12/7のウラナイ8からの転載記事です。
みずまちです。こんにちは。
この記事は一般の方向けではなく、占い師になりたいみなさんにお送りします。
先日、こんなツイートを見かけました。
たいへん余計なお世話だけど占い師やるなら
・呼びやすい名前/あだ名を名乗る(この時ネガティブな言葉を入れない)
・鑑定はわかりやすい窓口を設け情報を定期的に告知する
・いろんな場に出かけたりSNS使ったりして縦横のつながりをつくるとかはやったほうがよくないかな って
― 白珠千佳 (@chikashiratama) November 25, 2019
ウラナイトナカイの新人さんイベントなどにも出てくださったことがある、白珠千佳さんです。
占い師として活動していくためには、窓口がちゃんとしてないとダメだよっていうお話ですね。
今日は、なかでも名前について書いてみようと思います。
トナカイの新人さんイベント、私自身が仕切ったことはなかったのですが、PRチラシや店頭POPはずっと作成してきました。
そこでいつも気になっていたのが、お名前。
とにかく一発で読めない、ふりがな必須みたいなお名前が多いのです。
そういう名前になってしまう気持ちはわかります。
私も最初にトナカイに入るときに「名前はどうしますか」とまつい先生に聞かれて悩みました。
なにか、占い師然とした、頭良さげで威厳ある感じの名前にしないといけないのではないか…?
もしくはキラキラした感じの、なんかこう、スピリチュアル風な名前とか!?(語彙が貧困)
当時の私には「誰かに相談する」というコマンドが装備されてなかったので、うんうん悩んだ挙げ句、「考えつかない。無理。等身大の私で行くわ!(つまり本名)」となったのでした。
実際、トナカイは本名でやっている人が多く、そんなに浮かなかったというのもあります。
結果的に、ホロスコープ的にも、実際の活動から考えても、私は本名で良かったと思いますが、上のように気合の入れすぎた名前にしてしまう人は多いように思います。
かっこよく、字面も地引もよく、頭良さげで、威厳もありそうで、ちょっとキラキラもしてて…
難読ネームのできあがりです。
それでは、どんなふうにつけたらいいでしょうか?
私が思う、名前をつけるにあたっての注意点を挙げていきたいと思います。
目次
ふりがながなくても読める名前
ネット上でのPRが不可欠な現代において、いちいちカッコ書きでふりがなを振らないといけないのはデメリットでしかありません。
また、直接呼びかけられるシーンは割と多いです。
お客様や同業の知り合いや仲間から、いちいち呼びかけられるときに迷わせてしまうことになります。
どうしても難しい文字を使いたい場合は、姓名のどちらかはせめて読めるといいと思います。
トナカイでご一緒だった、芳華美々子先生と同じ曜日だったときがありましたが、電話を取るとお客様が「えーと…なんて読むんですか?これ…。ヨシハナ?美々子先生お願いします!」というふうにおっしゃる方がすごく多かったです。
でもおかげで(?)みなさんから「美々子先生」と親しげに呼ばれてもいるような?
私を含めまわりの人もみんな「美々子さん」って呼んでますね。
美々子先生は、やはりトナカイに在籍していた武者江梨先生に命名してもらっています。
一般的にない名前でも、別の読み方ができない漢字を使う
たとえば「水町」はめずらしい苗字に分類されますが、「みずまち」以外の読み方はしにくいですよね。
すでに難しい名前にしてしまったら、ニックネームをつける
「水町」がもしも難しい漢字で、覚えてもらいにくかったなら、「“占いまっちー”って呼んでね!」とかね。(本当に呼ばないように)
誰かにつけてもらう
小難しいキラキラネームになってしまう大きな理由として、力が入りすぎ&客観性の欠如があると思います。
力みすぎた名前は、本人の実態と乖離しすぎて活動に困難をきたします。
自分に適度にあった「看板」が必要です。
誰かにつけてもらうというのは、その時の等身大のあなたを客観的に表したものではないかなと思います。
もちろんまったくの等身大では発展がないので、プラスアルファの要素があるくらいがいいですよね。
理想の誰かから一字もらうとかも、その名前での活動目標ができていいと思います。
決める前に意見をもらう
いくつか候補を作って周りに意見を聞くのもいいでしょう。
ウラナイ8の深瀬まるさんが、1年くらい前だったかな? 名前を少し変えて苗字をつけたんですよね。
そのときに候補を見せてもらったりしたのですが、その中に「おしゃれで漢字はやさしいけど、読みが難しい。」というのが入っていました。
例えるなら九十九と書いて、つくもと読む、みたいなやつです。
知ってる人にはすぐわかるけど、初見ではわからないやつですね。
ストレートに読めないのはちょっと、とコメントした覚えがあります。
みんなに意見を聞いたり、占ったりして、最終的に「深瀬」になったみたいでした。
ベタな雰囲気をあえて入れる
おしゃれなのって万人にはウケません。
でも占い師って間口を広くしないとお客さんが来ないです。
研究家になって収入は求めないなら、おしゃれさやかっこよさを追求してもいいかなとは思うんですけどね…
みんなに人気があるものって、多少の泥臭さが必要になってきます。
泥臭さって安心感でもあります。
ウラナイ8の夏瀬杏子さんは、最初、「きょうこ」さんでしたが、トナカイ入店時に「あんこ」さんに読み方のみ変更。
単純に音の響きとしていかがでしょう?
