11時~16時半 向真希 ご予約満席です!ありがとうございます!

30日11時~13時 「ホロスコープ基本読み練習講座」残席2!

17時~21時 桜田ケイ ところどころ空席あります! 

当日のお問い合わせは電話:03-3220-9477 にてお問い合わせください!

30日14時~17時 「第2期水曜トナカイ12か月講座」満席です!

30日11時~17時 なぎやきょうこ先生がトナカイ1階で鑑定っ!!!

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缶入りのドロップ。それは子供の頃に誰もが憧れたものであり、
子供の頃に自らの運気を試したものでもあります。
缶入りのため、中身が見えず、出たものを受け入れねばならない。
たとえそれが望む味ではなかったとしても、出てきたドロップを享受する。それが定めです。
そんな缶入りドロップ。
サクマ式ドロップスとサクマドロップスと、違う会社が作っているそうです。
サクマ式ドロップスを作っているのは佐久間製菓。
サクマドロップスを作っているのはサクマ製菓。
音だけ聞くと全く同じ会社名ですが、別の会社です。
元々は同じ会社だったそうですが、袂を分かち裁判まで行った両社。
それでも缶入りのドロップを出したいという気持ちは持ち続けた両社。
子供たちに美味しい飴を届けたい。その姿勢は素晴らしいものです。
缶の中にあるフルーツ系のドロップはどれが出ても許せます。
しかし、ハッカ味のドロップは子供心にショックを与えます。
甘いと思って缶を振り、出てきたドロップを迷いなく口に入れる。
その時にそのドロップが甘くないなんて、信じられない事態です。
衝撃、驚愕、憤怒、そして悲しみ。ハッカ味に満たされる口腔内。
甘い、果物的な甘さを求めていた脳は大混乱をきたします。
無防備さに対する戒め、この世界に蔓延る不条理への準備として、
フルーツドロップの中にハッカ味は潜んでいるのでしょう。
サクマ式でもサクマでも、缶入りドロップは出てくるまで何味か分からない。
それは人生そのものであり、運気を試す卜術なのです。

(桜田ケイ)