2019年9月18日にウラナイ8にアップしたブログの転載記事です。
下の方に「公式の太陽サイン」と「他のキャラ」と「算命学の命式」を追記しました。

連載10周年感謝企画で進撃の巨人を読んでみた

進撃の巨人、という漫画があるのですが、実は今日まで(注:2019年9月18日まで)「連載10周年感謝企画 全巻99%OFF 最終回まで一緒に読もうキャンペーン」というのをやっていました。

最新刊である29巻だけ108円であとは無料という太っ腹さです。

私自身がわりと最近気づいて読んだので、今日、最終日になってのブログになってしまいました。
すみません…
まあでもせっかく読んだので、ブログを書きたいと思います。

どんなお話かといいますと…

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は
高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた・・・。

まだ見ぬ壁外の世界を夢見る10歳の少年、エレン・イェーガー。
エレンは、仮初めの平和に満足し外の世界へ出ることを諦めた人々に違和感を覚える。
彼らを「家畜」と呼ぶエレン。エレンを「異物」と感じる人々。

だが、壁をも越える超大型巨人の出現により、エレンの「夢」も人々の「平和」も
突如として崩れ去ってしまう・・・。

公式サイトより

2015年には実写映画化もされていますので、ご存じの方も多いと思います。
アニメ化も3期までいってるみたいですね。

人気作品ということはもちろん私も知っていましたが、「人が喰われる」作品で、グロいのが苦手なので読まずにきたんですよね。
ただアニメは時々うっかり見てしまい、見てしまうと引き込まれる世界観というのでしょうか。
でも飛び飛びに見てるとわけがわからないので、wikipediaを片手にじーっと見てしまう…みたいなことを繰り返してました。

今回も「む、無料なら見てもいいかも…怖いけど…(>д< ;)」(←ビビリ)みたいになりつつ全巻読破しました。
ネタバレはあります。が、後半に出てくる一番キモの部分はページを分けようと思います。

 

アニメを少しだけ見ていた段階で感じていたのは、「選択肢を奪われた柔軟宮」といった感じです。
人食い巨人がいるから、何重にもなっている壁の中に住んでいて、外に出られない、逃げ場がない感じ…
柔軟宮ハードアスペクトは、どれを選んでいいかわからず迷う→結果、どれも選べないで詰む というような図式ができるときがあります。

そしてどうあがいても食べられてしまうという理不尽さは、水サインのイメージ。特に魚ですね。
血みどろの暴力性は火のサインのイメージです。
そこに土サインが加わると「正義のための暴力性」となります。

最初はこんな感じのイメージを持って読み始めました。

諫山創さんのチャートは柔軟宮グランドクロス

作者の諫山創さんのチャートはこちらです。

きちんとアスペクトは取れていませんが、柔軟宮4サイン全部に天体があります。
(月は遅い時間、22時半以降に生まれていると、蟹に入ります)

柔軟宮は、

双子:ミステリ
乙女:ホラー
射手:SF
魚:ファンタジー

と思っているのですが、この物語の設定はSF+ホラー+ファンタジーといったところでしょうか。
読んでみると、ギリギリの生命線で「選べ!」とキャラクターが詰め寄られているシーンが多く、息をつかせない展開が多いです。
「何も捨てることができない人は、何も変えることはできないだろう」というセリフがありますが、命の選択を迫られるシーンがかなり多いです。

選択することに常に迫られているのが、柔軟宮ハードアスペクトのつらみでしょうか。

主人公エレンは乙女太陽と射手土星のスクエア

壁に囲まれている感じがもう柔軟宮と思うのですが、主人公エレンは安心な壁の中ではなく、「この世に生まれたからには、外の世界に行きたい」と言います。
これは射手ですね。

天体で言うと壁は土星です。
それを超えていくには、乙女で個人の能力を鍛え、調査兵団に入って壁の外へ行く。
軍隊は獅子、調査は水星なのでしょう。
「心臓を捧げよ」という軍隊規律も獅子っぽいです。

壁に囲まれた物語をもしも活動宮が描くのであれば、壁の中での政権争いが主になるでしょう。
同じく固定宮が描くのであれば、領土拡大とか他国との領地争いみたいなことが主になりそうです。
とにかく目的はないんだけど、外に出たいというのは、柔軟宮、それも双子ー射手のお話だと思います。

柔軟宮のアスペクトの中でも目立つのが、乙女太陽と射手土星のスクエアです。
外に出たいというエレンと、付き従うミカサの組み合わせにも見えますが、多く出てくるのは父親との関係性です。
エレンと父親、エレンの父親と、さらにその父親。
ヒストリアと父親もそうですね。
父親から強制的に敷かれたレールが子どもたちの運命を変えていきます。

各キャラクターはどの天体、どのサイン?

