11:00~16:30 ヨシノ・エリカ 

17:00~21:00 まるごとmaru (18〜19、20〜21時が空いています)

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<ヨシノ・エリカ>
3/23(木)初心者タロットレッスン
4〜6月期(木)小アルカナ講座
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鑑定で適職や資質を聞かれることはよくありますが、才能や好きなことなどのコンテンツ面以外にチェックするところといえば、社会的な立場が安定型か不安定型か。ここ、けっこう重要に思います。

本人は真っ当な職場で末長くお勤めしたいと思っても、その人の占星術チャートが仕事の面での不安定さを示してると、ご自身(の出生図)の流れと反対の方向へ進もうとしているわけなので、エネルギーが綱引き状態になってると読みます。そういう方を鑑定してお話を伺うと、どこか居心地悪そうっていうか、どうもなにかピントがあってないような…とおっしゃる場合も(違和感を覚えるからこそ、鑑定に見えるわけなんですが)。それに対する要因は人それぞれかと思いますが、まずは自分のタイプを東西の占星術で客観的に検証してみるのも一手です。

ちなみに私の社会的な立場は不安定型です。チャートでも、太鼓判押されたみたいにバッチリくっきり表れています。特に現実面が濃く表れるインド占星術チャートではもう逃れようがないほどに。

今月は本業と副業の、どれの売り上げで生活費を支払うか、いつも綱渡りしながらお金をかき集めてサバイバルしています。若い頃に正社員を8年ほど経験しましたが、求められて入社した割には、徹夜が続くほどの繁忙期と全く仕事が回されない暇な時の差が私だけ極端で、周りはコンスタントに働いてるのになぜ自分だけこんなにムラがあるのか?と不思議でした。その後職場を変えても、やはり同じリズムでしたね。忙しいのは平気でも、暇な時を社内で過ごすのがあまりにも苦痛で耐えられない。でもその頃には仕事の仕方も一通り覚えたこともあって、いよいよ退社しフリーランスでやっていくことにしました。フリーランスでも相変わらず繁忙期とド暇期の凸凹は繰り返しますが、組織に拘束されていないので、毎月の定額賃金は入らなくなった代わりに気分的にはずいぶん楽になりました。

そこから不安定とのお付き合いですから、不安定状態はずいぶん長いです。まぁ、安定の不安定状態とも言えるけど。そして流れ流れて、今ココに漂流中です。今の私が職質されたら、おまわりさんはどのように記帳するんだろう?と興味深いです。「自称○○○の無職」と書かれるかもしれません。他人から見た社会的な立場は、明らかに怪しく不安定です。しかし、やはりこの方が自分に合ってると、今はくっきり自覚しています。なので、これに対する葛藤はもうありません。

無自覚の隠れ不安定型の人って意外といるんですよ。まぁ薄々気づいてるかもしれませんが。そんな方はいい加減、世間の当たり前から抜け出たらいいんじゃないでしょうか。フィットしない人がその席にしぶとく収まったままだと、もっと相応しい誰かが空き待ちを喰らいます。自分のための行動は、他の誰かのためにもなる。自分が安心できる席は海の中かもしれないし、荒野かもしれない(比喩です)、違う価値観が集まる世界かもしれない。ただし、矛盾するようですが、不安定な生き方を地道にコツコツ続ける覚悟は必要ですし、日々の金勘定も必要ですし、あとは不安定な立場だからこその、周りへの細かい配慮や感受性や義理はむしろすごく大事かなーと思います。(maru)