11:00~16:30 有元祥子
17:00~21:00 まついなつき

当日枠、有元もまついもたくさんあります。お気軽にお店に電話してみてください。
03-3220-9477


実家(北海道の内陸部)の父に呼び出され、10/15は父に付き合わなくてはならないのだけど、どうせならまだ乗っていない東北新幹線に乗ろうとか、子供の頃から青函連絡船使って行き来していた函館と青森、いつも乗り換え時の素通りだったので、駅から町に出てみようとか、けっこういきあたりばったり。15日を中心に前後2日ずつ5日間お休みをいただくことにして、火曜日の昼に家を出て日曜日(今朝)東京に戻ってきました。

天海さんの「はじめてのアースダイバー」に参加して“土地”おもしろいな、と思ったのです。北海道は長いこと原野の時代が長く古代の記憶にあんまり人間の営みが重ねられていない。自分の父からその祖父の話聞くくらいで、記録に残っているような一番初めのあたりの話が聞けてしまう。アイヌの系譜は和人のそれとはまた別で文字を持たず、口承や文様など独特の伝え方をしているらしいのですが(すいません不勉強でよくわからないのですが、寒冷な気候と広大すぎる土地のせいで、絶対人数が少ないように思います)

できれば歩いて行きたいなあ。私、イザベラ・バード(ちなみに偶然誕生日が10月15日)という女性旅行家の、彼女が明治時代に東北や北海道を旅行(彼女は馬に乗ってだと思いますが)した記録「日本奥地紀行」という本が大好きなのですが、ちょっとそれも意識して飛行機で飛ぶのではなく地面をずるずると北上していくという感じにしてみたかった。

ところが油断の部分があり「青函トンネル」。まあ海底トンネルなんですが、アースダイバーどころじゃなかった。なんか心理圧がすごかったです。この海底トンネルに30分耐えること考えると、帰りは飛行機でいいか!とも思ったほどです。天秤座の新月の日に旅立ったので、いやもうちょっと材料を拾わなくては!と結局飛行機は乗らなかったのですが、青森の磁場が良すぎて帰りも陸路で正解でした。今度東北周遊券で東北をあちこちのぞいて歩きたいという、希望につながりました。

いて座の土星のおかげで、22年ぶりに自由な一人旅ができました。(店長・まつい)

地元駅前。一族で経営していた当時はでかかった酒屋。現在規模をかなり縮小して、親戚が経営しています。

地元駅前。一族で経営していた当時はでかかった酒屋。現在規模をかなり縮小して、親戚が経営しています。