本日のトナカイは、12:00~20:00、芳華美々子さん、三上牧さんの両名が在席です。土曜日で…この2人がフル在席かー。ん~今日は売上げがいいのだろうなあ、とたまには店長っぽいことも書いたりして。…このわたしですら、ちょっと占いとか行きたい感じがする。突然に気温の変化にさらされ、揺さぶられたりすると体がびっくりして風邪ひいたりするじゃないですかー。感情もやっぱりちょっとびっくりして、いろいろ調子が狂う。昨日もちょっと書いたのだけど、わたしは北海道の育ちなので、春と秋という概念があんまりない状態で育ったんですよ。まあ春は4月の終わりに雪が溶けてくれば春かなーという感じなんですが、秋は…8月の終わりでも夜はストーブつけないと…という年が何度かあったし、10月の終わりには雪が降るので、9月~10月くらいだと、東京の冬のお天気の良い日とあんまり変わらなかった感じ。まあだいたいムーミン谷とそんなに変わらないわけです。冬になっちゃえば、超のつく豪雪地帯だったので、もう自分でがんばれることなんてあまりない。ぼーっと環境に身をゆだねて春が来るのを待つ、という体制になります。冬が来るという事実で感情のリセットというのはありました。雪が降るのを合図に自意識のスイッチを切り、あとは大きなところに任せよう、と。で、上京して何に一番あせったかというと、秋が長い!とにかくだらだらとずっと秋だ。なんかもっとわたしがんばらないとだめですか?やり残したことがありますか?冬が来る前に!なにか!もっとできる?と。なんだかなかなか「老人」になれない、中年の人みたいですよね。40になっても50になっても、まだやり残したことがあるのではとグラグラし続けてしまう。社会的にはもう落ち着いているとみなされているのに、自分の心や気持ちはまだ20代だったり30代だったりして、しっくりこない。長い秋は、深く充実させたくて試行錯誤する。なので今年みたいに、1週間前には冷房がんがんかけていたのに、昨日の夜には暖房入れましたとか、そういう「秋」をふっばす気候だと、感情的にも「あれ?なんかもう終了?おわっちゃったの?いついついつ?」とおいてきぼり感じて普通です。特に今年の夏はカーディナルクライマックスでいろいろぶん回された人、ぶん回した人多かったと思うので、変化になじむための時間は欲しいと思うんだけど…。しかし北国育ちとムーミン谷育ちの人は、今年はヘイキ。こういう季節の強制終了には慣れている。すばやく寝床に本やマンガや、編み物・刺繍道具にお絵かき帳、煮込み料理に熱いお茶、妄想と少しの音楽と無音と睡眠というやり過ごし方に慣れている。誰かに会いに行こうといっても、雪で前が見えないし、隣の家までもけっこう距離あったりするもんね。書いていたら落ち着いてきました。もう東京のだらだら長い秋の方に体が慣れているので、ちょっと今年残り3カ月のことでも、タロットで読んでもらいに行こうかーという感じだったんですが。いや、マジ行こうかな。自分の店だけあって、自分が行きたいように作っているし。(店長・まつい)