11:00~16:30 有元祥子
17:00~21:00 まついなつき

トナカイノニカイ
13:00~18:00 觜森さい子「はじめてのマルセイユタロット」

12日(土)から販売開始の岩田&甘夏のルームスプレー。今度は2種類♪

12日(土)から販売開始の岩田&甘夏のルームスプレー。今度は2種類♪

12月ですねー。他の曜日の先生たちが有元さんの阿佐ヶ谷ミサンガは、いつから物販の棚に並ぶのかしらとソワソワしています。物販棚は現在、わたしの家庭菜園みたいになっています。あるべきものはいつもしっかり切らさぬ安心感、あとは飽きないように(わたしが)新しいものを半月にひとつは入れて行こうかなと。しばらく品切れしていた「改訂版しあわせ占星術」も入荷しました。これは店の人たちにとっては「あるべきもの」らしいです。そんなふうに思ってもらえるのはありがたいことです。

さてお客様にやる気スイッチについて質問されました。占星術だと火星がもの事のトリガーになるといいますので、ネイタルの火星にトランジットの月がアスペクトするときにスタートの予定をたてておけばというハナシもありますが、どちらかというと日常的に私たちは「ネイタルの月」にのっとって物事に取り組もうとします。ネイタル月の状態は、本人にとって一番安全にのびのびできる部分なので、ネイタル月にt火星がソフトにアスペクトする時期は、やる気のスイッチが入りやすいでしょう。しかしn月は、個人的な満足度の部分なので、やらなければという部分より、やめなければというだらしなさの部分を発動する場合も多いです。この件に関しては、いけだ笑みさんが早くから、n月と同じサインにt月が巡る時期、その人は個人の正義に歯止めが利かず暴走しがちという言説で指摘しています。
一番安全で有効そうなスイッチは、n太陽にt火星のアスペクトです。これはn太陽なんのサイン、どこのハウス、ネイタルでもともとどのようなアスペクトを持っているかで細かくいろいろ出方が違ってはくるのですが、ざっくりいって自分の対面的プライドと生きるモチベーションを対外的に押し出したり、自分の思う方向でなくても(スクエアの場合)スイッチが入るという時期になります。わたしのように元々n太陽とn火星がセクスタイルの場合、ずーっとスイッチが入りっぱなしなので、n太陽にt木星がやってくる時期は「このままでいいよー」とだらけてしまい(前回の12年に1度はあまちゃんみているうちに終わりました)、幸運でもなんでもないのですが(火星と木星だと木星つおい!)t火星が巡ってくると、あわてていろいろやり始めます。今までは、2年に1回、t火星スイッチが押されてドタバタしていたのですが、55歳になり人生の残り持ち時間が少なくなってきたので、基本メジャーアスペクトの時期は意識してスイッチ入れて行こうと思っています。
そういえば、お子さんが受験です、とか、ちっともやる気を出してくれないとか、親子相性を観る機会も多いのですが、親は子供のやる気スイッチを推すという環境(関係)ではないんですね。どちらかというと、自信喪失したり希望を失ったときに「大丈夫」と迎え入れる関係です。ときどき親が子のスイッチの連打ボタン押すまくるような組み合わせとかに出会うと、おかあさん外で仕事しなよと思います。そもそも「太陽」の目的に達するには、月の甘えと安心をコントロールする水星の技能と生きるのが基本は楽しいと感じる金星の育成が必要です。お子さんの水星に関しては親の土星が、月(感情と身の回りのこと)の領域の整頓の仕方だけに発動して、太陽には触れなくても良いのです。(まつい)