11:00〜16:30 マダム八江
17:00〜21:00 まるごとmaru(18時半〜19時半以外はまるっと空いてます)

当日の空き状況は、占い師滞在時間に直接お店へお電話ください。03-3220-9477
10分タロットからお気軽にお立ち寄りくださいませ! お待ちしております。

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【講座・イベントお知らせ】
<まるごとmaru>
10/22(日)まるごと食洞@吉祥寺☆インドカレー&スペシャルな占い師☆
近日中に告知しますので、またどうぞよろしくお願いいたします!!!

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なぜか小学生の頃から潜水好きだったのもあって、20代の頃にお金を貯めて、ダイビングを習得しにいったことがありました。ダイビング・ライセンスを取得する際には、深海に潜る課程があり、30mほどでしたが海底へ降りていきました。深く潜ると背負った酸素ボンベに含まれる窒素で酔いやすくなるから注意してね、と指導者に事前に言われたにも関わらず、30mの海底で見事に窒素酔いしてしまいました。

どうなったかというと、海底の景色の神秘さと窒素酔いの効果で、あ~気持ちいい、このまま死んでもいいかも~とマジで思ってしまったのです。ダイビングではこの窒素酔いが引き金で、二度と生きて還れなくなる事故も起きるそうで、あの時周りに人がいなかったら本当にやばかったかもしれません。だって、酔ってるのをどこかで自覚しながらも、このままでもいいや~って手放したから、危険極まりなかったです。でも、そこまで深く降りたからこその海の景色は、今でも忘れられません。良くも悪くも、異様な世界でした。

そういえば昔、映画『グランブルー』を観たとき、フリーダイビング競技会で主人公のライバルであるエンゾ(ジャン・レノ)がブラックアウト(呼吸中枢がおかしくなって意識を失う状態)して、そのまま死んでしまうシーンがありました。これはプールで長く潜水しても起き得るそうです。高校時代、学校のプールで割とよく潜水していた(なんだそれ?w)当時の私は、60~70mなら潜水し続けられました。水中にいるのが気持ちよかったのと、イルカに憧れてただやってたんですが(高校生時分のことなので許せ)、あれは危なかったのね。。。

危険が潜む神秘にギリギリまで関わってみたい誘惑は、何も水中だけではありません。誘惑は、酒だって薬だってある。異性だってある。あと最強は、欲だ。どれも人を魅了してやまない、深追いしたら溺れて抜けられなくなる代物ですね。

それから忘れちゃいけないのが、オカルトや宗教。むふふふふふ。これも太古から人を惹きつけてやまない代物です。そしてそこには神秘とともに、大きな犠牲や代償も孕んでいました。決して表沙汰にされない、一部の人しか知らない伝承物もあるでしょう。深く潜るって怖いけど魅力的、と今は特に思います。ようこそ蠍木星。危険と裏腹だけど、唯一無二の何かを手に入れたい、そんな期待と畏れの混合物がどこかからニュルッと注入される(気がする妄想まみれの)今日この頃です。あー、こんなこと書いてたら、映画『薔薇の名前』を思い出してしまった。確かDVD持ってたよな。今宵、中秋の名月の光に当たりながら、一人密かに観てみようと目論んでます。ぐふふふふ。(maru)