本日もウラナイトナカイは絶賛営業中。
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ある人にとっては『最重要案件』で、dead or alive なんだけれども、当事者以外にはそんなことは全く関係なくって『それでも地球は回っている』的な話ってありますよね。あれって、なんなんでしょうね。「私がこんなにツラいのに、誰もわかってくれない」とか叫びだしたくなる気持ち。誰にでもあると思うのですが、あれって、ほんとになんだろう?
ぶっちゃけていえば「人間は他人の悩みなんかに関心を持っていないし、それを関係ないと思っている」ということなのでしょう。人生いろいろ、悩みもいろいろなのですが、それは当事者にとってだけ重要案件であって、他人から見るとたいしたことないと思われてしまいます。で、お互いに自分の悩みの中で迷子になって「誰もわかってくれない。だれも真剣に考えてくれない。真剣に考えているのは私だけで、みんな無責任だ」とそれぞれが、それぞれの立場から、それぞれの思いで悩む。みんながそれぞれの立場で悩んだり困ったり苦しかったりしますが、その思いは共有できないんですよね。寄り添うことや共鳴はできるけれども、まったく同じものを共有することは不可能です。不可能なのに、わかってくれないとか思うのはなんででしょうか。とかなんとか、ゴチャゴチャと書いておりますが、なんでこんなことをいきなり書き始めたかといいますと、身近なところで死活問題的なところに立たされる案件を目の当たりにすることが少し前にありまして(すでに円満な形で解決)、そこの現場は蜂の巣をつついたような大騒ぎだったのです。生き残るのか死に絶えるのか? みたいな。苦しい立場に置かれて「へー」とノンキに思う気持ちと「ギャー」と切羽詰った感じが交錯していたとは、その当事者談でありますがこの案件、ネットではけっこうな騒ぎになっていたようなので(私は見ていない)、紙媒体でもこの先にいろいろと書かれるのでしょうが、なんかもーね、悩むのがバカらしい気持ちになった瞬間、すべてのことは「うまくいくから大丈夫」って気持ちになったそうです。そして実際にうまくいきました。その直接の原因はテレビで放送されていた「サブちゃん誕生会(しかも盛大)」だったのですが、死活問題案件はネットでけっこう騒がれていて、テレビでも放送されるんだろうなぁと思ってテレビをつけたのだけれども、同じ時間帯のどの番組でも放送されていたのは、みーんな「サブちゃん誕生会」だった。ニューストピックス的な画面表示でも、ネットで騒がれているような見出しはなく、それを見た死活問題当事者は「騒ぐのって、結局当事者だけってことか… ま、世の中ってこんなもんだよね」と思って、すごく気が楽になったようです。困ったり悩んだりするのがバカバカしくなったと。自分は悩んで苦しくて、どうしていいのかわからないともがいても、それとは関係なく地球は回っている。そんな感じだとのことでした。確かにそうですよね。どんなに自分が悩んで苦しいと思っていても、椿屋珈琲店のシャインマスカットタルトは激ウマだし、礼文島のウニだって激ウマなんだもん。これは個人の思いとは全く関係なく、安定供給されています。世の中ってこういうもんだよ、おそらく。世間様の状況はまったく変わっていなくても、自分の状況に応じて受け取り方が変わってしまうと、見え方がまったく変わってくる。受け取り方や受け取る側の問題って結構大事。幼稚園児は「世の中の大事なことは砂場で学ぶ」らしいのですが、今回の当事者(大人)は「dead or alive的な問題をサブちゃん誕生会で学んだ」といってゲラゲラ笑っていました。
見渡せば、身の回りにはあふれるように奇跡的なことが起こっているようです。死活問題をサブちゃん誕生会が救うって、誰が考える? 世の中って、個人の思惑とは関係なく、淡々と一定のリズムで動いているようです。それが世の中。世の中ってそんなもの。なんでしょうね、きっと。