2019年

8月27日(火)

休暇の延長を決めました。9月から動くための準備をそろそろと思っていたのですが、思いのほか腰が上がりません。

お店を閉めて休暇に入ったら、手を付けられなかったことをいろいろやろうともくろんでいたのですが、連日の猛暑と闘うのに手いっぱいで、なにひとつできませんでした。進撃の巨人風にいうと、なにひとつ成果はあげられませんでした、です。台所の混乱も時間をかけて少しずつ手をつけていたのですが、お盆過ぎにやってきた長男の人が半日で全部終わらせてしまい、それがプチ問題です。私は外出していたのですが、午後3時からスタートして、はっと気が付くと夜の9時だったそうです。勢い余ってトイレとお風呂も業者が入ったようにピカピカになっていました。粗大ゴミ4つとゴミ袋特大3つ分で、なにもかも手当たりしだいゴミ袋に突っ込まれていたので、脱衣所の棚とか、ゴミ袋の中のいくつかは深夜によりわけて元に戻しました。また新しいのを買えばいいと、活動宮グランドクロスの男は簡単にいいますが、自分の家に入れるものを探す乙女座の月の労力をなんだと思っているんだ。

うちの男の子たちは、掃除がストレス解消みたいなことがあって、イライラすると物を捨てたり掃除をしたりします。下のふたりは自分のことしか考えていないので、家族といえど人のものを勝手に捨てたりはしないのですが、長男魚月男だけは、ダメです。ゴミ捨て場にこそもっていかないものの、躊躇なくゴミ袋に現役道具が仕分けされてしまうので、油断がならない。

キッチンマットもトイレマットも捨てられてしまったので(まあ古びてはいましたが)新しいものを買わなくてはならないという、激しいストレスにさらされています。買い物のない世界に行きたいです。

さらに追い打ちをかけるように、自宅の怪しげだったモデムが死んで、この際プロパイダーを乗りかえることにしました。これは買い物の範疇のなかでももっとも苦手分野です。なんやかんやで、きちんと工事が終了するのが、9月半ばということで、モデムが完全に逝ってから、こんな手続きをする人はいないそうです。それでも申込み口のオペレーターさんは親切で、今の若い人たちの、わたしのような年寄りに対する辛抱強さは計り知れない、頭が下がります。

はい、もうおわかりですね、休暇延長の理由。

ネット環境が復活するまで、仕事の再開は無理ということです。iPhoneをwifiモデムにするというやり方もTwitterで登石さんに教えてもらって、方法をiPhoneで調べたときは、できそうな気がしましたが、実際やってみると、なんの成果も得られませんでした。そういえば過去、ポケットwifiを、若い人たちから進められて2年縛りで月4000円ぐらいの契約をしたのですが、1回もつかえませんでした。窓口に引き返して聞くこともめんどうで無理でした。今は、3日に1度くらい外のフリーwifiが使えるカフェでメールの返事をしたり、お店日記の更新をしています。なので、9月の半ばまでは、メールの返事がやたら遅いです。

そんなわけで休暇の延長をお許しください。
本当に仕事したかったら、そんなことは理由ではなく、やるんだろうけど、まだ休みたい。(ま)

8月20日(火)

今日は、仕事の道具を大幅に整理していました。定規とか10本くらいあったですよ。定規なんかほとんど使わないのに。よく片づけノウハウの本なので、整理が行き届いていないと、必要なものが見当たらなくて同じものを買って、さらに混乱するという記述をみますが、わたしの場合、それは定規でした。100均で簡単に買えてしまうのもよしあしだなあ、と。定規は意外に消耗品なので、若い頃、画材店で購入した高価なものはもう使い潰して(目盛りが薄くなったり、傷がついたり)処分してしまったので、家にあるたくさんの定規はほぼ100均のものです。これから定規選抜をして、3本くらいにしぼりたいと思います。

