24c7afb6bf0cd7a7fd8bdc90c0040c97_s11:00~16:30 如月沙世
17:00~21:00 まるごとmaru

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トナカイノニカイ
11:00~13:00 天海玉紀「十大主星~禄存星・司緑星」

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28歳の時、勤めていた会社を秋に退職し、しばらくしてからアラスカの田舎町へ一人旅したことがありました。一人旅と云っても、現地では知人の知人(アメリカ人)宅にホームステイさせてもらっていたので、寂しくはなかったです。北極の初冬ですから、日照時間が非常に短く、その分、満点の星を楽しむ毎日でした。そういえば、知人の持つ山小屋へ連れてってもらった時、トイレは山小屋になく、雪の中で開放的に用を足すしかなかったので、まぁその最中に、ふと目の前に野良だか放し飼いだか(?)の巨大なトナカイがヌッと現れて、ギョッとしたことがありました。場所が変わると、出没する生き物もネコとかネズミじゃないんですね、熊じゃなくて良かったですけど。

またある時、ホームステイ宅の主が、日本人なら蟹を食べるだろうから、夜の港で蟹釣りをしようと提案してくれて、さっそく港に網をかけたら、まんまと大きな蟹が釣れました。その後すぐ丸茹でにして食べましたが、アメリカ人は気味悪がって、近寄ろうともしませんでした。それこそ、一番美味しい胴体の殻を割って「ほ〜ら」と中の蟹味噌を見せたら、ケダモノでも見るかのような怯えた形相でキッチンから逃げていきました。これまた場所が変われば、食習慣もまるで変わるものですね。しかしながら、アラスカでは日本の水産会社の大きな倉庫をよく見かけました。シロウトが港で網垂らしているだけでも、あんな簡単に立派な蟹が釣れるんですから、蟹の宝庫なんでしょうね。

こんなことを書く予定ではなかったのに、ここ数日、7/18の蟹祭りのことばかり考えていたせいで、うっかり蟹が登場してしまいました。では、何が書きたかったかというと、七夕がらみで、アラスカの満点の星がキレイだったこと、天の川(ミルキーウエイ)ってあんなにくっきりしっかりした白い帯として見えるのかと驚いたことです。地上の灯りよりも星の数の方が圧倒的に密度が濃い、天地逆転した世界は、今でも忘れられません。流れ星もばんばん流れ落ちてきて、28歳の私は願い事し放題すぎて、有り難みがなさ過ぎてなぜか無性に腹が立ったほどです。地上で地味に生きる人間が、せめてもの慰めに作った淡い楽しみ事を台無しにしてくれやがってチクショウ!と。

それにしても、都内ではまばらにしか見えない夜空の星が、実はギュウギュウに密集しているのを思い浮かべると、宇宙の中にいることを意識せざるを得ません。いつか機会があれば、また見に行きたいなぁ、満点の星を。ちなみに今日は午後から一時雨の予報ですが、その後また晴れる模様。雨上がりの澄んだ夜空に、キレイな星が見えそうですね。それでは素敵な七夕を☆(maru)