土曜日のトナカイ、今週は11:00~芳華美々子さんの小アルカナタロット講座がスタートです。小アルカナ56枚だけで占うというのも、非常に身近で実践的な占いができるので、是非がんばって勉強してください。14:00~はそのまま芳華さんの鑑定タイム。15:00~はミズマチユミコさんも在席です。
芳華美々子さんは、トナカイ開店当初「美々子」という名前でした。途中で武者さんに姓名判断の鑑定を受けて、「芳華美々子」になったのです。フリーで仕事をする人間にとって、名前というのは大事な看板。気にしなければ何も気にする必要はないのですが、美々子はものすごく名前で迷っていました。はたからみていて気の毒なほど。迷ったまま「美々子」名でスタートした営業は、やはりいまひとつだったという記憶があります。3ハウスに金星の土星があるので、通りすがりのお客さんがふらりと入ってくれば、完ぺきな鑑定と接客。お勧めもしていないのに店に置いてある販売物(書籍です)も売ってしまったりもする。でも予約のお客さんが入らない…。これなら元の予約あるときにだけカフェに出かけていくカフェ鑑定方式に戻ったほうがいいのではないかなあ、と不安を感じながら書いた紹介文がこれ→(料金等情報が古いです・ご注意ください)。ところが名前に「芳華」をかぶせたとたんに、予約のお客さんも飛び込みのお客さんも右肩上がりに増えてきました。名字のない「美々子」時代は、自分で自分の屋号を背負ってやっていくというムードに乏しかったように思います。名字のない芸名は、グラビアアイドルとかに多いですが、これは無意識での責任の所在の回避みたいなものかもしれないなーと美々子さんが芳華美々子さんになっての変化を見て思ったことです。路面店の占い師というのは、たたずまいというのもかなり重要。あーこの人に観てもらいたい!というような強烈なオーラ。木下順介さんが、トナカイで講座のおまけのミニ鑑定をしていたときにぎゃあ!というくらいそれがすごかったです。廊下を歩いてきて、もう店内からバーっとエネルギーがもれているのがわかるくらい。並びたい!と思ってしまった。トナカイでそういうオーラが出ているのは、今のところ武者さんかな?別格という感じです。んで芳華美々子さんも最近そういうオーラが出てきているなーとこの前久しぶりにお店に座っている姿を見て思いました。もう最初の頃とは全然別人みたいです。マイペースですけれど、目立った動きはしていないんですけれど、はっ!と気がつくとトナカイの中枢を担う占い師さんになっていました。週に1~2回しか入店できない小さい店なので、トナカイで売れっ子になっても、副業としては成立しても、それで食べて行くというのはありえませんので、これからもっと別の展開をしていく必要があるのですが、芳華さんはだまっていろいろ継続していき、最後にしっかり目的を達成するのでしょう。いいよねー。(店長・まつい)