11:00〜16:30 ヨシノ・エリカ
17:00〜21:00 まるごとmaru
当日の空き状況は、占い師滞在時間に直接お店へお電話ください。03-3220-9477
10分タロットからお気軽にお立ち寄りくださいませ! お待ちしております。
**講座・イベントのお知らせ**
<ヨシノ・エリカ>
5/18(木)11:30~13:30 子連れOK!初心者タロットレッスン
0歳からのお子様連れ、大歓迎!子育ての気晴らしにいらっしゃいませんか?
私も1歳半の子の親です。周りもお子さん連れなので、お子さんが騒いでも大丈夫!!
5/25(木)19:00〜21:00 中級タロット勉強会
テーマ「万能!ヘキサグラムスプレッド」
これだけで占う占い師さんもいるというほど万能なヘキサグラムスプレッド。
スタンダードなものはもちろん、相性が占えるヘキサグラム応用もお教えします。
ヘキサグラムでここまで占える、実践メインの実用講座。
ひたすら上達のため、練習する会です!!!
<まるごとmaru>
5/28(日)12:00~21:00
まるごと食洞@吉祥寺☆ランチに海老カレー登場☆不思議カオスな占い部☆
吉祥寺のねりかなやさんをお借りして月に1度のカレー営業。今月は先月夜の部で好評だった、旨味ぎっしり残らずカレーに閉じ込めた海老カレーをランチで提供♪ 占い部は以前大好評だった、ふじあつこさんとミズマチユミコさんのお二人です。占いのご予約はお早目に☆カレーはお友達やご家族を誘ってきてくださる方が増えていて感謝の限りです。詳しくはリンク先をどうぞ☆お待ちしています♪
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私の占星術の出生チャートでは、7ハウスに土星があります。象徴の一つとして「対人関係が苦手」とありますが、本来は私もあまり人と関わるのが得意な方ではありません。と言うと、え~?うそ~!?と返されますが本当に本当に本当です。特に若い頃は他人に合わせるのが苦手で仕方なかったです。しかし、ある日ある時ある場所で偶然出会った人から盛大に叱られたのをきっかけに、矯正下着を着て他人の輪に溶け込むことに決めました。
およそ20年前のこと、当時ブラックな制作会社に勤務していた私は、深夜に仕事を終えて、その時会社に居合わせた熊みたいな風貌の新人君と一杯飲んでから帰ろうかと言うことになり、新宿ゴールデン街に向かいました。ちなみにそれまで新宿ゴールデン街の飲み屋に入ったことがなくて、その時少し怖かった記憶があります。
どこに入ろうかとウロウロ迷って行き着いた先が、内藤陳さんというコメディアン兼著述家が経営するバー「深夜プラスワン」でした。店に入ってみると、確かカウンター席だけだったような。主人の内藤陳さんがカウンターの中でお酒を作っていて、常連客らとのんびり雑談をしていました。
こういう馴れ合った空間が、当時大の苦手だった私は、人同士が全然絡まない殺伐とした店へ移動したかったのですが、どこでも馴染める才能を持つ、連れの熊男君がそのままスーッとカウンター席に座ったので、仕方なくしぶしぶ座って一杯飲むことにしたのです。
常連客には、ゴールデン街に出没すると噂には聞いていた映画助監督がいて、仕事をぼやいたり愚痴ったりしていました。他の常連客や主人の内藤さんらが笑いながら突っ込んだりする様をみて、熊男君もその輪に自然と溶け込んで笑っていました。しかしその空気に、いよいよ居心地が悪くて困り果てた私。熊男君に合わせてすんなり溶け込めばよかったものの、タイミングを逃したというか、別に溶け込みたくもなかった意固地な私は、いたたまれない気持ちを隠すように仏頂面でハイボールを飲み続けました。
その時、主人の内藤さんから、いきなり一喝されたのです。「その態度はなんだ。こういう場では、周りに合わせるものだ」思い切り意訳ですが、鋭い眼差しを向けられ、確かそんなことを説教された気がします。一番言われたくないことをしかも公衆の面前で叱られた私は、ショックで動揺して固まってしまいました。が、そこは完全なるアウェー。もともと柔軟宮過多の私ですから、そういう展開になったら盾突きませんねん。笑。素直に言うことを聞い(たフリをし)て、周りに溶け込む姿勢を示しました。
随分格好悪くて痛い思いをしたし、内藤さんを少し恨みましたが、その時の荒療治のおかげで、他人と関わる時のコツを覚えた気がします。アウェーでは矯正下着を身につけて、元来の苦手意識を抑えて、そのぶん心は開いて(これもフリですがw)、他人と関わるようにしてからいつの間にかもう20年が経ちました。長くそうやってきたら、その状態に慣れてきたのか、今では(深く掘り下げればやはり苦手意識はあるものの)まぁまぁ普通に社交的になったかなと思います。(あくまで当社比)
というわけで、ネイタルで土星のいるサインやハウスについては、すぐにどうこう出来るものではないけれど、地道に努力的な何かを続けているうちに、どうにかなっていくのではないでしょうか。これは今だから自分の口で言えることです。土星は「時」の象徴でもありますしね。(maru)