射手天王星もなかなか作品にきいていて、例えばリヴァイ兵士長の潔癖さは、乙女太陽ということもあるのですが、それよりも双子の月ー射手天王星のオポジションかなという気がします。
オポジションは他者に投げかけますが、自分でも掃除するけど部下にもやらせますよね。
オーバーキルな殺傷能力も天王星風味が強いです。

アスペクトはしっかり取れていませんが、ミカサの類まれな殺傷能力も乙女太陽ー射手天王星のスクエアという感じがします。
天王星は「切る」。「肉を削ぎ落とすことが得意です」と顔色も変えず言ってしまうミカサは、この組み合わせのイメージにぴったりです。
そして乙女は恋愛相手に非常に盲目的で、有能なのにぶっ壊れることがあります。
それも含めて、乙女っぽいなと思います。

アルミンは男の子だけど、天秤金星ですね。
頭脳と判断を委ねられる風の活動宮といった感じです。
基本は平和主義なのか、「話し合ってみたい」というシーンも何度か出てきます。

ヒストリアは魚木星キャラ。
出生に恵まれていないけど、やがては恵まれない子達へ施しをします。

キャラクターはこんな感じで柔軟宮強めなのですが、ストーリーは後半になるにつれ少し雰囲気が変わってきます。

これ以降はネタバレありです!

人食い巨人はどの天体、どのサイン?

巨人はなんなのかが明らかになっていく後半になると、がぜん山羊火星が強く出てきます。
国どうしの争いや利害関係に巨人が用いられているというわけです。

しかしそもそも巨人とは何なのか。
これはこの世界の最終兵器なので、蠍冥王星です。

大昔の先祖が大地の悪魔と契約し、巨人の力を手に入れます。
つまり人間が巨人化しているわけですが、その力を得るのに、巨人化する薬を摂取したあと巨人化能力を持つ人を食べることにより能力を継承します。
「食べて一体化することにより、強大な力を得る」というのは蠍の世界。
そして巨人化能力を得ると13年しか生きられないという制約ができます。
そうすると基本的には「子をなして子に継がせよう」となるわけです。

また、王家の血筋が必要という場面もあり、それも蠍味を感じます。
ミカサやリヴァイの強さも、血筋だからというエピソードが出てきます。
そんなふうに、読み進めていくと山羊と蠍の雰囲気がどんどん強くなっていきます。

Wikipediaを見ると、私がアニメをちら見していた頃よりも情報が充実していて、年表までできていました。
こういう深い世界観というのは、蠍に天体があってこそですね。

作品の絵柄の雰囲気はかなり獅子が強いです。
圧が強くて読んでてちょっと胸焼けしました。笑
水星も乙女だったら、もうちょっと違う雰囲気だったのではと思います。
太陽と水星はミューチャルレセプションですけど、でもやっぱり太陽は乙女だし、水星は獅子だよなという作品でしたね。

もうだいぶ初期の頃に張られていた伏線が回収しつつあるようなので、物語も終盤に近づいているのでしょうか?
最初にあったいろいろな謎がだいぶ明らかになってきたので、物語としてはかなり土サイン臭い感じになりつつあります。
落ち着いてきたというか、なんで? どうして? というハラハラ感が弱まって、それよりも物語をじっくり読み込みたい感じですね。

次はぜひアニメのほうを通して見てみようかなと思います。


【追記1】公式の太陽サインと他のキャラクターのサインは?

上で取り上げなかったキャラクターも少しだけ追記します。
それと、公式誕生日があったので、それも少し追記。

エレン・イェーガー
公式設定:牡羊太陽
主人公をドラゴンヘッドのあるサインにするのは、ヒットする要因な気がします。

ミカサ・アッカーマン
公式設定:水瓶太陽
アンドロイドっぽさがなくもないかも。

リヴァイ・アッカーマン
公式設定:山羊太陽
年末に大掃除してそう。

ヒストリア・レイス
公式設定:山羊太陽
お姫様ですしね。

ライナー・ブラウン
公式設定:獅子太陽
スパイのような位置づけのキャラで、潜伏して別人格を演じているうちに記憶も混乱したりしています。
わりと優等生ぽいキャラクターで、山羊ですかね。

エルヴィン・スミス
調査兵団団長。
公式設定:天秤太陽
この人も山羊火星的なリーダーなのですが、この人も父親の幻影に人生をゆがめられているひとりですね。
射手天王星的なキレキャラが多い中で、どちらかというと山羊海王星的ないちゃってるキャラに見えるし、また、獅子水星ぽい俺得だけを目指しているキャラにも見えます。
公式人気投票で一位にもなったことがあるみたいで、人気キャラなんですね。

ハンジ・ゾエ
公式設定:乙女太陽。
マッドサイエンティストだし、射手天王星ぽいです。

まだまだいっぱいいるのですが、ここらへんで。
作者がなぜこの誕生日にしたのか考えると、それもまた面白いですよね。

【追記2】算命学で見るなら?

なんというか、可憐に咲く一輪の花が、灼熱の太陽に焼き殺されるような図ですよね。

出てくるキャラクターがみんなヘンで、かつ生き急いでる感じというか、なんなら自殺モードっていうのが、牽牛×調舒という感じがしました。
牽牛が軍隊っぽい。調舒星が中二病的変人。
そんな変な人達でも最終的には組んで集団で立ち向かうのが、東の石門といったところでしょうか。

これで見るに、物語の終わり方はあんまりスッキリした終わり方にならないのかもなぁと感じました。
西洋で見ても、柔軟宮作家さんはすっきり終わらせられずにグダグダになっちゃう人が結構いるので、ちょっと心配ですね。
どんなラストを迎えるのか、楽しみです。