11:00~16:30  夏瀬杏子
17:00~21:00  芳華美々子

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<講座・練習会のお知らせ>(夏瀬)
叶乃香先生による「マルセイユタロット(大アルカナ)講座」10月20日 11月3日 11月17日 12月1日(すべて土曜)17:00~21:00
「タロット実践練習会」10月4日(木)18:30~21:00トナカイノニカイ
「2days算命学の基礎講座」 10月13日(土)20日(土)15:00~19:00新宿
「天中殺の基本講座」10月13日11:00~13:00新宿
「ビジョンマップ作成ワークショップ」11月8日(木)11:00~15:00 または11月10日(日)11:00~15:00新宿
(2日間とも同じ内容です)

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途中で(青い丸の部分)かっくんと角度があって、下に落ちるタイプの知能線。↓

これ、好きな事しかしたくないという線です。

一昔前は「遊び人の手相」と言われていました。
割と珍しい線ではありますが、それほど特別というわけでもない。
緩めの角度も入れれば、5~60人いれば数人はいる感じでしょうか。

占いって、時代や環境によって解釈が変わってきます。

この手相のように、何かこだわりがあってそれ以外はしたくないというような価値観は、昔は生きづらかったかもしれません。
でも、今は「遊び」を仕事にできる時代です。趣味が仕事になる。

仕事は生きる為の使役ではなく、やりがいとして選んで行ける時代だという事。(まあ、今の日本は平和だという事ですね)

やりたい仕事、面白いと思える仕事に就き、生き生きと頑張っている人、沢山います。
先日も、大工をやっているという若い男の子がかなりはっきりしたこの線で、その他の線もわりと綺麗、現状かなり良さそうな状態だったので「今の仕事、やりたい仕事だったんでしょ?」と聞いたら「そうっす!ずっとこれと決めてました!」とキラキラしてました。

ちなみに本人が今の状態に満足しているか&資質を上手に使えているかは、他の線との兼ね合いで見ると分かります。
この手相だからこういうのが向いている!ということではなくて、持っている物をどう使っているかが大切という事ですね。

占星術も同じで、教科書には良く「○○座は○○の仕事が適職」と職業がだーっと羅列されていますが、これもどうなのかな~という印象です。

バラバラのサインに散らばる10個の天体が、全部その人の要素になるので、どの部分を使ってその仕事を営んでいるかは人それぞれですね。

看護婦さん一つ取ってみても、現場によって働き方・求められる力もそれぞれですし、職業を一つでくくることは出来ません。
例えば、耳鼻科・眼科などの外来専門の看護婦さんと、救急外来でいつも緊張を強いられるような命のやり取りをしている現場にいる看護婦さんでは、求められる能力が変わります。

ホスピスなどの、あちらに渡る前の最後の瞬間を見守るような現場でのやりがいも、また独特です。
ちなみに「生まれてくるところ」と「亡くなって行くところ」に立ち会うような看護婦さんは、あちらとこちらの橋渡し的な蠍座に天体がある方が多いです。
これはお仕事の「太陽」とは限りません。
その上で、メンタル強めの月サインがベストかも。ドライな月サインの方も結構いました。

逆に介護系など、割と長くじっくり患者さんやその家族と付き合うような現場は、水サインの人が多い印象です(これも太陽がというわけではなりません)。
「お年寄りが可愛くて好きなんです!」と言っていた介護職の方も水サイン多めの人だった。

これが同じ介護職でも、経営の方にたずさわってきたり、フリーランスの訪問介護ですとかになってくると、俄然男前なバリバリ仕事をする感じの超現実的な特徴になってくる事が多いです。

まあ、目指すところが違ってくると当然チャートもガラッと変わってきますよね、ということで。
適職って一言に言っても、本人の望む方向性によって、一種類の職業の中でも働き方が全然違ってくるなということですな。

色んな要素の部分をパズルのように組み合わせて、お仕事とか恋愛とかに使っているので、その組み合わせを探っていくのが楽しみで鑑定の醍醐味だなと、最近感じています。
人間って面白い。適職って奥が深い。(芳華美々子)