11:00-16:30 星読視ゆき→★
11:00-14:20 が空いております。ふらり&突撃、お待ちしております。

17:00-21:00 天海玉紀→★
16:30~ 17:30〜 19:00〜 20:00〜(9時現在)
玉紀先生は、本日のみ少し早めの16時半より在席です。
年末年始は例年たいへん混み合いますので、ゆっくりお話したい方はぜひいまのうちにお越しくださいませ。

昼の部、夜の部ともに、お気軽にご来店ください。
お問い合わせやご予約は、各占い師の在席時間中にお電話でご確認くださいませ。
TEL 03-3220-9477(ウラナイトナカイ)

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◆星読視ゆき星とルーンで占う2019年(年運鑑定)&WS
【星とルーンで占う2019年】 年運シート&ルーンタリスマン(要予約)
2019年11/9(金)より鑑定を承ります。
ここ数年トナカイの年末イベントで行っていた「年運シート&ルーンタリスマン付きの【星とルーンで占う20××年】」ですが、今年からは通常の金曜日レギュラー枠と、17時から21時までお時間でお受けいたします。
★ルーンがささやくあなたの2019年シート1枚+ルーンタリスマン 30分/5000円
★ルーンがささやくあなたの2019年&2019年のテーマ、スタンス、社会での状況、基盤、他者との関係性、仕事、人間関係、隠された問題点etc各論シート2枚+ルーンタリスマン 60分/8000円
ウラナイトナカイ 11時―16時30分までのお時間 / 阿佐ヶ谷 17時から21時までのお時間(トナカイノニカイorカフェ鑑定)
前日までにご予約いただいくとルーン数秘から導き出した「ライフパスルーン」メッセージカードが付きます。
お申込みをお待ちしております! ⇒☆

11/23(金) 【33のルーンリーディングWS】キャスティング9本の枝編 満席御礼
2019年1月第4金曜日より開始 【33のルーンリーディングWS】
『サークルオブルーン~33のルーンの旅~』第3期(全6回) 残席3 ⇒☆

◆天海玉紀講座&WS
11/03、10(土)十大主星(全2回)→★(キャンセル待ち)
11/11(日)生き方レボリューション・暮らし編 @中野 →★(キャンセル待ち)

11/24(土)15:00-17:30「札幌スペシャル講座」@札幌・大通公園 →★
11/25(日)10:00-17:30 スペシャルトリオ鑑定会 in 札幌・大通公園(天海玉紀・ミズマチユミコ・深瀬まる)→★

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ご存知の方も多いと思いますが、私が扱ってるルーンは、33文字のルーンです。

諸説ありますが、2世紀頃に西暦200年後半ごろに現在の北ドイツ付近で最初のルーン文字「エルダー・フサルク」がゲルマン人の文字として誕生したとされています。

ルーン文字は、ゲルマン人たちによって次第にヨーロッパ各地へと広まり、一時は北欧のノルウェーからグリーンランド、ブリテン島(イギリス)やアイルランド、西アジアのまでの広大な地域で使われたとされています。

2年ほど前、「世界の文字の物語」(古代オリエント博物館)で、モンゴルの奥地にルーン文字そっくりの文字の碑文が遺されているという展示を見て、すごいなぁと感銘を受けたことをよく覚えています。たぶん、ルーン講座やWSの度に興奮気味にお話しているかもしれません。(笑)

ルーンを生み出したゲルマン人の祖先は、カスピ海沿岸のコーカサス地方付近にいたインド・ヨーロッパ語族の遊牧騎馬民族と言われております。

スノリ・ストゥルルソン(1178-1241)によって書かれた「スノリのエッダ」の序文によると、ルーン文字を生み出したとされるゲルマン神話(北欧神話)の最高神オーディンは、アジアからトロヤへやってきて、さらにはドイツやスウェーデンへ向かったことを示唆しています。
歴史的な事象は、神話や民話として象徴化され伝承として留めている例も多く、ルーン文字の元々の下地となったものは、アジアにあったのかもしれません。そして後にルーン文字を成立させたゲルマン人たちが逆輸入のごとくルーン文字を携えてアジアへと分け入っていったのかもしれません。あくまで個人的推測ですが、こういうことを考えているとあれこれ妄想が止らなくなって、ムフムフしてしまう私です。

