11:00~21:00 みかみまき 通常鑑定
※本日18:20~19時にご予約有りです。当日に気が向いてふらりとお越しいただくの大歓迎です。お待たせしたりするのは申し訳ないので、お電話でご連絡いただくか、メールにてcaribou.lynxhare@@gmail.com (@を1つ抜いてご連絡ください) ご連絡いただければ幸いです。
【お知らせ】
☆『水晶からあなたへのメッセージ郵送します。』
対面鑑定に来られない方などもどうぞ。2018年を占うとかも承っております。
ウラナイトナカイの棚に、
ブライアン・クラーク「ザ・ファミリー・レガシー」(5000円抜粋訳・写真参照)、
ダービー・コステロ「ザ・アストロジカル・ムーン」(4000円抜粋訳付・写真参照)
を販売いたします。よかったらどうぞー! pic.twitter.com/7sEIpR7Zvv— みかみ まき (@lynxhare) 2017年12月4日
☆女性の生き方について考える雑誌「うかうか」2号がそろそろ発売されます。お楽しみに。また占いコラム担当しています。
*****
ツィッターなどでもうすでに何度かつぶやいていますが、来年2018年は空気ががらりと変わりますね!!10月の中旬に木星が蠍サインの領域にイングレスし、土星が今月の後半に山羊サイン域に移ります。さらに5月あたりで、天王星が牡羊から牡牛に移りますね。全体的に気軽さというのが減っていくようなイメージがあります。一元さんお断り、もしくは経験のない人お断りのような門扉が誰にでも開いているというわけではない、所属を問われるイメージが。逆に今まで実力や経験を積んできている人にはそれなりの扱いを受けるような扉を開いていくのではと思うのです。
こんな時、気持ちが閉鎖的になりやすいようは星の配置の時には「イマジネーション」を大事にする時期だなと。想像の世界に半分住む。そしてそういう想像の世界を心の中に創造しその世界に避難するという時間が必要なのではないでしょうか。現実を見つめるというのは時に大事なのですが、あまり現実だけを見つめても煮詰まってしまう。土や水ばっかりの空模様でそれがすべてと思いこまされると、生きる力みたいなものがそがれて行ってしまうかもと。
そんな時こそ、ファンタージェンを救ったようなバスチアンのイマジネーションは心の中にいつでも必要だと思うのですよね。子供に絵本のよさを進めていたある先生も、現実と想像の世界と二つ持っていることが必要とおっしゃっていて、精神衛生上現実と想像の行ったり来たりをしかり住み分けるという大切さを力説していました。
「現実」というのはすごく大事なことのように見えて本当は経験に基づいていますよね。現実って今を支配していそうで、過去のこと(4大要素のエレメントで水と土は過去を向いている動きですね。)
そして、未来のことは、予測という想像の世界としていつでも今存在していると思うのです。想像の原料のたいていは経験や知識であったとしても、その中に「希望」という不確定要素をちりばめて「こうだったらいいな」と思うのは生きている力をもらう四大要素の中の「火」の要素のような気がします。これがトランジットで自動的に補給されないなら、わたしたちは意識的にこの「夢」の要素を見出すのが大事な気がしてなりません。希望というか、ホープというか。
「今、ここ」というのは、過去と未来の入り混じった状態をいうのではないかなと思うのです。あまりにもあいまいだと不安になるので過去から安心を、あまりに決まりきっていると思考が閉じ込められるので期待と希望を未来に見出すんじゃないかと思うのです。その行ったり来たりが偏っている時(ネイタルチャートが偏っている人も)こそ意識的にバランスを取ろうとする意識が大事かと。
この話を今日書こうとして、ウィキ先生を覗いたらパンドーラとは私が思っていた災いの箱を開けてしまった好奇心の少女が箱の底に見つけた希望の話とはちょっと違って驚きました。ときどきあります、少年少女を思って内容を捻じ曲げている本!!!(まったくよけいなことを・・・)ウィキ載っている神話はなかなか含蓄があってもう少し優しくない話でした。「プロメテウスが火を盗んだことを怒ったゼウスが人類に災いをもたらすために女性というものを作った。プロメテウスは神からの贈り物に興味を示すなと忠告したが、パンドーラ(あらゆるおくりものという意味)にエピメーテウスは興味を持ち結婚する。そしてパンドーラ―が神から持たされた壺(ピトス)をエピメーテウス(パンドーラ―という話もある)は開けてしまう。慌てて閉めた壺の中にエルピスだけが残る。エルピスとは予兆、期待、希望などという言葉で訳される」とありました。まるで、アダムとイブの話みたいですね。
想像をする力っていうのは何かを創造する源ですが、私のイメージでは経験を活かして予測し自分の死を避けられるような智慧の使い方だと思っていて、それが創造する力なんだろうなと。ラスコーの壁画も、「ああ牛がいっぱいいたらなあーみんなお腹いっぱい肉食べられるのに」とか思いながら絵を描いたんじゃないかなと勝手に思っています。シンプルな喜びの力、そうあるといいなという希望を抱く力。そして、希望は予想や期待と同じ成分で成り立っているよなと思っております。絶望しきっていいほど、わたしたちは世界を把握しきっていないと思うし、絶望の気持ちが訪れていても世界はもっと広くて予測を超えるってことを忘れないようにしたいです。
わたしは、アニメ版「少女終末紀行」で流れている曲「終わるまで終わらないよ」という歌詞(?)が好きです。あと、ユーリの「死ぬのが怖くて生きられるか!」とか「絶望と仲良くする」という迷言(価値観)も好きですね。
終わるまで終わらないよ
— つくみず (@tkmiz) 2017年11月3日