さらに預かり猫とともに家にやってきた大量の途中まで使った調味料、これが冷蔵庫を占拠しているので、最近は調味料から何を作って食べるか逆算したりしています。一時地方の実家に戻らなくてはならなくなった友人が再度拠点を安定させるまでということで、預かることになったねこは良いとして、自分では絶対使わない系統の調味料が、新鮮ですごくおもしろいです。あっ、酢の物ってこれ一発でできるのかーとなんでもかんでも酢の物にしてみたり、素麺の汁やドレッシングも普段の自分の定番メーカーと違ったり、いきなり高級醤油があったので刺身買ってきて通常醤油と食べ比べてみたり、おお!ほう!といいながら楽しく片づけ食いしています。

あと、最近はカット野菜を使うようになりました。100円くらいの袋入りの。割高なのですが、ひとり分の食事にはほんとうに便利です。こう暑いと、台所が灼熱で焼きそばひとつ作るにも、キャベツと玉ねぎと人参とピーマンを冷蔵庫から出して、使う分だけ切って、また冷蔵庫に戻してという一連の作業が億劫でたまらない。袋野菜は何も考えず、ワンアクションで(洗うのも不要)そのまま使えるのでナイスです。野菜は冷凍ものも便利ですね。かばちゃとか里芋とか、お味噌汁や煮物、一人分だけに対応できます。

さて、明日の朝は月2回の燃えないゴミの日ということで、これからまとめます。良い感じに休暇は消化されていっています。(ま)

8月18日(日)

特に特筆することもなく、水のように日常が流れていきます。よきかな。

わたしの母は、中学の教師をしていて、お正月になると元生徒たちから、少なくない年賀状を貰い続けていました。母親としてはよくわからない人(比較対象がないので)なのですが、人間として魅力的な人だったので、教師としてもある種類の生徒たちから魅力があったのでしょう。教職を離れて何年もたつのに、お葬式には、たくさんの元生徒さんたちがお線香をあげに来てくれました。

記憶に強く残るのは、元生徒さんたちからの年賀状に返事を書きながら、卒業したら中学のこと、ましてや教師のことなど忘れて、今、目の前のことやこれから先のことにエネルギーを注がなければならないのに、こんな年賀状を貰っていては、自分は教師失格だ、とつぶやいていた姿です。

何言っているの?と当時はわからなかったけれど、わからないなりにインパクトがあってずっとそのシーンとつぶやきが残っていました。

ある時期限定で、物を教える、指導する、大人の有効利用方法を教える、という立場にいた人は、多かれ少なかれ、良かれ悪かれ、その子たち・その人たちの一部になりえます。一部になればもうその影響を与えた人のことなどは思い出さなくて良いのが正解。母は教師としては、生徒たちに自分で考えて自分で判断する力を付けて欲しかったのだと思います。もちろん中学生なので、その考えや判断がずれていることもあります。それを含めて、自己肯定感を失わずに済むようにサポートすることが重要だと、考えていたようです。

彼女がなにより嫌いで苦手としていたのは、生徒指導の髪形と服装のチェック業務でした。次がプールの監視業務です。彼女は泳げなかったので。(ま)

8月11日(日)

時間ができると自分掘り下げが始まり、自分吐露が多くなりますな(8日の日記を見て)。

獅子座に天体が集まっているので、自分(太陽)にエネルギーが集まってきているんだなと思います。蟹座太陽なんで、わたしの思いを周囲の人たちに押し付ける!が際立つ季節。

今は、休養中なので時間はたくさんあります、と言いたいのですが、溜め込んだ事務処理やメールの返信、自室の片づけ作業、睡眠、借りて来た猫と遊ぶ等、ほとんど時間がありません。それでも講座と鑑定を休んでいるだけでも、脳の可動領域が増えていく感じで、お休みさまさまだと思います。

