アセン天秤の春分図
12:00~17:00 日下ゆにさん
17:00~20:00 まついなつき

昨日は春分配信 だったのですが、その前に映画「クラウドアトラス」観ていて、いつにも増してぼーっとしていました。まついフィルターでいうと、この映画は「たましいは、餅のようにのびたりちぎれたり、またくっついたり。無自覚の空の下、かけらのような気持ちで生きている。だから本当の意味で出会えるまで、この愚かな世界の中で何度でもやり直せばいいのではないか、愚かな世界に絶望する必要はない。この愚かな世界を作っているのもわたしたちなのだから」的な。なので全体的に現状、蟹座の出番のような気がするわけですが、ほんと蟹座の役割を間違えないようにしないとね、ということは配信現場のキッチンで芳垣くんがみんなのためにお雑煮作り始めて、しみじみ思った。昨日の芳垣くんは蟹太陽の良い側面全開で、誰にも相談せずに「うちのお雑煮美味しいからみんなに食べさせてあげたい」と雑煮の準備してきて、作って、よそって手渡し、後かたずけもとっととひとりでしていました。みんなその雑煮の味を「懐かしい」「しみじみする」「実家に帰ったみたい」「この場で温かいスープが飲めるとは」と絶賛しつつ、各自が各自のお椀によそわれた餅をちぎり食ったわけです。一つ鍋。もちろんこういうノリはゾッとする側面もありますが、12サインすべてがわたしたちに必要なテーマなので、あえてごっこ遊びのようにこういうシーンはちょっと加わっておくのも一興だと思います。(このあたりのことは、友人の小説家・窪美澄さんアセン天秤・太陽蠍・月乙女に「クラウドクラスターを愛する方法」という、鍋の話の小説がものすごく共感できる作品)ひとりがんばって疲れ果てて「死にたい」と思うのは、安心して「眠りたい」ということです。一日トラブル含むいろいろなことがあって、最後にみんなが雑煮を絶賛する声に安心して、すっかりリラックスして眠れる賢者エドガー・ケイシーみたいに椅子の上で半眠状態の芳垣くん、とても象徴的でした。
そして改めて、今年の春分図今日も眺めています。(去年と来年、合わせて眺めている)俯瞰しないと、春分図の影響を受ける活動宮生まれの一員として正しい役割果たせない気分がして、ドキドキなのよ。春分図のアセンが天秤ということに、私は昨日からものすごくこだわっているのですが、国のテーマとして、事なかれの八方美人と言われても構わない、みんなとうまくやりたいということが、ルーラの金星が、5ハウス魚座でほぼノンアスというので協調されていると思います。もやもやと結論を持たないで雰囲気だけで「仲良しって、いいよね~」というノリかな。春分図では月が蟹にあり、天秤と蟹はナカワル。だれとでもまんべんなく公平に~!の国の天秤主張と、自分の身内の安全を保ちたいから防御!その気持ちみんな一緒だよね?という蟹月の国民感情。わたしのネイタルの太陽は、この国民感情を表す月とオーブ1度で合になっています。なのでものすごく、この春分図には影響受ける。防御のために攻撃的になりすぎることへの警告は、天秤サインだけができるのです。風のサインだから。その警告は、牡羊の天王星が具体的に見せてくれると思う。冥王星がもたらす変革のときに、本能からくる防御オンリーの感覚は悪い循環しか招かない。殺す側にまわらなくてはいけないのなら、黙って殺されるほうがマシというのが愛ってやつです。愛する人を守りたいなら、戦いや憎しみの連鎖から逃してあげることだけだ。それは歴史をみているといつもそうでしかないのに、同じ振出にわたしたちは戻る。そういえば、また映画ですが、「ジャンゴ」はそのへんがすごくうまく表現されていて、全然感動できなくてすごいのでみんな観た方がいいです。面白さや爽快さや感動って、人間や社会のとことんダメな部分があってこそ、その反動で出現するということが、かっちり描かれていて、ほんとにすごい映画でした。こういうものを人が作れる、ということにほんとにほんとうに感動しました。魚座天体集合のときに観て腰抜かしたよ。(店長・まつい)