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西洋占星術では太陽=夫、火星=恋人と表す天体が別なように、算命学でも配偶者と恋人は表す星が違います。

9マスに分割された図の真ん中横一列、向かって右側にあるのが「東の星」で「恋人」を表し、向かって左の星が「西の星」で「配偶者」になります。東の星と西の星が一緒の人もいますが別の人の方が多いです。

share_tempory たとえば東の星が石門星の女性なら「社交的で友達がたくさんいて、みんなをまとめていけるような人」がタイプになります。めでたくそういう人をゲットして、いざ結婚となると夫は西の星が示します。これがもし司禄星だったら「穏やかで真面目なマイホームパパ」が夫像になります。

今まで通り広い友達付き合いを続ける夫に「結婚したなら少しは家にいてよ」とか「友達とばかり遊んでないで少しは家にいて子供の面倒を見て欲しいわ」みたいな話になります。夫は「昔は友達がたくさんいるオレがいいって言ってたのに(ブツブツ)・・・しょうがないなあ」と女性のリクエストに応えるようになって司禄星的な夫ができあがります。こうやって自分の星を投影するのですね。

東の星と西の星の関係が相剋だと違いがくっきりします。上の例の石門星×司禄星も相剋です。

私は東が鳳閣星、西が車騎星で相剋の関係ですが、恋人像は「のんびりおおらか、自然体な人」なのに夫像は「いつもシャカシャカバリバリ働き者」みたいになります。もう全然違うだろ!!って感じです。そういえば結婚したころはよく「こんな短気な人だと思わなかった」とよく言ってました私・・・夫自体は全く変わってないと思うので私の見方が変わったとしか思えません。

西の星は東の星に比べると意識しにくいので特に若いうちは夫はこんな人と算命で言われても、そんなのやだ!とピンと来ないかもしれないですね。でも自分の頭の中の夫婦像が「いつも一緒のチャーミーグリーン的夫婦(古いな・・・)」なのか「亭主元気で留守がいい」なのかわかっていると色々楽じゃないかと思ったりします。
ちなみに私は完全後者のタイプになりますね。(夏瀬杏子)