インナーチャイルドカードと月の無自覚さ

インナーチャイルドカードはタロットカードを元に、その内容を童話などの物語に置き換えたカードです。カードを使うことで潜在意識を掘り起こす、またインナーチャイルドと対話をすることにより、自分の本当の気持ちに気付くことが出来るものです。自分の忘れてしまった自分に会いに行くイメージでいます。

先月から、インナーチャイルドカードのブラッシュアップ講座に通い始めました。セッションに特化したクラスなので、参加者同士でセッション、先生によるオープンセッションなどがあり、久しぶりに自分が『クライアント(受ける側)』となりました。かなり新鮮でしたね！セルフでもやりますが、こういうことは1人ではどうしても限界があるものです。土星の範囲を超えられなくって(自分の常識を破れない)。自分がオープンセッションのクライアント役になり、参加者に見守られつつ行われたのですが、私の頭が固すぎて、先生をだいぶ困らせたようでした（笑）悩んで質問をしてるのに、解決する気あるの？というくらい、相当駄々こねていたようです。でも、最後の問い掛けで何かがふっと緩んで「あ、○○なんですね」と言ったら「よく気付いたね」と言われ、ようやく周囲の「決着をどうつけるんだ、ハラハラ」という空気に気が付きました。それほどカードとの対峙に集中力を使うようです。

出たカードについてひたすら問い掛けをし、お客様ご自身の言葉で答えてもらいます。この駄々をこねたセッションを終えて、月の「無自覚に出来る」ということは諸刃の剣なんだと感じました。月の年齢域は0〜7才。無自覚に周囲を吸収する天体。私は知らない間に、どれだけの感情を月に溜め込んできたのだろう？月は大丈夫って大口叩く(これは私だ)けど、本当かよ、無理してない？など・・・。月は目指すものではありませんが、全ての土台になるところ。やっぱり、土台はしっかりしておいたほうが、いい家(太陽ゆくゆくは土星)建つよね！いい土台作りの再確認が出来る機会となりました。インナーチャイルドカードって、トラウマとか出てくるの？何か封印したものが噴き出すの？と、恐れられることもあるのですが、『今、直面している問題』に対して必要があればその根っこが浮かび上がる、ということです。現実を生きるのはあくまで『今の自分』ですので、今を生きやすいよう、サポートさせていただきます。（甘夏　弦）