先日、ある喧嘩が絶えないカップルのチャートを眺めていて、相性読みに支配星の影響力が関わる場合について考えていました。月が魚座の男性と月が蟹座の女性で、月がトライン。心情的には柔軟宮の魚月が活動宮の蟹月を頼りにしていくということで、カカァ天下でうまくやっていく相性だと思うのですが、喧嘩は火星で観ます。蟹座の火星の旦那さんと、射手座の火星の奥様で接点がありません。火星同士は接点がない方が平和で、怒りのポイントがずれているほうが、下手にアスペクトない方が良いと言われています。奥さんの蟹座月に旦那さんの蟹座火星が刺激を与えるのかなーと思ってチャートを眺めていたんですが、太陽が旦那さん牡羊、奥さん蠍で、どちらのサインも支配星が火星だということに気が付きました。太陽は本人の譲れないプライドの部分です。喧嘩は自分のプライドを否定されないためにするものなので、太陽を守ろうとすればするほど、火星にエネルギーがいって、蟹座火星と射手座火星がぶつかるのかなあと思いました。旦那さんは、目先のことにすぐ動いている!(太陽牡羊)という自負があるし、奥さんはあなたとわたしが一緒でなければ価値がないのに(太陽蠍)結局自分が譲っている(射手火星)という、不満のすれ違いが何度も激化しているようです。

コミュニケーションは水星同士で観ますが、個別のアスペクトの状態までみて(スクエア持ちの水星とトライン持ちの水星は、水星同士がセクスタイルでも難儀したりとかくらいは通常見ます)、これという理由が見当たらない場合は、双子座由来の水星と、乙女座由来の水星では性質に違いが出るよなあとか、何段階かの網目として使えなくはないかも。相性どうですか?と聞かれてチェックすることではなく、困難な場合の解決法を伝えるための細かすぎて伝わらない技法として程度で。

こういう自由研究には、休暇は有効ですわ。(ま)

 

8月8日(木)

こういうことを始めると意地で毎日更新して、物事の優先順位を間違い、自分の首を絞めるということが、還暦直前でわかってきましたので、4日間ほど間が空いても気にしない!と思い込もうとしたのですが、けっこう胸がどきどきしています。

毎日、とにかく暑いので出かけることもせずに、昼間はクーラーかけて寝ているのですが、夜も夜だから寝ましょう、と思って、またさらに寝ています。店を始めた2008年の夏も(始めたのは晩秋)、1か月の休暇をとってごろごろしていたのですが、子どもたちの食事算段以外は何もする気がなくて、本を読んでいました。あれ?これは規則性あるのでは?と思い、11~12年ごと?と思って11~12年ごとにさかのぼっていっても、特に規則性はなく、2008年から14年前の1991年は、鬱で仕事以外は寝込んでいて、その14年前の1977年は、上京してさみしくてふてくされて寝ていた年でした。しかし休んだあとに、なんかしていますね確実に。1977年の夏ふて寝ついでにマンガとか描き始めて、秋だか冬にデビューしています。1991年の鬱のあとは、1992年夏に妊娠して翌春出産している。2008年はそのあとに店。なにか一度空にして、圧縮してわああああ!ってやるような人生です。まあ相性やらタロットやらの本は書くとして、それは秋以降でしょう。今は全身全霊休みたいという理由を探し始める。1987年か88年くらいに仕事やめるつもりで1か月オーストラリアにいきました。1か月休むために3か月分働いた。吐いた。帰ってきて姉と会社作っているので、長期で休むとなんかするという気質なのは確実ですが、周期の話は眉唾でした。p月のハウス移動になにかあるようなきもするけれど、面倒なので検証しません。

うっかり“休む”と書いたけれど、その前の時期のことを全部ひっくり返すみたいなことが、次の活動の条件になっているような気もしました。ひっくり返すと次に動く下ごしらえに、1か月ぐらい時間がかかる。これは星で説明できます。獅子座天王星がノンアスなので、ひっくり返すときはひとりで好きなようにできる状態に持っていく。手放さないと新しいものは掴めないというけれど、獅子座天王星ノンアスは、3ハウスにあるので、教科書通りということです。(これ、占いの勉強した初期のころ、松村潔さんに読まれてました。定期的に逃げてひとりになるって)

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本日、2009年8月8日、トナカイで一緒に仕事していた人たちが、新しい活動を立ち上げました。おめでとう!おめでとう!ぱちぱちぱち!こちらよろしくどうぞです。

