11:00-21:00みかみまき通常鑑定
※詳しいメニューはこちらをどうぞ⇒
※当日に気が向いてふらりとお越しいただくの大歓迎です。
※11時~12時、14時~15時までご予約いただいております。
それ以外はガラガラなのでお待ちしております。

※お申込み:お待たせしたりするのは申し訳ないので、お電話でご連絡いただくか、メールにてcaribou.lynxhare@@gmail.com (@を1つ抜いてご連絡ください) ご連絡いただければ幸いです。

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◆GWのウラナイトナカイ文化祭にてみかみ&美々子はいつものあのイベントをします!
5月6日 11時~21時 「占いとアクセサリー」
※先日のブラタモリ「甲府盆地」でしたね。そんな山梨県から山梨水晶会議のみなさんが2階で昼「トナカイノニカイ」にて、また工芸品の展示販売をします。水晶玉もきますよ。夜は占い三昧なスペースに変わります。

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先日北海道へ行った4日後に中国・北京に行ってきました、笑。そこで飽きもせず占星術の講座に参加してきたのですがその講座を通して感じたことは「中国も日本も結構コミュニケーションの問題を抱え得ている」ということ。講座の間、そのテーマが何かいも繰り返し出てくる出てくる・・・。

中国も日本と同じでスマホ中毒の人多いです。いや、それ以上に見えました。そしてスマホを通して今まで繋がれなかった人と簡単にお話したり身近に感じたりできるという利点にみんなとても浮かれている感じ。有名人でなくても自分の生活や考えを発表し他人にシェアできる時代。すごいなーと思います。そういうの素晴らしいなと思う一方で、その闇にも気が付きました。

その簡単にアクセスしたり表現したりできるという利点の裏側には簡単に距離を置けるということが潜んでいるんだとハッとしました。傷つかないために、防御のために距離を置きがちだということでもあります。この便利さは心の安全を保つ壁となっている。そしてそれは誰かと親密になることを阻んでいるということなのだと、わたし気が付いてなかったです。

用件がある時だけサクサクっとコミュニケーションし、直接時間を取って会わなくて済む。どこに住んでいるとか知るチャンスがない。スマホにばかり頼っているので、相手から連絡の頻度で親密性を感じる人が多い気がしますね。顔を見ないから真意を見極めにくいし、SNSに来たメッセージ1つで悩みまくってしまう。連絡が来ない=相手が自分に興味がなくなっているという風に考えてしまう人が増え、簡単に不安になっている気もします。

そして、極めつけは「そんなリスクを負わなくても本物の関係性なら自然に親密になれる」という都市伝説・・・

これってSNSで語り合うことができていればある程度の理解は進むと思うんですけど、それってきっかけに過ぎない。蠍サインの司る親密性はお互いに影響を与え合い、同時にちょっとずつメタモルフォーゼし、共通事項を増やすことなんじゃないかなと思うのですが、それって一緒に過ごす時間が要になっているのに、このインターネット時代、寄り添って相手の温度や息遣いを感じる機会がめっきり減った気がします。怖がって避けているものの、本当は人は心の底で求めているんじゃないかと感じました。だから、ネットストーカーみたいにその人のことを一通りSNSで追いかけどういう人か見極めないと、関係が進まなかったり・・・

そしてさらには関係性が深まるにつれ自分が変わって行くことが怖くなり、億劫になってしまう若者たち。若者というか、サタリタ(29歳の土星回帰)後の方々ももまだそれを繰り返している気がします。知り合いやともだちになるのは簡単なのだけど、親友や継続的な関係、恋人や夫婦などのディープな関係、特別な存在になろうとするときそのハードルが高すぎる気がします。

悩ましいですね・・・

わたしは古い人間の部類に入ると思うので、縁がありそうと思われる人に目星をつけ親密性をその人とTRY&ERRORしながら築き上げていく、理解をしようと切磋琢磨するというものだろうと考える派ですが、そういう文化は息をひそめ、周りから浮くということを心配しすぎて己を押さえつけ、プライドを保ち涼しい顔して隔たりを自分で作っているのにその中で孤独を感じてしまう人が多いんじゃないかと思います。

そんなふうにみんながみんな防御を貼っていては、関係性を寄せ付ける気がしませんね。それが「親密性」の築き方を忘れさせ、もしくはそういうスキルを育てるのを阻んできてしまったのかもしれません。

本音を言う場はSNS。特定の対象ではなく公共の場に自分の想いを放つような、例えば自分の真意をSNSにブロードキャストするYoutuber的な文化が発生したのかなとなんとなく感じました。そしてその放流した自分の本音があわよくば「正しい運命の人」もしくは「所属場所」や「仲間」にたどり着きますようにというような一縷の望みを託して。

その辺が80年代生まれの「てんびん冥王星の後半から、さそり冥王星前半」の課題なんではないかな。

そういうのをスマホやらAIやらが解決してくれるというのはまだまだ当分先なんだろうなと思います。自分の心の本音の端っこから少しずつ、特定の人にだけ公開していくという筋トレはまだまだ必要そうです。ハイリスクハイリターンはまだこういうところに残っていますね。

自分の本音を人に言うのは怖いという人はぜひ占いをご活用ください。わたりは占いを通して人を理解するのが仕事だと思っているので練習台にしていただければ幸いです。