11:00~21:00 みかみ まき
※本日予約がありませんので、お気軽にお越しください。事前にメールかお電話でご連絡いただければ幸いです。お待ちしておりまーす。
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パートナーシップのサインと言われている天秤サイン方向に今木星がいます。そして天秤のルーラーである金星は3月4日~4月15日まで逆行していて、6月上旬まで牡羊にいてデトリメントと品位が低い状態、そして今月末には冥王星にスクエアとなる位置に着々とアプライ中ですね。こういう時期、ちょっとくさくさしたり、気持ちがとげとげしやすく、コミュニケーションでもめることも。5月4日まで水星逆行でもありますから、丁寧に言葉を扱いたい時期。身近にいる相対する人間関係に心に余裕をもって対応するというのが大事な時期だと感じています。腹立つときこそ、気をつけたいところ・・・。金星が品位が低いというのは心の潤いが持ちにくい時期だからですね。
天秤サインというのは上記にもありますがパートナーシップという意味合いもあり、敵とかお客様とかもここの領域です。仲良し仲間ちゃんというより、わたしと向き合う何かであり、天秤の二つの皿に乗ってバランスを取り合う仲という意味でパートナシップでもあるのです。ここで誤解しやすいのが、パートナーシップ=運命の人=私を受け入れてくれる人、それが本当の正しいパートナーなので、わたしが全く努力しなくてもぴたりと合って幸せになる人と思ってしまうこと。これちょっと違いますね。自分とまったく違う向き合うべき存在(オポジション)であり、牡羊サインをスタートとすると、最初のオポジションとなる位置に天秤サインがあります。配偶者や恋人、パートナーを7ハウス、天秤サインとすると、それは自分とは全く違う相対すべき存在がパートナー。違うのが当たり前なので、お互い情報を出し合い話あって、共通の部分と違う部分をうまく理解し共存していく相手がパートナーなんではないでしょうか。パートナーとは1対1の関係性で、天秤の領域はそこまでなので、家族というくくりとまた違います。子どもが生まれ家族となるとこの形式は崩れ、やり方を全く変えなくてはいけない変容の蠍へとサインが変わります。条件が変わりますからね。
天秤=パートナーシップというと、レオ=レオニさんの「あおくんときいろちゃん」を思い出します。二人は大の仲良しで重なって緑になって遊んだりしていましたがある日まったく混ざってしまってみどりちゃんになり、家に帰ってもお前など知らんとお互いの両親にまで言われ途方に暮れて、おいおい泣いてまたあおときいろに分離するという話。パートナーシップにおいて大事なことが書いてあるのではないかなーとちょっと思った次第です。重なる緑の部分は大事なのですけど、全部おんなじにはなれない。たまに重なっている部分を持つということで、パートナーシップを成立させるけどでも二人とも独立した個人であるのが大事なのではないかなと思わせる絵本です。そんなレオ=レオニさんは1910年5月5日生まれ牡牛太陽で、天秤木星持ちですよ。(みかみまき)