あんこさんより、きょうこさんのほうがシュッとした感じがします。
でも、あんこさんのほうが親しみやすい響きです。
一度名前をつけたらコロコロ変えない
看板をひんぱんにかけかえるのは信用を落とします。
名前が身の丈にあわなくなってきたなと思ったら、見直していくといいのではないでしょうか。
個人的にはダメなときに変えるよりも、グレードアップのタイミングで変えたほうが良いと思っています。
ネガティブな要素を入れない
白珠さんのツイートの中にもありました。
プロになりたい人があえてネガティブなワードを入れないと思いますが、プロでないとしてもおすすめしません。
この記事がすごく参考になると思います。
「なぜこんな名前にしたんだろうか」とずっと思っていた方だったので、この記事はすごく納得できました。
やっぱりそうだったのかという感じです。
まんきつさんの気の毒なところは、そんな名前でも知名度ができてしまったために、改名するにしても元の名前からあまり離れられてないってことでしょうか。
たんなるハンドルネームだとしても、ネガティブワードを入れるということは自虐なんですよね。
力みすぎてる人の真反対を言ってるわけですが、認知の歪みという点では同じです。
プライベートのニックネームも、仲のいい人につけてもらう、くらいなほうがいい気がします。
自分に欠けた要素を入れる
8月に東洋占術夏祭りで翡翠先生がされた自己表現ワークショップの中で、自分にかけた五行を名前に取り入れるという話が出たのですが、そういう観点から考えてもいいですよね。
私なら水気と木気が足りないので、「みずまち」は水気が足される良い名前となります。
ウラナイ8の天海玉紀さんも、足りない要素補う漢字をあてはめたそうです。
活動場所によっても名前は変わる
特定の占いハウスや、電話占い、チャット占いサービスなどに在籍する人は、その場所にあった名前が必要になります。
そういう場所では、PRを全面的にやってくださるので、難読でもよくって、むしろキラキラした名前でないとダメだと思います。
電話占いに、現実的すぎる名前があっても興ざめです。
ただし、好きな名前はつけさせてもらえなかったり、そのお店やサービス以外では使わせてもらえない可能性も高いです。
活動するサービスの見極めもちゃんとしないとですね。
名前を決めたらググろう!
名前の候補が出てきたら必ずググりましょう。
Googleでググるほか、TwitterID検索をかけるときもあります。
なぜかというと、風俗業界とすごくかぶりやすいからです。
風俗業界でなくても、著名人と名前がかぶれば検索順位が落ちます。
「みずまち 占い」ってすればいいじゃんと思いますか?
世間の大半の人は面倒くさがりなのですよ…そんな労力はかけたくないのです。
難読ネームにしない、というのにも通じますが、読めない名前はググりにくいです。
これも大事。
「みずまち」を「魅豆魔千」なんて名前にしたら、変換するの面倒くさい! ってなります。
それからなぜかTwitterやインスタのアカウントを、IDと同じにしたいのかローマ字表記にしている人もいますが、和名も入れましょう。
ソーシャルアカウントが見つけられないのも、もったいないです。
山羊木星の年になりました。
名前とかプロフィールの表記方法が大切な年になります。
記事中に取り上げませんでしたが、窓口をわかりやすく、コンタクトを取りやすく、も山羊座のイメージですし、メニューや占術をわかりやすく見せるのもやっぱり山羊座時代の必須項目です。
これから活動される方は、ちょこっと心がけてみてくださいね。