１０：００～１３：００　水晶リーディング練習会
１４：００～２１：００　みかみまき　通常鑑定
※占われる側の方は10時までにご連絡いただければ間に合います。よかったらご連絡下さい。
※本日予約は今のところありません。お気軽にどうぞ。事前にメールかお電話にてご連絡いただけると幸いです。

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太陽が牡牛サインに入りましたね。金星の逆行がやっとおわり、今はあと水星、木星、土星、冥王星が逆行中。皆様いかがお過ごしでしょうか。わたしはあまりトラブルとか嫌なことはなかったですが、逆行らしいことをひねり出すとすれば、これ。

念願だった４０ｋｇ近くある無駄に大きい電気代もかかるブラウン管、重いので動かすのが億劫だったのですが廃品回収の業者さんに持って行ってもらいました。部屋が広くなった気さえします。やっと！！って感じです。

さてこれからはお出かけが楽しい季節（主観ですけど）、わたしの気分転換は基本的に美術館・博物館に行くことです。ただの小さいころから、博物館や美術館に行き慣れて親しみがあるが故のノスタルジック要素、ただの習慣かもしれません。でも、よく足を運ぶわりにオールマイティに何でも美術が好きというわけでもないですね。しかも見る作品はものすごく偏っています。

出かけるのが億劫な4ハウス過多人間のわたしが、ウキウキと足しげく通いたくなる好みの傾向としては、シュールレアリスムより、ロマン主義派。肖像画より宗教画。日本の絵画や書画はほとんど興味なく、好きなのは仏像や神社仏閣の建物。とりあえず、古いものは一通り見てみるのですが、日本画は憧れや欲がなく、自然をそのまま擬人化して描いている気がしますね。親しみ過ぎていて飽きているのか、面白みが今の私は見いだせないです。

古いものを見ていると、昔の人は今現代の人が持っていない何かを聞いたり、見ていたりしている気がしてきます。宗教画は特に私たちが知覚している外や物語の世界を見たことないのに想像で絵におこして表現していくもの。わたしが想像できるもの以上を描いていて惹きつけられます。自分から遠い何かに繋がりたいと憧れ、あがいて、祈っているような、強い思いを勝手に感じることがあります。その作者がとりつかれている感情に興味があるのだと思うのです。共感とはちょっと違うのですけど。

文明や理性と呼ばれるものによって徐々に遠くなってしまった神秘的存在への畏敬の念や憧れはその当時出ないとわからないだろうなと思います。物質的に多くを知ってしまうと、「脳」や「知性」が「視る」ことや「聴こえる」ことをシャットアウトしてしまう。昔の絵や道具は神秘存在を前提として作られていたりして、昔の人はそういうところを信じていたよというリマインドなっている気がしますね。現代にいるわたしが、すでに失われていると思っている存在を表現しているような気持にさせられる何か。絵だけではなく、博物館的な宗教儀式の道具なども興味があるのはそのせいかも。同じ意味で、神がいると大事にされている土地や神社などの聖域や祈りをささげ続けられている仏像からも同じものを感じますね。海王星が魚に戻るたびにそういうムーブメントが起きている気がします。自然崇拝への憧れや見直し。個人的にわたしの中で今そのムーブメントが起きているのは確かですね。

わたしの感覚では、東京などの都会で文明に浸りすぎていると、自然に生かされている自分を時々完全に忘れてしまいます。遮断された中では時々うまく決断もできず。そういう時は、森に行って感覚を研ぎ澄ましにいきます。友だちに会いに行くような感覚で“Go hug trees”。
日本人としてはいつも自然が身近でその中に生きている感覚を忘れないでいたいもの。自分の中に眠っている自然と生きている感覚を呼び起こすのが時にとても必要な気がするのです。ときどき文明に足元すくわれないために絵とか美術品とか見て我に返り思い出しているのかもしれません。古ければ古いほど濃く深みがある神秘さのようなものがある気が勝手にして、それに出会いたくてチャンスがあればその土地の博物館・美術館に必ず行ってしまいます。あまりに主観的ですがそんな感じの楽しみ方をしています。今は占星術を知っているので、なんで引き付けられるのか作者のチャートを後でチェックするのもまた楽しい。（みかみまき）