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(鑑定ご希望の方は9月6日以降毎週水曜11時~16時半の間でご予約くださいませ)

(本日桜田ケイはお休みです)

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9月27日(水)11~13時 ホロスコープ読み基本練習講座!
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(今日のエントリーは占星術やホロスコープに興味を持ち始めて「10天体の意味がざっくりとわかった」ぐらいのところで知っていただきたいことを書きます。)

現代でもなお「土星は凶星だから大変」「土星は苦しみをもたらします」などという占い師がいると聞きます。本当に「大変」で「苦しい」と考えているとしたら、それは本人が土星を使いこなしていないから――占星術を学んでいたときよくこの話が出ました。たしかにたとえば車を乗りこなせていない人に、車の乗りこなし方をアドバイスすることはできないでしょう。

しかし、土星期に近いから、あるいは土星期の年齢だから自動的に土星を使えるわけでもないと思うのです。みずからの太陽をその手で獲得し、火星で存分に燃やして、自分が社会に残した爪痕を確認しながら木星によって広げ、深く掘り下げていく。これだけの時間を経てようやく土星を使いこなせる(コントロールできる)のだと思います。

たとえていえば、一般的には「幸運の星」などと呼ばれる木星が甘いジュースだとすれば、土星は煎じた苦い漢方薬みたいなもの--

ジュースは口当たりよくてわかりやすく美味しいのですが、ずーっと飲み続けたら太ります。健康にもあまりよくないですよね。一方、漢方薬は煎じるのが面倒だし、苦い。毎日飲むのは気が重い。でもずーっと飲み続ければだんだん慣れます。健康にも役立ちます。そしていつの間にかカラダが変わっていくのが実感できるでしょう。

甘いジュースはたまにお腹いっぱい満足するまで飲むのがちょうどよいところなのでしょう。
苦い煎じ薬が好きな子どもなんかいませんね。でもある程度の年齢になるとありがたみを実感できるようになります。苦くても嫌いでも続けてきた人が心の平安を得ることになります。たとえ人からどう見えたとしても。自分の心が知っている

それでも年齢に関わらず「土星が幸せに結びつくなんて思えない」という方もいらっしゃるでしょう。その場合はまず占星術の基本を知ることをおすすめします。自分にとって何が、どんなポイントが「苦い煎じ薬」なのかを理解することで、やみくもに怖れなくてもいいことがわかるようになると思います。(向真希)