向真希 13時~17時 当日枠は12時半~13時半です
桜田ケイ 15時~20時 わりとのんびり座ってます
当日枠に関してはお電話→03-3387-4355←いただけると確実です!
*************************
様々な種類のチョコレートが街にあふれる季節がやってきました。安価で手に入る駄菓子的なものや日常的に入手しやすいスーパーやコンビニで売られているものからショコラティエが心を込めて一粒一粒創造したものまで、ありとあらゆる種類のチョコレートが、日本全国を席巻します。
一昔前はブラック・ミルク・ホワイトという三種類の区分ぐらいしかなかったように思えるのですが、いまやカカオの含有パーセントや産地、混入されるスパイスやフルーツ製法技法は千差万別。
ガナッシュトリュフオランジェットプラリネボンボンジャンドゥーヤ。それはまるで魔法の呪文のよう。そして食べてみるとそれはまさしく魔法のような味わいが楽しめるのです。
日本におけるバレンタインという風習も徐々に様変わりしているようで、ウァレンティヌスさんのことやその起源や業界的なあれこれはもう置いておいて、女性が男性にチョコレートを渡す日という形からさらに進化しているようです。
友達同士で渡す友チョコという概念からの発展としては同性の友人が各自チョコレート菓子を作り持ち寄って食べる会が催されたり、職場では義務的に渡し翌月義務的な返礼がなされていた環境から廃止へと流れが進み裏で取引が行われるようになったり、男性でも手作りで作成して自ら食べて楽しんだり、そのスタイルは人それぞれ。
女性は渡さなきゃという意識や本命のチョコレートを渡して断られた時のことを思う恐怖から解放され、男性はもらえるかどうか戦々恐々と一日を過ごさねばならぬストレスから解放され、人々はチョコレートを純粋に楽しみ始めたと言えるのではないでしょうか。
2月14日はバレンタインデー。ですが、恋愛ということにこだわるのを止めてシンプルにチョコレートが飾られたショーケースを眺めてみましょう。
そこに飾られているチョコレートは告白や儀礼の道具ではなく、世界各国の農場で丹精込めて育てられたカカオをショコラティエが愛情込めて作りあげたひとつの作品です。
チョコレートと向き合い、本当に自分が食べたいものを選び、本当に分けあいたいと思える人と共に食べてみましょう。
気持ちを少しだけ変え、目線を少しだけ変えてみるだけで、肩の力は抜けてもっともっとバレンタインを楽しむことができるはずです。
甘くて美味しいチョコレート。義理とか本命とかそんなことを考えて選ぶのはもったいない。2月は美味しいチョコレートが食べられる。だからあなたと一緒に食べたい。それだけでいいのです。