乙女18、番茶の給仕
12:00~18:30 三上 牧さん
18:30~20:30 岩田麻里さん

蒼い鳥タロットの展示会、三上さんお疲れ様でした。ほんとにすばらしい展示でしたね。原画、一枚購入してトナカイにも飾りたいかも、と思いましたが、わたし個人の好みは「塔」とか「月」とか「隠者」なので、普通のお客様が見たら「やっぱり占いの店怖い」と思われる!と躊躇しました。「女帝」「力」「正義」の美人3人組みではどうだ!とも思うけれど、なぜわたしは、3つずつチョイスしてしまうのだろう、長年3足1000円の靴下を買い続けた呪いなのか。まあでも一番の問題は絵を飾って映えるような壁が、店にも我が家にもないということですね。狭い…。広いスペースをお持ちの方はぜひともお気に入りの1枚を購入されるといいかと思います。そんなお気に入りの絵ひとつ飾れないしょぼ店舗のトナカイを憐れみ、岩田さんがクリスマス的な飾りつけをしてくれました。節電なので開店の頃は使っていた電飾なども処分してしまったのですが、光を反射してキラキラするロゴやリースやお星様を抑え目に上品にデコっていってくれました。ありがとう、きれいだよー。岩田さんはミサンガメニューにプラスして、質問にどんどん答えてゆくタロットが人気です。出た答えを聞いて、ではこれは?それはどうして?だったらこっちがいいの?と次々質問したいことがでてくること、あると思います。その五月雨質問銃をバババと受け止めて答えを出していく、必殺技みたいなスプレッドを岩田さんはあやつりますからね。ご興味ある方はオーダーしてみてください。…必殺技だから、シャッフルしながら技の名前を叫べばいいのに。

最近、改めて思うのですが、人はひとりでは生きていけないなということです。ひとりの時間、ひとりでいることももちろん大切ですが、人生のどこかの箇所でかならず人は人とつながるようになってます。この世に完璧なホロスコープはなく、誰かや誰かと補完しあい、補てんしあって生きていく。なんでいちいち改めてそんなことを思うのかというと、自分のホロスコープを初級目線で、久々に見たら、DECに木星が合なので、いつもいつも誰かがそばにいるのがあたりまえ、という人生なんですね。ホロスコープの中の木星は「その人の善感覚」なのですが、他者とのつながりを許容し寛容する箇所でもあります。わたしの木星はDEC、つまり7ハウスに入り口にあるので、対人関係において鍵がかかっていません。ノーガードです。以前からミズマチさんが「わたしのお客様は、8ハウスにある獅子座木星をめがけてやってきます」と語っていて、お客様は7ハウスから入るのだから、双子の路上から興味津々ではいってくるんじゃないの??と少し違和感を感じたのですが、このところ、やってくるのは現場の7ハウスでも、それを受け入れるのは、木星という「意識」だよなーと思って、これはすごく大切なロジックだと考えるに至りました。自分がたまたま「現場」と「意識」が重なっていたので、後回しになっていたのです。
たくさんの出会いがあっても、それを受け入れるかどうかは本人の意識です。たとえば結婚を考えるときは、安全感の繰り返しである月の意識が、安全感の変更を受け入れてもいいよ、と寛容しなければなりませんということで、時期的にそれが緩むであろう、n月にt木星がアスペクトする時期を見ていきます。しかしn月のサインとハウスによっては、t木星に加えて、もともとの持ち味であるn木星のサインとハウスも考慮に入れたほうがいい場合もあるのではと思いました。時期的な要素はチャンスとしての有効さをあらわしますが、ネイタルの木星は「そこから受け入れる」という経路がすでにできあがっているからです。婚活ブログのミズマチさんの場合、n木星は獅子8ハウスにあるので、運命的に決まっている人なら受け入れるということです。親か親戚が資産家とのドラマチックな許婚を用意していないということが、婚期遅れている原因ということでしょうか(ここ笑うとこ)。冗談はさておき、木星を使って人は人とジョイントしています。だれでもです。(店長・まつい)