11時~21時 通常鑑定
※18:20~20:30までご予約いただいています。

日中は、比較的のんびりしております。鑑定ご希望の方、お待ちしております。お待たせしたりするのは申し訳ないので、お電話でご連絡いただくか、メールにてcaribou.lynxhare@@gmail.com (@を1つ抜いてご連絡ください) ご連絡いただければ幸いです。

☆『水晶からあなたへのメッセージ郵送します。』
モニターを終了し、本格的に始動しております。対面鑑定に来られない方などもどうぞ。

★11月10日~12日ダービー・コステロ先生の来日講座


風でべろべろになっていますが、ダービー先生のチラシをラックに入れておきましたー。

★11月13日(月)前半11:00~16:30はかわさきゆきこさんにお願いしています。みかみは17:00~のシフトから入ります。よろしくお願いします。

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今日はハロウィーンの前日ですね。さっきググってみたら、アイルランドでは最後の月曜日がハロウィーン祭りでその月曜日を筆頭にその週は一週間お休みだそうです(ウラヤマシイ!!)。北欧では31日をピークにその前9日間がこの世とあの世の境界線が最も薄くなる時で、だからこそ魔女のお祭りと言われているのですね。 そして、11月1日(サウィン)~冬至(ユール)まで太陽の日がどんどん短くなる時期。おどろおどろしい。北欧では11月は死の月と表現されています。

ハロウィーンのhallowとは神聖なという英語ですが、前々から思っていたのですがこれ関係あるんでしょうかね?hallowと言えば、ハリーポッターの7巻のタイトルはdeathly hallows (死神の宝たちみたいなのが直訳)がありますね。

この冬の時期と言えば、ワイルドハントが活発に動き出す時。この間見に行った怖い絵展にワイルドハントの絵が来ていました。それでちょっと懐かしくなって(さんざんウィッチャー3ワイルドハントをやっていたので)ググってみました。ワイルドハントって、ゲームでもとんでもないおどろおどろしい存在でなかなかの敵でした。ワイルドハントの字面から受ける意味的印象は自然の猛威って感じですね。寒くて冬に閉ざされ何も育たず、作物の神の娘が冥界に帰りその不在にふさぎ込んだり、アポロンが里帰りするとかいう神話もできてしまうような神の恩恵が薄れる、人がその知恵で何とか生き残らなくてはならないサバイバルなイメージ。疫病の象徴だったり死や恐怖の対象でおどろおどろしいのですけど、よくよく調べてみたら、面白いことが書いてありました。

北欧は緯度が高いので夏と冬の差が激しいです。特に顕著なのが日照時間ではないでしょうか。ロンドンでさえ、夏は10時くらいまで明るいです、夕方くらいの明るさがずっと続きます。逆に冬は15時くらいには暗くなります。だから日が短いという印象が日本の比ではないのではないでしょうか。冬至が一番日が短いので寒さが倍増し、死への恐怖も高まりますね。なので、ワイルドハントの力もこのユールが一番強いとされ、その予防策のために暖炉に長靴を置いて、オーディーンの馬である8足のスレイプニルの干し草と砂糖を残すという習慣があります。その乾草のお礼に、プレゼントをオーディンが残すとか。あれ、なんか聞いたことありますよね。

さらにオーディーンの馬スレイプニルは8本脚というところが8頭のトナカイになり、さらにはあの有名なワーナーの赤鼻のトナカイの歌になったのですね。名前を全部覚えるというのがアメリカの子どもの間ではその当時はやっていたみたいですけど、そんなおどろおどろしいところからトナカイの頭数が決まったとかすごいなあと思いました。赤鼻のトナカイはルドルフですね、笑。クリスマスツリーはドイツかどこかのエバーグリーに永遠の命を祈る習慣でしたっけ。確かリースにもイワシの頭的な魔除け意味があったような。あちこちの土着信仰を飲み込みながら広がっているというのが本当に面白いですね。

わたしたちには身近ないろんな行事はこんな風に現代版にアレンジされながら、残っているんだなと思います。オカルトという言葉の意味は「秘められているもの」。蠍の木星の時期はそういう隠れているものの研究とか楽しそうです。歴史なども学ぶ意味があるなと最近になって思い知るわけで、ますます本を読む重要性を感じているこの頃です。