「ハワイアンスピチュアルカードPueo Hanaプエオハナ」
タロットカードの自分引き出しのいいまわしにちょっと飽きてくると、私はオラクルカードをいろいろ触って、言葉の引き出しを耕すようにしています。ハワイアンスピチュアルカードは明るい絵柄に、光、風、火山、動物、人間って感じのプリミティブなエネルギーが心地よい、初心者向けの使いやすいカードです。
48枚一覧表には、一枚につき一行の端的なフレーズがまとめられているので、引いたカードの絵柄を眺めつつフレーズを読むだけでも、そっか!と気分が上向きになれます。ネガティブな意味のカードはないので、元気が欲しいとか、やる気スイッチを押したい、押さねばというときに、このセットが一組あるとほんとうに気分が良くなるんですよね。
難しい勉強をしなくても、1枚引いて解説を読む、というお手軽さがオラクルカードの良いところ。48枚の意味の一覧表以外にも、126ページの読みやすい活字のミニブックレットがついていて、1枚1枚のカードの意図について丁寧な解説が書かれています。単なるインスピレーションではなく、ハワイの文化や歴史にそったシーンや象徴がカードに描かれているの長く愛用するほど深みが増すでしょう。
阿佐ヶ谷では初夏に北口の方の商店街で、フラダンスのパレードとハワイに関係したショップが露店を出すハワイアンフェアというお祭りがあるのですが、このハワイアンスピチュアルカードで占ってもらえるブースもいくつか出ていて、わたしはこのお祭りでこのカードの存在を知りました。
「生きていく」というグラウディング力が強いカードなので、トナカイの現状分析をしてみましたが、「裏表を使い分ける」とか「バランスを保つ」とか「仕事と遊び両方」とか「陰陽から未知のものを生み出す」とか同様異種のカードがだーっと全部出ましたよ。とにかくふたつの要素から、新しいことを生み出すという時期、という感じです。もうすぐ移転1年で落ち着いてきて、ちょっとおとなしい感じに思っていたところなので、今年後半は安定の好きな人たちから「なんで?」「勘弁して」とぎょっとするようなことをして行こうかなと素直に思える並び。あーほんとうに元気出るカードです。お値段は3000円+税、Amazonでは扱いがみつかりませんでした。トナカイの物販棚でどうぞ。(まつい)