11:00~16:30 如月沙世
17:00~21:00 まるごとmaru

各占い師の最新状況は、本人在席時間にお電話くださいませ。
お気軽にお立ち寄りください。お待ちしております〜。
※maruは17時半以降、まるっと空いております。
03-3220-9477(ウラナイトナカイ)

※来週6月30日(木)17:00〜21:00は、maruはお休みいただきます。
代わりにヨシノ・エリカ先生が座ります。ただ今、ご予約受付中♪

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〈 現在募集中の講座・ワークショップのご案内 by maru 〉
7/2(土)16〜18時半 インド料理を作って食べる会 →★
7/8(金)19〜21時 夜の占い勉強会「ハウス探求 3-7-11 風のハウス」 →★

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占星術を勉強し始めた頃、自分の太陽が7ハウスに所属すると知って、当時がっかりしたものです。なぜなら、教科書には「7室の生まれは、他人との協力関係を通して、自己の存在を示す」などと、よく書かれていたからです。であれば、自分一人だと、この世の中では成立しない存在ってこと? めっちゃ存在感が薄いなぁ、なんだか自主性もなさそうだし、日和見な生き方が向いてるってことか。。。そんなふうに当時は、7ハウスをネガティブに捉えまくっていました。たとえば、1ハウスや10ハウスに太陽があると、自発的とか、人を導くリーダーシップとか書かれていて、自力でのし上がって行く凛々しさが大変眩しい。それにひきかえ、7ハウスの「他者があって個が成り立つ」という個人的に何ソレ?的な立ち位置が納得できませんでした。

過去を振り返れば、これまでの人生の大半は、自分の太陽コースじゃない生き方をわざわざ選んで生きてきたように思います。若いうちはムダに気力体力が有り余っていたので、誰にも頼らず登頂してみせるぜ!と気張ってましたが(でも、いろいろダダモレで、すでに他人の世話にはなっていた。が、恩知らずで、余計なことするな!とか酷いこと言って逆恨みした)、やはりそれだと空回りするんですよね。なーんか、上手く回らないなー、私の人生。なぜ、あの人はあんなに上手く回っているのに、私は全然ダメなわけ?…こんなところだけは、他者と比較してしまう7ハウスらしさを発揮していましたが。ですが、いよいよ最近は若い頃のような体力も気力もすっかりなくなったせいで、己の自意識(エゴ)の強さを押し通せなくなってきてしまいました。となれば、今まで通りのコースではマズイ、いつか人生破綻する、鈍い頭でもいい加減に気がつきます。そうなんです。長く頭で描いた理想のエゴコースにこだわっていたら、まず先に肉体の衰えがやってきた。万事休す。おかげで、やっと気づけました。衰えた自分を自覚すると、ムダな手荷物は重すぎるから捨てざるを得ない。もはやいろんな選択肢はなくなったので、自然と(いや、最初はしぶしぶ)周りの人と手を組んで、助け合いながら生きるコースを歩んでみると、あれあれ?どうも流れがスムーズな気がする。「モーセが“海を割った”」エピソードと言ったら、あまりに大げさですが、このコースだけは、ウエルカム状態で海を割って渡らせてくれる!?そんな感覚でした。あ、でも言っておきますが、7ハウスに太陽があっても、最初から素直にそれを受け入れて活躍している人は多くいますし、どのハウスでもそれは同様です。(←これを説明すると、テクニカルな話になるので割愛しますが)

とにかくこれまでずっと、なーんか空回りしているかも?と思ったら、それは自分に相応しい人生コースに抵抗している可能性があるかもしれません。ただし、自分に相応しい人生コースでもずっとスムーズなワケはなく、季節が巡るように、時には空回りする時期もあるでしょう。しかし、ずーっとダメだとかブーブー文句言ってるなら(しかも占術を学び、自分のチャートを知っているなら)、一旦自分の理想を脇に置いて、素直に太陽のあるハウスやサイン、アスペクトを建設的に使ってみると、だんだん流れが変わるのではないでしょうか。まぁ、それがイヤなら、私のように体力が衰えるまで、抵抗して好き勝手にやってみるのも一興です。後悔が身に染みるけど、これはこれで味わい深い人生です、他人の反面教師にもなれますし、きっとどこかで誰かの役に立ってますし。更にそれもイヤなら、もう一回生まれ直して、次回はもうちょっと素直に生きればいいじゃないですか。私はといえば、あっさり踵を返して、地元のヒーローの名言「お客さまは神様です♪」をモットーに、残りの人生をジタバタしてみます。(maru)