希望という単語はあいまいすぎる
本日11:00~17:00 有元祥子(健康)さん→
 15:00~18:00 キャメレオン竹田(美人)さん→在席です。予約状況は刻一刻と変更していますので、お目当ての占い師の在席時間帯にお店に直接電話してみてくださいね。トナカイの電話は、03-3387-4355です。昨日は武者さんに会いにお店に寄ったのですが、その前のお出かけは、プロレス観戦でした。有元さんといっしょ。ひいきの選手というより、ひいきの団体があり、わたしはなんだかんだで月に1度程度ですが、5年くらいその団体を観戦しています。節電で映像や照明などの効果が使えないので、創意と工夫の身体をはった人力の演出に久しぶりにげらげら笑って、激戦に大声を出して、ものすごいハッピーな気分で会場を出ました。ほんとうに行ってよかったなあと。エンターティメントは安全確保、エネルギー節減のため自粛傾向にあるんですが、やっぱりムダななにかに喜ぶとか、明るい気持ちになるには必要なことです。(会場は満席で、まず避難路の確保の説明と、どういう状況になったらどういう対応なのかを割と細かく、でもはっきりと明確な説明がされていたので安心して観戦できました)気持ちを引きづられないようにいろいろニュースなどは必要最低限にして、情報ブロック=心のブロックとしているのですが、被災地の本屋さんが在庫だけでお店を開けたのだけど、新刊や雑誌の最新号が入らないので、どうしても読みたくて山形まで買いに行ったお客さんに譲ってもらった「週刊少年ジャンプの最新号」1冊を、100人の子どもたちが店頭で立ち読みで笑顔で回し読んでいるというニュースは、さすがに涙が出てしまいました。自分でもそこかい!と思うのだけど、悲しみや絶望には自動的に「客観視モード」でへっちゃらを装うわたしも、その「希望」という角度には涙で崩れ落ちる。帰り道には武者さんにも会えて、いろいろこれからについての前向きな話を聞かせてもらいほんとうに元気まんぱんになり、帰宅したのです。ところが!帰宅してからものすごい落ち込みが襲ってきたのです。あれ?これは久しぶりに極度に楽しい気持ちになってはしゃぎすぎたので、落差かな?と思ったのですが、夕飯の支度を始めて少し落ちついたので、理由が解明しました。「元気になったのに、今日は誰かのためになにもしてない」からでした。朝、ゆっくり寝ていてシャワーを浴びて、すぐに外に出たので、掃除も洗濯もしていないのです。子どもたちは自分たちでピザトースト焼いたりやスパゲティゆでたり(中高生なので普通ですね)して、帰宅したときには、めずらしく台所の洗い物も片付けておいてくれました。多少ある仕事のノルマや、やろうと思っていたいくつかの細かい用事もなにもやっていないまま夕暮れが来たのですね。受け取るだけで、なにもしていない(小銭の募金はしているのですが、それは私的には関係ないみたいでした)。人間のエネルギーは受け取ったら、周囲のために使う、このバランスがおかしくなると気持ちが暗くなるんだーということがものすごく理解できました。子どもたちのために夕飯作って、みんなが居心地いいようにそこいらを片付けて、少しだけ仕事の準備をしたら、だいぶ落ち着きました。私は気分の安定に関しては、4ハウス乙女に月があるので、身の周り半径3mくらいのことでとりあえずは、いいみたいです。受け取った「希望」とか「がんばりましょう!」とかは、そのままではなにもならない。むしろ落ち込む。具体的になにかに変換していくことにします。プロレスは身体を使った会話だと言われています。わたしがひいきにしている団体は、身体性が貧弱だったり、テクニックはそれほどでもなかったりの選手もたくさん所属しているのですが、組み合わせとテーマによっては、ものすごく説得力のあるおもしろい「会話」が楽しめるんです。わたしと有元さんは、それにはまっています。昼は節電で止まってしまっているエスカレーターを駆け上がり、夜に神経がどきどきしていたらよい香りのアロマを焚いて足裏のツボをぐいっと押します。そして具体的に何かをするんです。(店長・まつい)