「四大占術でみる誕生日事典」
11:00~13:00 芳華タロット講座小アルカナ2
14:00~20:00 芳華美々子さん


久しぶりにアマゾンリンクに本を追加しました。もっと頻繁に更新していきたいものですが、なかなか「よしこれを紹介しよう!」という本との出会いがなく(占いに関係ない小説やマンガならいっぱいあるんですけどねー)ちょっと放置しがちですね。専門的なものはご自身で調べていただくとして、トナカイHPでは、なるべく初心者の方に向けた本を紹介したいと思っています。
今回リンクに追加したのは、「四大占術でみる誕生日大事典」成美堂出版(1900円+税)誕生日事典って、分厚くて重いのがたくさん出ていて、ああこれも同じような…と思っていたのですが、中身がけっこう濃くてすごかったです。西洋占星術、数秘、タロット、易の4つの占いで、365分の1ををしっかり占っています。タロットはフルデッキで76枚しかありませんが、この本は大アルカナ22枚のみで占っていて、つまり繰り返し同じカードが出てくるわけですが、同じカードでも誕生日が違うとまったく違うことがしっかり書き起こされていて、そのあたりを見ても、1日1日に力を込めてエネルギー注いで本作りをしているということが、よくわかります。奥付をみるとけっこうな有名な占い師さん4人が名をつらねています。いいかげんなことはできるはずもないという安心のラインナップでした。たぶんみなさんが気になる西洋占星術のパートの書き手ですが、ものすごく長く西洋の勉強をしていて、占いライターの仕事では長くトップクラスにいる方です。こういう人たちの地道な下支えで、こういうきちんとしたまじめな本が世に送り出される。従来どおり、自分や家族や友人の誕生日のページをめくり、わいわいやるのに一番適した本であることにはかわりなく、買って損のない内容ですが、占いを勉強中のみなさんにも、星やカードや並ぶ木片や数字が、どういうふうに「人にやる気をおこさせて、幸せにする言葉にするのか」というお勉強に非常にボリュームあって、しかも複数の執筆者が技術と技能を寄せ合っていて、とても参考になる一冊だと思いました。そして巻末についている「数秘の世界」と「易の世界」の解説がとても興味深かったです。入り口というかさわりのことが書かれているだけですが、それぞれ別に専門の本を購入すればけっこうお高くなると思うのですけれど、とてもわかりやすく簡潔に書いてあって、普段なじみのない、数秘と易について、少し親しみを持つことができました。おまけ的ページですが、きちんと作ってあって高感度大です。(店長・まつい)