよね。
上のような夢もいつしか見なくなりました。
いつから見ないですか? と聞かれたのですが、思い出せず…5年くらい前だろうか…
よくよく考えてみたら、水晶リーディングを始めてからではないかと思いました。だとすると4年前ですね。

水晶リーディングを始めてからは、夢を漫然と見なくなったというか、夢から得られるメッセージの質が変わりました。もともと予知夢まで行かなくても象徴がはっきりした夢をよく見ていたので、私が象徴を理解するとともに、違う表現の夢になっていったのです。文章下手ですけど、意味、わかりますかね?

すでにアラフィフということもあって、土星を乗り越えるべきタイミングは今まで何度かあって、遡るとトランシット冥王星が射手にあってトラインになった時から、崩しにかかっていたような気がします。
その頃から占星術の勉強を始めたり、バンドやダイビングをアホほどやったりして、普通の生き方からどんどん離れて行っちゃってるし。
あとはその頃を境に「狂気が怖いのはよく知らないから」と思って、いろいろ調べ始めたんですよね。精神疾患とか犯罪者の心理とか、人格障害とは何かとか。知れば根拠のない恐怖や差別もなくなる。占星術も、計り知れない他者を知るための一端のような気がします。

セッションはこのあと、制限を外すためのヒントはないか、どんなことができるかを話し合っていきます。
いろいろ占いセッションを受けてきましたけど、たぶん、一番しゃべったと思います。私が話してる時間のほうが明らかに長かったw

これからできることのヒントがいろいろ見つかったので、とても良いセッションでした。


そして、おまけ。
昨日帰ってきてから疲れちゃって早く寝たのですが、そこで見た夢をご紹介します。

月明かりもない真っ暗な、岩だらけの海岸で、海を背にして大声で泣いていました。
「もうここから出ていっていいんだ!」と叫んでいます。
今まで泣けなかったのに、今になって泣けてくる、とも思っています。

これは、安堵して泣いている感じで、開放感がありました。
自分、大変素直なリアクションw
ごつごつした海岸にある岩と海は、土星と海王星の対比に感じました。
今まで海王星と一所懸命戦ってたのね。無駄なのにね。

すると、何かものすごい力でぐいーっと移動されて、ヨーロッパの小さな田舎町にいました。
赤くて細い標識がたくさんあって地名が書かれていますが、読めません。なぜか、ドイツだなと感じました。
困った。パスポート持ってない。
いつのまにかリュックを前に抱えていたのですが、そのポケットから使い古しのパスポートがはみ出ていました。さらには5000円札も。
ああ、良かった。これだけあれば、バスにも乗れるし、必要な連絡もできる。
目の前に小さいインフォメーションがあったので聞いてみると、「ジェリさん(ジュリさんかも)に助けてもらうといい」と教えてくれました。

5000円て…1000円じゃ足りないけど、1万円はいらないという感じの5000円か!?
ドイツには乗り換えで空港に降り立ったことしかありません。

狭い路地を入っていくと小さい広場があって、そこにカフェテーブルと椅子があり、4,5人の人が歓談しています。
白髪で恰幅のいい高齢の女性がジェリさんのようです。
「助けてください」というと、「いいよ、ついてきなさい」と言ってくれました。
ジェリさんの家は、出窓か、縁側のようなものがある庭があって、「ここにいるといい」といいます。
安心した私は頭痛がすることに気づいて「薬を飲んでいいですか」と聞くと、「丁寧語である必要もないし、許可を得る必要もない」と言われます。

4ハウス土星なので、居場所探しがセッションの大きなテーマとなったのですが、(現状、気持ちの上での居場所はありません。時期が来れば見つかるかなという程度)このジェリさんが牡羊土星の人なんだろうなと感じました。
小さい広場で人を集めて盛り上がっている、そこでは組織のような上下関係はない、といったところなのでしょう。

しかし、ジェリさんて誰や…
具体名が出てくるなら何か意味がありそうなんですけどね。
あとで答えがわかるといいなと思います。


9/20 18時追記

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