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世界的なコレクターが数多くいるというお菓子があります。
それは、ペッツ。
ペッツペッツみんなのペッツ。というCMソングを覚えている人も多いでしょう。
コレクターがこぞって集めるのは、ペッツのディスペンサと呼ばれるものです。
いわゆるペッツを入れて出すための容器です。
ディズニーのキャラクターや動物、スターウォーズのものなど数かぎりなくあるようです。
作られた年代やキャラクターによって、その値段は大きく変わるとか。
しかし、自分にとってなによりも大切なのはペッツそのものです。
あの小さく長方形のラムネ菓子。ペッツの本体はあの菓子です。
ディスペンサはあくまでもペッツを収める容器でしかありません。
いかにキャラクターが変わろうと、アゴ下からペッツを提供するだけの存在なのです。
大学生のある時期、ペッツを常に持ち歩いていました。
当時自分が何のディスペンサを選んだのか、既に記憶にありません。
しかし、幾種類ある中で、オレンジ味を特に好み食べていたことは未だに覚えています。
ペッツのオレンジ味。若干の爽やかさと強めの甘さ。
ペッツのオレンジ味は、ある時期の自分の思い出とも強く結びついています。
ディスペンサの顔部分を持ちあげ、ペッツを一粒取り出し、食べる。
もちろんペッツだけを持ち歩き、食べることは可能です。
それでもペッツは、ディスペンサに収まるべき存在なのです。
ディスペンサにペッツを詰め、出して食べる。
提供するための器と提供される菓子。ディスペンサとペッツは分かち難いものです。
ガラスケースにディスペンサを並べるだけのコレクターもいるかもしれませんが、
時々でいいので、ディスペンサにペッツを詰めて食べてみましょう。
それがきっと、ペッツを一番美味しく食べるために必要なことです。
それはきっと、ディスペンサが一番輝くために大切なことなのです。
(桜田ケイ)