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こどもの日の歌といえば「背くらべ」
♪柱の傷はおととしの五月五日の背くらべ~
この歌を思い浮かべる人がほとんどではないだろうか。
続けての歌詞は、
♪ちまき食べ食べ兄さんが計ってくれた背のたけ~
さて、ここにひとつ問題が隠れている。
ちまき。兄が食べているちまきは、何なのか。
ちまきとは、餅やもち米を笹などの葉で包んで、イグサなどで縛った食品。
蒸したり茹でたり過熱して、葉を剥いて食べる。漢字で粽。
そういう記述がある。選択肢が多い。
日本では元々、笹ではなく茅の葉で巻かれていたという話もある。
中国では蘆の葉でコメを包んだものが粽と呼ばれていたとか。
そもそも中国のちまきは肉が入っているものが主流だ。
と思ったら、甘いのも多数あるようだ。
日本のちまきは甘いものが主な様子だが、形が様々。
台湾では北部南部客家、先住民族のものなどいろいろある模様。
東南アジアの各国にもちまきは存在している。
もちろん、甘いものもしょっぱいものも、バリエーションは豊かだ。
ブラジルやメキシコ、中東のあたりにもちまき的な料理があるとか。
ここで、冒頭に戻る。
ちまき食べ食べ兄さんは、どんなちまきを食べていたのであろうか。
背丈の計測を行うのであれば、片手で食べられるタイプのちまきであろう。
そうすると、細長く甘いタイプのちまきが有力候補である。
しかし、待ってほしい。柱の傷はおととしのものである。
つまり兄さんは2年ぶりに帰ってきたことが推測される。
去年いなかった兄さんが、ちまきを食べつつ背丈を柱に刻んでくれる。
それだけの期間、兄はどこで何をしていたのか、
5月5日に間に合うということは、4月後半までの予定となる。
移動を考えると4月半ばには動き始めたと予想される。
調べてみると4月11日はコスタリカ「ファン・サンタマリアの日」。
コスタリカの英雄ファン・サンタマリアをたたえるお祭りがあるそうです。
仮にコスタリカの首都サンホセから東京で検索をすると、
サンホセ→オーランド→デンバー→サンディエゴ→成田。
これで36時間かかる。
当時は今以上に交通事情は悪いだろうから、その数倍かかることが考えられる。
それでもファン・サンタマリアの日から子供の日に帰ることは難しくない。
コスタリカを含む中央アメリカには「タマル」というちまきがある。
とうもろこしをすりつぶし、ラードでこねて、バナナの葉などで包んで蒸す。
お祭りの食べ物らしいので、兄がファン・サンタマリアの日に入手することは可能だ。
つまり、兄はコスタリカから2年ぶりに戻り、弟の背丈を刻む。
その手にあったちまきは、タマルで間違いない。
タマルはコロンブスが訪れる以前から中央アメリカで食べられていたという。
そんな伝統あるちまきを食べ食べ、兄は背丈を測るのである。

(桜田ケイ)