さて、閑話休題
北ドイツ付近で生まれた24文字のルーンは、ゲルマン人(アングロ・サクソン人)たちによってブリテン島(現在のイギリス)へと運ばれていきました。ブリテン島に渡ったルーン文字は、独自の発展を遂げ10世紀頃ノーサンブリア王国において33文字まで発展を遂げました。
このルーン文字列をアングロ・サクソン・ノーサンブリア・フソルクといいます。(フサルクとフソルクはそれぞれ意味があります。)

私はこの33文字のルーンをこよなく愛しており、特に24番目のダエグの先にあるオークから始まりガーに至るノーサンブリア列のルーン文字については、おもしろくてとても奥深い文字だと思っております。
ゲルマン神話を現代に伝承しているとされるエッダやサガにまつわる物語を読み解くと、ルーンの文字の物語の真髄へと繋がっていくように思います。ルーンは単なる文字の羅列ではなく、フェオーからウィン、ハガルからシゲル、ティールからダエグまでの循環、そしてダエグからオークへ至る道筋の秘密、オークからスタン、その中心を貫くガーに至る物語がある、文字列の中にゲルマンの神々やその世界観の物語つまり神話が語られているのではないかと考えております。

キリスト教の布教とともに、ラテン文字がルーン文字にとって代わり、またゲルマン人の神々や神話、文化は、異教のものとされだいぶ失われてしまいましたが、ヴァイキングとなったゲルマン人たちによって遠く海を渡り、北欧地域やアイスランドへと語り伝えられていきました。

アイスランドに残された「エッダ」や「サガ」などには、古代ゲルマン人の生き方や知恵、死生観、神話が生き生きと語られています。ルーン文字を巧み操る実在の人物の物語なども描かれています。実は、24文字目以降のオークからガーまでのルーンには、これらが深く息づいているのです。

また「エッダ」や「サガ」を、読み込んでいくとルーンに関して大切なことが語られています。
ルーン文字は、知識を熟知して使うべきと。
「アイスランドサガ」の最高傑作のひとつとされるエギルのサガには、善意であっても、ルーンを熟知しない人間が誤った使い方や読み解き方をすると、逆に不幸を招きかねないというエピソードが書かれています。

タロットもそうですけれども
直感に頼るのみ、あるいは意味やキーワードを羅列しなぞっただけでは適切なリーディングは難しいのではないかと私は思っています。
しっかりとルーン文字ひとつひとつの意味を深め、自分に落とし込んでいくことの繰り返しによって、自分がどんなコンディションであってもより適切なリーディングができるのではないか、そのうえでひらめく一言が、それこそ直観であり、腑に落ちるリーディングに繋がるように個人的には思います。

ルーンは、基本的には『文字』です。
けれども、それは音を表す記号としての文字のみならず、文字自体がなにかを象徴するイメージを持った表音文字であり、その文字の意味や力、火土風水氷、色、数字などが一つのひとつの文字に込められています。

2016年12月にトナカイで開催した「ルーン占い講座基礎編」から足掛け2年、毎月1回ずつ開催してきましたがその後の「33文字のルーンリーディングWS」に通ってくださっている生徒さんが数名いらっしゃいますが、この2年の積み重ねはほんとにすごいなぁと目を瞠るばかりです。
このところのWSでは、鋭い読み解きや、ああそうだよね!という目からうろこのリーディングがバンバン飛び出しております。

2019年1月より、33文字のルーンを個々の意味を深め、リーディングの幅を拡げていただく【サークルオブルーン~33のルーンの旅~】全6回を開催します。ありがたいことに、2017年、2018年と開催させていただき、なんとで3回目となります。詳しくはこちらからどうぞ⇒☆

このWSは、フェオーからガーまでのルーン文字を、毎回5~6ルーンずつルーンの意味を見直し、そのルーンにまつわる質問を作って、リーディング練習をしていく実践的なWSです。
ルーンがまったく初めての方や、ちょっと気になったよのご参加、ルーンってどんなもの?的な物見遊山でのご参加も大歓迎。また、他の場所でルーンを学ばれた方も、ぜひ学び直し等にご活用ください。単発での参加も可能です。ご希望があれば、有料にて、参加回のルーン文字の解説テキストを提供いたします。
おやつを食べながらワイワイやっとります。お申し込みをお待ちしております。

(ゆき)