9月3日(火)
このHPのデザインですが、休暇中に自分で変更できるところは自分で、と考えていたのですが、しばらくさわらないうちにバージョンがアップしていて、まったく歯がたたないことが判明しました。ほんとに手も足も出ないとはこのことです。SNSの機能、デザインなどもそうなのですが、こういうのは“道具”なので、バージョンがあがるほどに使いにくくなるようなきがします。とはいえ、企業も仕事なので、常になんらかは変えていかないとならない。仕事を作り出さなくてはならない。そうして何億もの無駄や邪魔や意味なしのガレキの中から、一足飛びの革命が起こり、以前はなぜこんなことをしていたんだ?と不思議に思うような過去の全てを塗り替えるような技術革新が起こるのでしょう。
でも問題は、3年前まで平気で使えていた、HPの簡単なデザイン変更が今はできない、という事実です。
絶望したので、今日はもう寝ます。
9月1日(日)
生まれ時間のわからないクライアントさんの資質や仕事運の読み方
休暇を伸ばしたので、よく質問されることについて、簡単にまとめてみました。
このテーマで講座をやろうと思っていたのですが、まあいいや。
ロジックを知ることと、ホロスコープ読めることは別。だから練習会だけでも早く再開したいんだけどねえ。
今回も、まついはこうやっていますというだけのことを記しておきます。あれこれ試行錯誤してみてください。
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生まれ時間がわからないということは、ハウスが特定できないということで、天体の意識がどの現場で発揮できるのか不明ということになりますので、現場という項目を取っ払います。(それは事前にクライアントさんに説明してそれでもかまわないというお客様にだけ鑑定スタートします)
天体のサインとアスペクトのみで読んでいきますが、ロジックは以下のような感じ。
太陽(1ハウス、10ハウス的な意味・ハウスではないことに注意 以下同様)
プライドを満たすもの、人から見たときに納得されやすい性質や職種
太陽にアスペクトする天体
+個人天体→日常的に扱うので、太陽が象徴する職業を志向しやすい。
+社会天体→目指した職が社会と繋がりやすく、金銭的収入を得やすい。
+世代天体→個人天体、社会天体がアスペクトを持たない太陽は志は大きいが扱いに苦労する。
+アスペクトをもたない→試行錯誤する手立てを持たないので、具体的な目的さえ見つかれば、まっすぐ進むが、見つかるまで時間がかかる。
水星(3ハウス的な意味)
技能・技術、必要なことを得ていく学習方法
+太陽がアスペクト→自己目的にのみ良く発達する
+金星がアスペクト→技能を楽しむので器用さが発達
+火星がアスペクト→やる気があるときとないときの差がはげしい
+木星がアスペクト→説明が冗長。同じことを長く続けられる
+土星がアスペクト→社会に通用するかたちにする能力が高い
+天王星がアスペクト→新しい技術や器械を使った作業に強い
+海王星がアスペクト→事務系はミスが多くなるが、イメージを扱う芸術方面には強い。
+冥王星がアスペクト→求められていない範囲まで、とことんやり過ぎる傾向がある。
+アスペクトがない→書いたり、しゃべったりの作業にむく。
金星(2ハウス的な意味)
金銭感覚を現すので、お金をどう扱うか収入や支出についての象徴として読む。
世代天体がアスペクトするほど極端だったり、現実離れしやすい感覚。
サインの意味が大きく関与するので、アスペクトに気を取られて、サインの意味をとばさぬように注意。
土星(6ハウス、10ハウス的な意味)
義務として背負うものを現す。本人がやりたいことよりも、社会に求められていることが土星なので、個人天体とハードアスペクトをもったり、個人天体とのアスペクトがないと、うまくいく実感を持ちにくい。その場合の折りあいの付け方が読みかたのポイント。
矛盾したサイン同士を両立させたり、折りあいをつけることのできる働き方や職種をバリエーション豊かにしておくこと。
火星(自発的)
何に対して、またはどういう状況ならやる気が出るのかを火星の四元素でチェックする。
火の火星 自分の内部からの衝動なので安定性がない
土の火星 現実的なリターンが確保されていることが重要なので、安定感があるが冒険はしない
風の火星 世間の情勢や他者の決断や振る舞いがトリガーになる
水の火星 自分自身のその場の気分が重要になるので、安定感はない
木星(他者からみられたときの売り)
何を求められているのか、期待されているのかは、木星の四元素でチェック
火の木星 楽しく取り組んでいる(のでこちらも楽しくなるであろうという期待感に人は集まる)
土の木星 しっかり利益をだしている、チャンとした技術が伴っている(安心してお金銭のやりとりができる)
風の木星 最新の情報があり、常にバージョンアップされている(古い情報を提供される心配がない)
水の木星 親身になって接して貰える(自分の心情を理解してもらえるはず)
これらの要素を並べて、産まれもっての才能や適職を読んでいきます。
手順などは、自分がわかりやすいように、自分で整理してみると良いでしょう。
生まれ時間がわからないホロスコープの場合、月は考慮しませんが(1日で14度移動するため、昼の12時で作成しても、二つのサインの可能性がある物が出てきて、サイン確定不可能のため)後天的に努力しなくても継続できる分野として、才能としてチェックすることも、他の天体とのアスペクト次第ではあります。
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石川源晃先生のハーフサムという技法は、ハウスを使わず、時期などを詳細に読む技法です。こちらは上級者向けですが、解説書などが出ています。
みずまちゆみこさん考案の、天体ドロップも、埋れ時間不明の人でも、適した自分と社会や仕事との繋がりが簡単にわかる方法です。こちらはワークショップや個別の鑑定などで体験することができます。