11:00~21:00 三上 牧
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この間テレビのキャスターが「政治=ほぼ暮らしのこと、政治は身近なことでどんな人にもそう遠い話じゃないよ」と言っているのを聞いて、突如10ハウス・山羊・土星的な重圧がドーンとかかりそうな、4ハウス、・蟹サイン・月な「暮らしの営みや居場所、立ち位置」に迫るプレッシャーを思い浮かべました。ビビットにこの二つは対なんだということを意識、以来個人的に考えていました。ハウスシステムを視覚的にとらえると、10ハウスから4ハウスというのは上から下に流れる重力を感じ、影響が滝のようにオポジションサインにドーンと広がるというか。生活への影響が出始めることで、自分に関係なく思えていた社会の仕組みやルールに着目し始める。まざまざとこれは自分も当事者なんだということが腑に落ちるというのでしょうかね。滝つぼに水が落ちるように受けていく感覚。降ってくる環境に合わせて、生態系が変わって行くような。

西洋占星術的な思考でいうと、土星がいるサインに注目(エネルギー)が集まり、共鳴するように自分の足元である月や4ハウス的な部分に呼応する。地震が起きたた時の共振のような、地盤が揺れやすいところと揺れにくいところがあるように、個人的な生活、基盤の弱点が洗い出されていくように思います。滝つぼであれば、柔らかい岩は削れ地形が変わる。固い部分と柔らかい部分が浮き彫りにされていくような。月は弱いわけではないです。ただ共鳴しやすい天体、影響を受け変化していきやすい特性があります。土星の影響を敏感に察知している部分でもあると思います。

射手座に土星がある今、土星の在中ハウスを山羊的ポストとするとオポジションの蟹・月的受けを担うのは双子サイン。この双子的象徴要素から、ほころびが出やすいのではないかと思いました。飛躍や自分のアップグレードにかかわる頓挫や障害、迷いを抱えているのであれば、根本軌道修正するために初心に戻るというのが必要ということなんじゃないかな~と。その中で、自分の初心(蟹サイン&4ハウス的な象徴、物理的精神的なホームベース的な何か)を探っていくということは、今の大きすぎて途方に暮れていたり、わけわからなくなった「こんがらがった何か」をほどくヒントになるだろうし、重点的に並行して着目して補強していくといいと思いますね。射手サインにいる土星、射手サインの支配星は木星、木星は乙女サイン域にいて、乙女の支配星は水星。そして、射手のオポジションにある土台サインは双子、これまた水星が支配星。水星はざっくりいうと「言動」を司ります。あなたの水星の実力も併せて問われる時期ということなんじゃないでしょうか。これまで何をやってきたか、何をやってこなかったかが浮き彫りになるだろうし、やってこなかったなにかは、大急ぎで埋め合わせていくというのがいいと思いますね。乙女木星の影響下で「やっておけばよかった」という後悔は無意味で、「口動かす前にひたすら手を動かす!」というのが有効な気がしてなりません。うお海王星の「星に願いを!」的に「こうだったらいいなあ」とか「あの人うらやましいなあ」とか妄想している場合ではないのです。

わたしは心理占星術の鑑定の際に「あなたの歩いているこの道はどこからスタートしたのか」という問いをよく投げかけさせてもらいます。うっかり人目に付くところばかり着目しがちですが、根っこが大事なのよ!と感覚的に思っていました。4ハウスが過多だからでしょうか。急がば回れ、片っ端から徹底的に見直していくというのもいいでしょう。まず足元を、自分の立ち位置、生い立ち、歩いてきた道などを日記や文集、アルバムとか見ながら思い返すといいですね。転職を希望していなくても、履歴書やプロフィールを書いてみたり。ブログ書いている人なら、昔の自分のブログを読み直すとかも、掘り起こしになると思います!(みかみまき)