運が良くなる泣き上戸
13:00~20:00 芳華美々子さん
本日チラシ&スケジュールページで予定書かれてました、武者江梨さんの相性講座は、4月6日(土)に延期になりました。まだお席ありますよー、こちらをどうぞ→

さて、今日は涙の話だよ。昔、テレビで島田紳助さんが言っていたことなのですが「よく泣くタレントは売れる、大物になる」という話を、今朝ツイッターでイラストレーターの大坪明日香さんとやりとりしていて思い出しました。これはどういうことかというと、泣くことで自分の結界が緩むのですね。個人でできることというのはたかが知れているわけで、誰かやなにか(広い意味でいえば運命的な操作)に介入を許可しなくてはならない。人は眠っているときと泣いているときが一応無防備です。小さい子どもはよく泣きますが、泣くことで周囲があれこれ手助けしますよね。そしてある程度の年齢になると、自分でできることを泣いて人にやらせるというのはみっともないことだということで(実際泣いていると食事の支度が遅れるので、女もそうそう泣くもんじゃないというような教育は昔ながらにあったのよ)みんな自分を制して、涙をこらえて「ひとりが一人分の仕事」をコツコツこなす、というわけです。で、タレントさんとか芸能人というのは、人の好き嫌いに関係する感情商売・人気商売なので、感情が付け入るスキというのを基本解放しておく必要があります。すぐに涙をこぼす、泣くという資質は、この部分が解放されている証拠ということなんでしょうね。表向きコツコツと自分の仕事をして、人の見ていないところでひっそりと自分の感情を解放して涙を流す、または人前でもふいにこぼれる涙が止められない。誰かが見ていても、見ていなくても、水は水を呼び水同士をくっつけていくので、人気が出るのでしょう。年を取ると涙もろくなりますが、感情の栓を緩めておくことで、複数の魂がよりそうクラスタに戻る準備をするのかもしれません。年を取ってもあまり泣かないという人は、草花をいじったり、野山や神社に出かけると思うのですが、それも小さくて固い孤独を解放するのに、良い習慣ですよね。そういうのいやーという感覚は、年齢に関係なく「若い」証拠だと思います。グダグダせずに、かっこいい孤独、かっこいい自分をみつめる。若さの特権です。でもそのままお年寄りにはなれない。寿命があるからね。(店長・まつい)