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昨夜、社会人4か月目の娘が帰宅して開口一番、「仕事は容赦ないよ!」と言い放ったので、大爆笑してしまった。

日々、鍛えられていますね。

娘は石門星を二つ持っています。娘と話していると、石門星が野の花、乙に例えられるのがすごくわかります。ちなみに夫は貫索星を持っていますが、一人ですくっと立つ一本の木のイメージ・甲があります。不器用さもあるし。

私は貫索や石門のある2人を、常々ぶれない人達でいいなと羨ましく思うのですが。貫索も石門もない、揺らいでなんぼが自分の常です。

娘の会社でのお悩みを聞くと、とっても「石門星」らしく悩んでいる。娘は私と同じ、中心調舒星仲間ですが、中心星だけで人は生ききれないを感じます。

そのお悩みは「派閥」には属したくないが、「浮いて」しまって孤軍奮闘もしたくないと。やはり群れをなして、横並びの結びつきを大切にして、集団で協力しながらちゃんと組織の中で自分が機能するようにやって行きたいと思っている。

内心、うるさく言ってくる上司や、甘えてくる同期には辛辣な言葉を投げつけながら、表面はニコニコして、物事を成していきたいそうです。同じ、中心調舒星持ちでありながら、やはり私とは異なるなと感じます。それでも、すでに、言ってること、とんがってる新人として見破られてるらしいです。

私の妹も中心調舒星の人ですが、「牽牛星」が効いてる人です。組織的にきちっり働ける、動ける人です。

とっても他者を観察していて、調舒星的細やかさで、「気遣い」の出来る人なので、他者の「良さ」が良く判る。

その人の持つ良さをサポートしたり、応援したりするのが好きだから、自分が全面に出てしまうより、二番手の位置にいて、自分の上の人を押し上げてあげるのが好きだと言ってました。現実、良い上司に恵まれ、その上司が企業するのを手伝い、新しく作った会社でいいポジションを得てましたが、結婚して退職しました。

次は夫をサポートしたかったんでしょう。夫が出世するという事を自分の事のように考えていて、今から思えばとても「牽牛星」らしいことに心を注いでいました。

それぞれ話しを聞いてみると、持っている要素、持っている星的に適っている。考えていることも 見つめている目線もその星らしさが出ています。そして強いのは、それぞれが自分の「活かし方」を知っていることでしょうか。

それぞれ、自分に石門星があるとか牽牛星効いてるとか知らないけれど、自然と「職種」に限らず、環境という意味で、どういう人との関わりの中で、どういう役目や立ち位置が自分を活かせるかを、知識としてではなく、本質的な事として分かっている人は強いです。

そこに、運気が後押ししてくれたり、静かにやり過ごす時があるなどの流れを知れば、無駄に痛い目にあったり、エネルギー消耗しなくて済みますよね。

自分を分かっていても、「仕事は容赦ない」自分が分からない、思い違いしている、上手く活かせないならば、もっと仕事は容赦なく辛いものになって来てしまいますね。と自分を省みて思います。

私は何が出来るかよりも、何が出来ないかにフォーカスしてきたんだなと思います。適応させるための努力や辛抱する時間は沢山費やしました。

選んだ社会での場所で自分として何をしないか、何をしたいかも勿論ありますが、現実的に何が出来るかを考えて実践できるのは強いなと思います。自分に出来ることは何かが分かっている人は強いのです。

それは、資格とか、キャリアだけでは語られない所で、歴然と自分の個性としての自分の特性ってあるんだと、算命学的に現実の人の在り方を見て、考えて思います。

紅谷柘榴