ウラナイ8 →★

 

8月3日(土)

このホームページに日記のためにアクセスすると、子どもたちが独立して出ていった家の整理、どこから手をつけていいのやら。という気持ちになるね。開店時から実家のような店、と言われてきましたが、まさかこんなことになるとは。

モデム返却のための書類は出てきましたが、今度はHP改変のための管理者パスワードがどこにいったのかわからなくなりました。優先順位、アナログで改変後の素材を作るのが先ということでしょう。

蝙蝠になりたい。
蝙蝠になって夏の関東平野の夕暮れの景色になりたいです。(なにもかもどうでもよくなっている・暑くて。36度ですって、東京という年は、人類の平熱だ)

8月2日(金)

お店閉店して何をしておるのかというと、自宅の片づけをやっています。店から私物を少しずつ持ち帰ったカオスな部屋に、突然預かり猫が来る!という状態になり、きーってなっています。なかなか平安は訪れない。でもずーっと家にはいるので、幸せです。これまでの人生経験から、計画通り片付くことはない、というのは自明。(ネイタル月乙女に射手座木星がDECぐらいのところからスクエアで、完璧に片付くわけがない)せめてモノに埋もれぬように定期的に処分する癖をつけましょう、というくらいしか術がありません。

映画を観に行きたいです。すでに2回観た「海獣の子ども」をもう1回。スクリーンでみたい。テーマ曲を提供している米津玄師という人はあまりわからなかったのですが、この映画に提供した「海の幽霊」で一発で好きになりました。「海の幽霊」って、映画の「海獣の子ども」ではなく、原作の方の「海獣の子ども」へのテーマ曲なんですよ。原作と映画を、この一曲でキレイに橋渡ししているのです。

命とはコミュニケーションなのだ、言葉でとらえきれなくても。

蟹座9度の「さかなに手を伸ばす子ども」というシンボルの太陽持ちとしては、やはりもう一度見なくてはなるまい。琴線に触れ過ぎだ。ちなみにさかなは、触ると手の熱で焼けてしまうという、松村潔先生の解釈が好きです。蟹座のやり過ぎる、おせっかいすぎる、過剰な感じがよく出ている説明だと思います。大昔に友達が、サリンジャーの「バナナ魚日和」という短編について、浜辺の子どもが余計な一言をいわなければ主人公は絶望の悲劇に至らなかったと泣いていた意味が、昔はわからなかったのですが、最近、子どもには見える言葉の源泉たるさかなが、小説家の自分にはみえなくなっているということに絶望したという暗喩が理解できて、40年ぐらい遅れて、あーそうだよねと同意に至りました。
多分、サビアン360度分の短編小説がこの世に書き残されているはずだとも思う。

あ、モデムの書類は見つかりました。(ま)

8月1日(木)

お店、おつかれさまでした!
プログレスの月が6ハウスに入り、大運は車騎星が回ってくるタイミングで、このまま店続けていたらしぬな、と思って慌てて畳みました。

お別れを惜しんでくれる人が思いの他多く、惜しまれるうちが花という言葉をみなさんのおかげで実感できましたよ、ありがとう。

そんなに惜しんでくれるなら、私が抜けて、だれかが後を継いでも良いのでは?と思いましたが、そういうタイミングの方はいませんでした。こういうのはタイミング。

しかし、下北沢のTAOという占い店さん(自由が丘からの移転だそうです、これから開店するそうです)に、トナカイの1Fで使っていたホワイトボードが引き取られていきました。その他にもあちこち「イラナイトナカイ」したら、備品が貰われていったので、よしとしましょう。大事に使います、と言っていただきましたが、いらなかったら捨てて良いです。問題ありません。

今回は、公私ともに変動が多く、我が家に猫が来ました。少し長めの期間預かり猫なのですが、美形なので緊張します。とにかく今は何も考えず休みたいので、猫が居ることで緊張が緩和されるかと思ったら緊張してガクブルだ。とにかく返却しないゃいけないモデムの書類が見当たらないけれど、私は元気です。(ま)