地震くるんだった!と思い出しただけ
本日は12:00~17:00 芳華美々子さん→
が在席です。タロット講座、小アルカナ講座の募集もスタートしました!小アルカナは数とスートの組み合わせで読むので、1~14までの数字の意味と、4つのスートの意味を覚えれば、あとは組み合わせなので、実は大アルカナよりもシンプルで、実際の現場で言語化しやすいです。小アルカナでリーディングできると、旅先なんかでタロットなくてもトランプで占って盛りあがれます。何年か前の花見ではトランプで占いやったなー。原理は小アルカナで。いろいろ世の中が予定たてにくい時期だからこそ、連続講座の予定を入れて、毎日を楽しみに過ごしていきましょう。先の予定は「希望」、人間が生きていくのには大事な部分です。
ところで、この「災害の一日前に戻れるとしたら何をしましたか?」→ というサイトを紹介したページが、とてもよかったです。東京は揺れが伝わっているだけで被災地ではないのですが、不安をかかえている、という意味では、ハンパなくぐらんぐらんです。で、このリンク先のページ、これを読んで、しみじみ思いました。わたしの場合、一番大きい不安は、揺れ続けるこの大地、震源地が微妙に南下してきていることなんですね。もうこれいよいよ関東に直下型がくるぞ!的な不安。で、リンク先読んでいて「都心の直下型地震って、そういうば何十年も前から、いつきてもおかしくない、明日来てもおかしくない」って、ずーっと言われ続けてきたんだった!とハッと思った。安全はもともと保障されていなかった。で、危ない危ない、と言われ続けながら何年もへいきで暮らしていたのは、なぜだったのか。それはまだ起こっていないことに関して心配し続けるだけの毎日では意味がないから、でした。確かに大きな被害が出て、大地は活動期に入った。でもそれは平穏という0から、緊急事態100!とかいうハバではないのです。(忘れていた)緊急事態50から、緊急事態60~70くらいに目盛があがっただけ。去年も一昨年も10年前も、首都圏は直下型地震に関しては緊急だったよね、ということをすっかり思い出し、心は落ち着いたのです。それがわかったら、備えることにエネルギーと知恵を使う。首都圏以外で暮らす可能性を一番外側に置いて検討し(わたしたちはどこに住むのも自由だということを確認しておくといいですよ。家は?仕事は?という具体的な心配は、非常時の場合、自分の覚悟がまずあってからの話になります)、有事の際、家族との連絡をどうとるか、どこを集合先にするか、近所の知り合い同士、助け合える部分はなにか、1日分の水と非常食、懐中電灯、ラジオの軍手の入った持ち出し袋の準備、つまり「常識」として9月の防災の日に確認すること、準備しておくことをしたら、あとは自分の勘に従って行動範囲を決めて普通に過ごせばいいだけでした。というかそれ以外は無力です。無力な自分に落ち込むというのは、地震が心配、原発が心配、被災地が心配、日本はこれからどうなるのか心配という話とは別なのではないかなーと思います。大きな出来事に関して、無力を感じるというのは有事だから。普段は自分の無力なんてどうでもいいですよね。自分の無力なんかには、おかまいなしに普段通り働いている人たちで私たちの社会やシステムは動いています。単に自分が忘れていた!ということだけで、そんなに動揺はできないなーと思ったのでした。トナカイは、災害の日以来、有元さんのターンが土台となって、飛び込みのお客さんが増えてきています。自分の今後について、話をして明らかにするというのも、大切な準備に違いありません。「ここでは親や家族に突飛だ!と叱られることも、聞いてもらえるのですね」といってくださったお客様がいます。「あ、自分はこんなこと思っていたのかと、今、お話聞いてもらっていてわかりました」と驚かれる方も。占いの路面店を普通に毎日開けることができる。みなさんとお話することができる。とても幸せだと思っています。(店長・まつい)